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【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
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制御機器

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LC4H電子カウンタ(DIN□48)(終了品)

使用上のご注意

カウンタ使用上のご注意(共通)

商品個別の注意事項は、各商品の「使用上のご注意」をご覧ください。

安全上のご注意 ケガや事故防止のため、以下のことを必ずお守りください。

据付、運転、保守、点検の前に、必ず取り扱い説明書や下記の使用上のご注意をお読みいただき、正しくご使用ください。
機器の知識、安全の情報、そして注意事項のすべてを習熟してからご使用ください。

[警告]取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険性が想定される場合
[注意]取り扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負うかまたは物的損害のみが発生する危険性が想定される場合

警告
  • 本製品の故障や外部要因による異常が発生しても、システム全体が安全側に働くように本製品の外部で安全対策を行ってください。
  • 燃焼性ガスの雰囲気では使用しないでください。爆発の原因となります。
  • 本製品を火中に投棄しないでください。電池や電子部品などが破裂する原因となります。
注意
  • 異常発熱や発煙を防止するため、本製品の保証特性・性能の数値に対し余裕をもたせて使用してください。
  • 分解、改造はしないでください。異常発熱や発煙の原因となります。
  • 通電中は端子に触れないでください。感電の恐れがあります。
  • 非常停止、インターロック回路は外部で構成してください。
  • 電線やコネクタは確実に接続してください。接続不十分な場合は、異常発熱や発煙の原因となります。
  • はんだ付けは確実に行ってください。不十分な場合は、異常発熱や発煙の原因となります。
  • 製品内部に液体、可燃物、金属などの異物を入れないでください。異常発熱や発煙の原因となります。
  • 電源を入れた状態では施工(接続、取り外しなど)しないでください。感電のおそれがあります。

回路上のご注意

1.カウンタ接点の保護回路

誘導負荷開閉の回路では、開閉時の逆起電圧(サージ)や突入電流(インラッシュ)により、接点の接触障害が発生する場合があります。したがって、接点保護のために下図のような保護回路の挿入をおすすめします。

  CR方式
回路例
適用 AC △※
DC
適用上の注意 負荷がリレーソレノイドなどの場合は復帰時間が遅れます。 電源電圧が24V、48Vの場合は負荷間に、100~200Vの場合は接点間のそれぞれに接続すると効果的です。
負荷がカウンタの場合c、rを通して漏れ電流が流れ込み誤動作を起こすことがあります。 ※AC電圧で使用する場合、負荷のインピーダンスがc、rのインピーダンスより十分小さいこと。 -
素子の選択 c、rの目安としては
c:接点電流1Aに対し0.5~1(μF)
r:接点電圧1Vに対し0.5~1(Ω)です。負荷の性質やカウンタ特性のバラツキなどより必ずしも一致しません。 cは接点開離時の放電抑制効果を受けもち、rは次回投入時の電流制限の役割ということを考慮し、実験してご確認ください。 cの耐圧は一般に200~300Vのものを使用してください。AC回路の場合はAC用コンデンサ(極性なし)をご使用ください。
  ダイオード方式 バリスタ方式
回路例
適用 AC ×
DC
適用上の注意 コイルに貯えられたエネルギーを並列ダイオードによって、電流の形でコイルへ流し、誘導負荷の抵抗分でジュール熱として消費させます。この方式はcr方式よりもさらに復帰時間が遅れます。 (カタログの復帰時間の2~5倍) バリスタの定電圧特性を利用して、接点間にあまり高い電圧が加わらないようにする方式です。この方式も復帰時間が多少遅れます。
素子の選択 ダイオードは逆耐電圧が回路電圧の10倍以上のもので順方向電流は負荷電流以上のものをご使用ください。 電子回路では回路電圧がそれほど高くない場合、電源電圧の2~3倍程度の逆耐電圧のものでも使用可能です。 -
2.負荷の種類と突入電流について

負荷の種類とその突入電流特性は、開閉頻度とも関連して、接点溶着を起こす大きな要因です。特に突入電流の存在する負荷の値には定常電流と共に突入電流値を測定し、選定するカウンタとの余裕度を検討しておいてください。下表は代表的な負荷と突入電流との関係を示したものです。

負荷の種類 突入電流
抵抗負荷 定常電流の1倍
ソレノイド負荷 定常電流の10~20倍
モータ負荷 定常電流の5~10倍
白熱電球負荷 定常電流の10~15倍
水銀灯負荷 定常電流の1~3倍
ナトリウム灯負荷 定常電流の1~3倍
コンデンサ負荷 定常電流の20~40倍
トランス負荷 定常電流の5~15倍

大負荷で、かつ長寿命を期待する場合は、カウンタで直接負荷を制御することは避け、リレーもしくはマグネットスイッチを介した設計をすることにより、カウンタの長寿命化を達成することができます。

