【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

受注終了品を探す



防爆近接センサ BGX-K(終了品)

使用上のご注意

<全機種共通>

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 本製品は、日本の厚生労働省型式検定合格品です。海外では、各国の法律および規格に適合する製品をご使用ください。

防爆に関する注意事項

・本質安全防爆センサシステムは、防爆近接センサBGX-Kシリーズ1台または2台と防爆バリアBR-G71KBR-G72K1台の組み合わせにより、型式検定を受け認定されたものです。必ず、認定された組み合わせでご使用ください。

  • 本シリーズは、本質安全防爆構造です。防爆性能は定められた条件・仕様が充分満足された状態で保証されます。これらが守られない場合には、防爆性能は失われます。
  • 厚生労働省作成の「工場電気設備防爆指針」(ガス・蒸気防爆)および「防爆構造電気機械器具型式検定ガイド(国際規格に整合した技術的基準関係)」をよく読んで、防爆の一般的事項についてご理解ください。
  • 出力の安全保持定格を厳守してください。これを超えて使用した場合には、防爆性能は保たれません。
  • 一切の改造・変更はできません。(ケーブルの延長を除く)
  • 設置場所を厳守してください。

配線

  • 防爆近接センサと防爆バリアを接続する配線は、非本安回路(一般回路)からの電磁誘導・静電誘導を受けることを防止するため、金属管・金属ダクトなどにより、独立した工事を行なってください。

  • 防爆バリアの接地端子は、必ず単独でA種接地をしてください。

<防爆近接センサ>

取り付け

  • 取り付け時の締め付けトルクは、下記の値以下としてください。

セットビスによる取り付け

  • セットビスは必ずM4以下のクボミ先を使用し、締め付けてください。

<円柱型>

型 式 名 A(mm) B(mm) 締め付けトルク
BGX-5SK 5~30 3 0.29N・m

  • 表示灯部および表示灯部の反対側にあたる箇所を避けて取り付けてください。

ナットによる取り付け

<シールドタイプ・ネジ型>

<シールドタイプ・ネジ型>

型 式 名 C部の寸法(mm) 締め付けトルク
BGX-8MK 3~10.3 5.9N・m
10.3以上 11.8N・m
BGX-8MLK 12以上 11.8N・m
BGX-12MK 3.5~13.5 10N・m
13.5以上 20N・m
BGX-18MK 4~18 45N・m
18以上 80N・m
BGX-30MK 5~21 80N・m
21以上 180N・m
BGX-12MLK 15以上 20N・m
BGX-18MLK 25以上 80N・m
BGX-30MLK 30以上 180N・m
(注1): ナットがネジ部より、はみ出さないように取り付けてください。

取り付け

  • BGX-8MLKおよびBGX-12MLKは締め付け強度アップのため、ネジが特殊形状になっています。
    機器に直接タップを切ってセンサを取り付ける場合、下穴径を下記の値以上にしてください。

周囲金属との間隔

  • センサの周囲にある金属が検出に影響を及ぼす場合がありますので、下記事項にご注意ください。

周囲金属の影響

  • 周囲に金属があると影響を受けます。以下に示す値以上の間隔をあけてください。
型 式 名 D(mm)
BGX-5SK 4.5
BGX-8MK 4.5
BGX-8MLK 8
BGX-12MK 8
BGX-18MK 20
BGX-30MK 40
BGX-12MLK 22
BGX-18MLK 45
BGX-30MLK 75

金属内への埋め込み

  • 金属の種類にもよりますが、完全に埋め込んでしまうと、検出距離が変化する場合があります。特に円柱型および非シールドタイプは、以下に示す値以上の空間をあけてください。
型 式 名 E(mm) F(mm)
BGX-5SK φ12 3
BGX-8MLK φ24 12
BGX-12MLK φ50 15
BGX-18MLK φ75 25
BGX-30MLK φ105 30

(注1):非シールドタイプは、ナットの位置により検出距離が変化する場合があります。

相互干渉について

  • 複数の近接センサを並べて使用する場合は、干渉防止のため、以下に示す値以上の間隔をあけてください。

対向配置の場合

並行配置の場合

型 式 名 G(mm) H(mm)
BGX-5SK 19 14
BGX-8MK 20 15
BGX-8MLK 60 45
BGX-12MK 35 20
BGX-18MK 70 45
BGX-30MK 115 70
BGX-12MLK 145 95
BGX-18MLK 250 165
BGX-30MLK 350 250

