【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

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レーザー樹脂溶着技術のご紹介 導入プロセス

レーザー樹脂溶着技術のご紹介

プラスチック接合の基礎からレーザー樹脂溶着ノウハウまで、レーザー溶着に必要な情報を詳細に解説。溶着ラボにて評価実験にも対応しています。
接着剤や熱板溶着、超音波溶着など従来工法で樹脂接合・プラスチック溶着をご使用・ご検討中の方、既存の超音波溶着機などの溶着機・樹脂接合設備・レーザー溶接機の置き換えをご検討中の方、必見です。

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レーザー樹脂溶着技術のご紹介

導入プロセス

レーザー加工機(レーザー溶着機)を導入するまでには、いくつか確認すべき項目があります。
当社では、事前のレーザー樹脂溶着テストや製品による確認項目をお客様とひとつずつ解決し、レーザー溶着を安心して導入いただけるようサポートいたします。


導入までの流れ

(1) 事前テスト

対象樹脂材の「透過材」「吸収材」それぞれの平板で、材料同士の溶着適性を確認します。
 

 

(2) 試作

実際にお客様の製品形状に成型された樹脂で、強度試験や気密試験を行います。
 

 

(3) 量産

量産品(最終形状)にてレーザ溶着条件を振ってN増しサンプルを作成し、レーザ溶着安定性を確認します。

評価金型を用いた実験サービス

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Step.1 事前テスト

お客様

 

当社

目的・確認事項

テストピースのご用意

テストピース(TP)での
事前テスト

対象樹脂材(プラスチック)の「透過材」「吸収材」それぞれの平板(テストピース:TP)を材料メーカーから取り寄せ、当社へ支給いただきます。
当社では、下記実験と過去実験による知見を踏まえて、お預かりしたTP(材料)のレーザー溶着可否を判断します。

  • 透過材樹脂TPのレーザー透過率測定(簡易測定)
  • レーザー溶着を行い、レーザー照射時の溶け方や剥がし跡を観察
  • 引っ張り試験(せん断強度の測定)
  • 最適条件でのサンプル作成(10個程度)

上記実験結果をレポートにまとめて提出いたします。

実験継続判断

  • 単位面積あたりの接合強度にて、製品仕様を満たすか?
  • 単位ライン長での加工時間を元に生産タクトを満たすか?
テストピース
[テストピース]

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Step.2 試作

お客様

 

当社

目的・確認事項

試作品(成型品のご用意)

試作品での条件出し実験
評価用サンプル作成

製品形状イメージを開示いただき、過去事例からレーザー溶接に適した接合面の形状と、ワーク治具(受け/押さえ)の構造をアドバイスいたします。

成型にて試作品を製作し、ワーク治具とともに当社へ支給いただきます。(削り出し品は、レーザー溶着条件が異なるためお勧めいたしません。)
当社では、試作品を用いて最適なレーザー溶着条件を求めます。

溶着条件には、「レーザーパワー」「スキャンスピード」「照射回数」「照射軌跡パターン」「加工圧」などがあります。
過去の実験経験を活かして最適条件を見つけます。

必要に応じて、ワークの形状変更をお願いすることもあります。

ワーク治具のご用意

 

試作品での性能評価

  • 接合強度
  • ヒートショック
  • 気密性
  • 加工タクト
  • 外観、寸法 ...

レーザー溶着工法 採用可否判断

引張強度試験
[引張強度試験]
気密性試験
[気密性試験]
実験報告書
[実験報告書]
【動画】レーザー溶着したワークの試験状況
気密試験
レーザー溶着したワークの気密試験
 
 
強度試験
レーザー溶着したワークの強度試験

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Step.3 量産

お客様

 

当社

目的・確認事項

量産品での性能評価

  • 接合強度
  • ヒートショック
  • 気密性
  • 加工タクト
  • 外観、寸法
  • 条件余裕度 ...

量産品でのN増し
サンプル作成

量産品(最終形状)にてレーザー溶着条件を振ってN増しサンプルを作成し、レーザー溶着安定性を確認します。

量産条件の決定

実験設備
[実験設備]

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レーザ溶着工法読本をダウンロードする

 

 

 

ガルバノスキャニング式レーザー加工機(レーザー溶着機) VL-W1シリーズ

ガルバノスキャニング方式レーザー加工機 VL-W1シリーズ

主な特長

  • ガルバノスキャニング方式の採用
    レーザー加工装置の小型化・簡素化を実現
  • ファイバレーザー搭載
    安定した品質で樹脂のレーザー溶着が可能
  • 高性能パワーモニタ内蔵
    品質に対する安心機能
  • 専用ソフト内蔵
    初めてでも簡単操作

ガルバノスキャニング方式レーザー加工機(レーザー溶着機) VL-W1シリーズ 詳しい商品情報はこちら

レーザー溶着ラボのご紹介

パナソニックのレーザ溶着機は、愛知県春日井市にレーザー溶着ラボラトリーを構えています。
ラボでは溶着実験だけではなく、さまざまな試験にご対応できるよう評価設備を取り揃えており、高度な技術力と豊富なノウハウを持ったスタッフが皆さまのご要望にお応えできるよう、試験・評価業務にあたっています。

レーザー溶着ラボの室内風景

ラボの概要

  • 完全個室となっておりますので、開発中製品の評価もご安心してテストトライしていただけます。
  • 接合テストに合わせて、強度やリークテストのご評価をいただけるよう多彩な評価機材を保有しております。
  • 実験室とお客様のオフィスをつなぎ、リモート実験にも対応いたします。
専門の技術スタッフが評価実験をサポート レーザー溶着ラボのご紹介はこちら

販売に関するお問い合わせ

最寄の当社営業担当 担当営業所が承ります

電話 0120-998-394

技術に関するお問い合わせ

FAデバイス技術相談窓口

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受付時間 9:00 - 17:00 (12:00-13:00、当社休業日を除く)

ガルバノスキャニング方式レーザー溶着機 VL-W1シリーズ メールでのご相談はこちら


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