3.入力の接続について(LC4H-S/ACタイプ除く)

LC4Hシリーズの電源回路は、トランスレス方式(電源端子と入力端子は絶縁されていない)になっていますので、各種信号入力の接続に際し、短絡防止のためにセンサ等入力機器の電源は、図Aのように1次と2次の絶縁された電源トランスを使用し、しかも2次側が接地されていないものをご使用ください。また、トランスの2次側でPLC等機器のF.G.ラインを接地される場合、電源などの他のラインとF.G.ラインが絶縁されていない機器があるため、図B[(3)]のように短絡状態になり商品の内部回路および入力機器が破壊しますのでご注意ください。この場合、F.G.ラインを接地せずにご使用、または絶縁タイプのタイマをご使用ください。
単巻トランス(スライダック等)をお使いになると、図Bのように短絡状態になり、カウンタ内部回路が破壊しますので使用しないでください。

4.連続通電について

カウントアップ状態で、長時間(約1ヵ月以上)連続通電しますと、内部発熱により電子部品が劣化しますので、連続して通電することは避けてください。もし、連続通電される場合はリレーと組み合わせて、下記の回路にてご使用ください。

5.漏れ電流について
  • 1.操作電源を接続する場合、カウンタに漏れ電流が流れ込まないようにしてください。有接点のみで入切する場合は問題ありませんが、図Aのように接点保護を行う場合、C、Rを通して漏れ電流が流れ込み、誤動作を起こすことがありますので、C、Rで接点保護する場合は、図Bの結線をしてください。
  • 2.また、無接点素子で直接カウンタを入切されますと、カウンタに漏れ電流が流れ込み、誤動作することがありますのでご注意ください。
6.端子結線について

端子結線は端子配列・結線図を参照の上、間違いなく確実に行ってください。特にDCタイプは有極ですから逆極性では動作しません。なお、誤結線は誤動作・異常発熱・発火などの原因となりますのでご注意ください。端子金具はY端子を推奨します。(ネジ端子タイプ)

7.操作電源の接続について
  • 1.電源電圧は、スイッチリレーなどの接点を介して一気に印加するようにしてください。
  • 2.DCタイプの操作電圧は、規定のリップル率以下としてください。また、平均電圧が許容操作電圧範囲内となるようにしてください。

代表的な簡易電源とリップル率を以下に示します。

整流方式 リップル率
単相全波 約48%
三相全波 約4%
三相半波 約17%
  • 3.電源スイッチOFFの後、カウンタ電源端子間に誘導電圧・残留電圧が加わらないようにご注意ください。(電源線を高圧線、動力線との平行配線しますと電源端子間に誘導電圧が発生する場合があります。)
8.制御出力について
  • 1.制御出力の負荷は、定格制御容量に示す負荷容量以下でご使用ください。定格以上の値で使用しますと、寿命が著しく短くなりますのでご注意ください。またトランジスタ出力タイプの場合は、トランジスタ破壊の原因になります。
9.取り付けについて
  • 1.取り付けは、専用端子台またはソケット(キャップ)を使用し、カウンタ本体の端子(ピン)に直接はんだ付けをして接続することは避けてください。
  • 2.特性を維持するため、本体カバー(ケース)は外さないでください。
10.電源重畳サージについて

電源重畳サージに対しては、標準波形(±1.2×50μs)にて、耐サージ電圧の規格値としています。(電源端子間へ正負各5回または3回印加)
なお、LC4Hシリーズの規格値については、個別の“使用上のご注意”項をご参照ください。

サージ波形[±(1.2×50)μsの単極性全波電圧]

規格値以上の外来サージが発生する場合は、内部回路が破壊することがありますのでサージ吸収素子をご使用ください。サージ吸収素子にはバリスタ、コンデンサ、ダイオードなどがあります。ご使用の際には、規格値以上の外来サージが発生していないかオシロスコープでご確認ください。

11.信号入力について

カウンタの信号入力は、入力端子を短絡・開放して信号入力する方法と、入力端子間に「H」「L」所定レベルの電圧を与えて信号入力する方法があります。
入力用センサーなどの残留電圧、入力インピーダンス、入力電圧レベルなど信号入力の条件については、各商品ごとに記載されている定格範囲内でご使用ください。

12.使用環境について
  • 1.使用周囲温度や周囲湿度については、各商品ごとに記載された定格範囲内でご使用ください。
  • 2.引火性ガス、腐食性ガスの発生するところ、ゴミやホコリの多いところ、水・油がかかるところ、振動・衝撃の激しいところでのご使用は、お避けください。
  • 3.本体カバー(ケース)、文字板などはポリカーボネート樹脂製ですから、メチルアルコール、ベンジン、シンナーなどの有機溶剤や苛性ソーダなどの強酸性物質、アンモニアなどの付着やそれらの雰囲気でのご使用は避けてください。
  • 4.ノイズの多く発生する環境下でカウンタをご使用になる場合、ノイズ発生源、ノイズがのった強電線から、入力信号機器(センサなど)、入力信号線の配線およびカウンタ本体をできるだけ離してください。
13.実負荷確認のお願い