検出距離について

  • 仕様の検出距離は、標準検出物体に対する値です。非鉄金属を検出する場合には、下表の修正係数を乗じた値が検出距離となりますので、ご注意ください。

修正係数表

金 属 ステンレス
(SUS304)
黄 銅 アルミ
BGX-5SK 1 約0.63 約0.32 約0.30
BGX-8MK 1 約0.59 約0.32 約0.29
BGX-8MLK 1 約0.64 約0.38 約0.38
BGX-12MK 1 約0.75 約0.51 約0.49
BGX-18MK 1 約0.75 約0.50 約0.48
BGX-30MK 1 約0.69 約0.44 約0.42
BGX-12MLK 1 約0.67 約0.44 約0.43
BGX-18MLK 1 約0.68 約0.45 約0.43
BGX-30MLK 1 約0.67 約0.44 約0.43
(注1): メッキされている場合も検出距離が変わりますのでご注意ください。

防爆近接センサのケーブル延長について

  • ケーブルを延長する場合は、下記事項を厳守してください。

[0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長50mまで延長可能。]

危険場所の場合

  • 0種場所においての延長ケーブルの接続は、できません。
  • 原則として、危険場所での延長ケーブルの接続は避けてください。やむを得ず接続する場合は、1種または2種場所に限り、本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。
    接続箱を使用する場合、接続箱には端子台を設け、配線は端子台にビスで確実に締め付け、混触することのないようにしてください。

非危険場所の場合

  • この場合も原則として、本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。但し、やむを得ない場合に限り、非本安回路と共用の接続箱を使用することができますが、内部で本安回路相互、本安回路と非本安回路相互が混触、誘導のおそれがないよう、接地した金属製隔離板によって充分に隔離してください。


<防爆バリア>

取り付け

  • ビスにて取り付ける場合はM4のビスを使用し、締め付けトルクは0.78N・m以下としてください。

端子台への配線

・A種接地端子(端子No.2、3)には、必ず付属の圧着端子を使用して配線してください。また、その際は隣接する端子と接触しないように、付属の熱収縮チューブを使用してください。

適用圧着端子寸法

(単位 : mm)

Y 型 丸 型
(注1): 絶縁チューブ付のものをご使用ください。
推奨圧着端子:呼び1.25-3.0
  • 締め付けトルクは、0.29~0.49N・mとしてください。
  • 本安側(センサ)ケーブルと非本安側(一般回路)のケーブルが混触しないよう注意してください。

各部の名称と機能

  名 称 機 能
[1] OUT1動作表示灯
(橙色LED)
OUT1(センサ1)ON時点灯。
[2] OUT2動作表示灯
(橙色LED)
OUT2(センサ2)ON時点灯。
[3] 電源表示灯
(緑色LED)
通電時点灯。
[4] OUT1出力動作
切換スイッチ(注1)
OUT1の出力動作を切り換えます。
・NORM. :接近時ON
・INV. :離れてON
[5] OUT2出力動作
切換スイッチ(注1)
OUT2の出力動作を切り換えます。
・NORM. :接近時ON
・INV. :離れてON
(注1): 切換スイッチが、“NORM.”の状態でセンサが接続されていないと、出力は常時ONとなりますのでご注意ください。

保護カバーの装着

各端子の配線後は、必ず保護カバーを装着し、ビス止めをしてください。
その際のビスの締め付けトルクは、0.12N・m以下としてください。

その他

  • 必ず非危険場所に設置してください。
  • 電源投入時の過渡的状態(0.1s)を避けてご使用ください。
  • 防爆バリアの取り付けおよび取り外しは、必ず電源を切った状態で行なってください。

ページトップへ戻る

お電話でお問い合わせ
0120-394-205 [スマートフォン・携帯電話OK]受付時間 9:00-17:00(12:00-13:00、弊社休業日を除く)
WEBでお問い合わせ
  • ご相談はこちら

ページトップへ戻る

商品に関するお問い合わせ
FAデバイス技術相談窓口

0120-394-205

ダウンロード

レーザー溶着 工法読本 レーザ溶着工法読本をダウンロードする

ライフ サイエンス分野 分注工程に おける 課題解決事例 検体検査装置編 ライフサイエンス 分注工程における課題解決事例 検体検査装置編

関連情報

ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品を除く]
ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品]
ご注文・ご使用に際してのお願い(FAセンサ・システム[モータ以外])
ご注文・ご使用に際してのお願い(産業用モータ専用)