実際に使用するに当たっての信頼性を高めるため、実使用状態での品質確認をお願いいたします。

14.その他
  • 1.定格(操作電圧、制御容量)、接点寿命、電気的寿命など仕様範囲を超えてご使用の場合、異常発熱・発煙・発火の恐れもありますのでご注意ください。
  • 2.LC2Hシリーズとエコカウントメータカウンタには、リチウム電池を内蔵しています。内蔵リチウム電池の分解・火中への投入は、人体・設備に損傷を与える恐れがありますので絶対しないでください。廃棄時には古電池と同じように、不燃物処理の扱いとしてください。
  • 3.万一、本品の不具合が原因となり、人命並びに財産に影響を与えることが予測される場合には、定格・性能の数値に対して余裕を持たれ、かつ二重回路などの安全対策を組み込んでいただくことを製造物責任の観点からもおすすめします。

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LC4Hシリーズ使用上のご注意

PDFはこちらから

1.端子結線について

  • 1.端子結線は端子配列・結線図を参照の上、間違いなく確実に行ってください。
  • 2.埋込取付としてご使用の場合、ネジ締め端子タイプをおすすめします。
    8ピンタイプは裏面端子台(AT78041)または8Pキャップ(AD8013)、11ピンタイプは裏面端子台(AT78051)または11Pキャップ(ATA4861)を使用し、本体の丸ピンに直接はんだ付けをして接続することは避けてください。
    表面取付としてご使用の場合、8ピンタイプはDINレール端子台(ATC180031)、11ピンタイプはDINレール端子台(ATC180041)をご使用ください。
  • 3.操作電源OFF後は、電源端子(2)-(7)(8ピンタイプ)、(2)-(10)(11ピンタイプ)、[1]-[2](ネジ締め端子タイプ)に誘導電圧、残留電圧が加わらないようにご注意ください。(電源線を高圧線、動力線と平行配線すると、電源端子間に誘導電圧が発生する場合があります。)
  • 4.電源電圧はスイッチリレーなどの接点を介して一気に印加するようにしてください。徐々に電源を印加しますと設定に関係なくカウントアップすることがあります。

2.入力の接続について(除くLC4H-S/ACタイプ)

電源回路はトランスレス方式(電源端子と入力端子は絶縁されていない)のため、1つの入力信号を複数のカウンタに同時入力される場合は、電源操作を独立させないでください。
図Aのようにカウンタの電源操作が独立した場合は、カウンタ内部回路の破損原因になりますので、絶対にしないでください。(図A、図B、図Cは11ピンタイプの例です。)

電源操作が独立した場合は、図Bのように入力接点またはトランジスタを別々にしてください。

電源操作が独立していない場合は、図Cのように1つの入力信号を複数のカウンタに同時入力することができます。

3.入力・出力について

  • 1.信号入力について
  • 1.有接点入力の場合

接触信頼性のよい金めっき接点のものをご使用ください。接点バウンス時間はカウント値の誤差になるため、バウンス時間の短いものをご使用ください。この場合入力1、入力2は最高計数速度は30Hz、リセットの最小入力信号幅は20msを選択ください。

  • 2.無接点入力の場合

オープンコレクタで接続してください。使用するトランジスタの特性としては、
VCEO=20V以上
IC=20mA以上
ICBO=6μA以下
のものをご使用ください。
また、トランジスタON時の残留電圧は2V以下のものをご使用ください。

短絡時インピーダンスは1kΩ以下としてください。
0Ω時、流出電流は入力1、入力2端子は約12mA、リセット入力、ロック入力端子は約1.5mA
また、開放時インピーダンスは100kΩ以上としてください。
電源電圧DC12~40Vの範囲の無接点回路(近接スイッチ、光電スイッチなど)からは、下図のようにオープンコレクタのトランジスタ以外でも信号を入力することができます。下図のような場合、無接点トランジスタQがOFFからONになるとき、すなわち信号電圧がHighレベルからLowレベルになるとき、入力されます。
  • 2.入力モードと出力モードは、ディップスイッチの設定によって変わりますので、接続の前に設定した動作モードと動作状態とをご確認ください。
  • 3.本機種は、トランスレス電源方式(AC電源入力部と入力機器入力部は非絶縁)になっていますので、各種信号入力の接続に際し、短絡防止のためにセンサ等入力機器の電源は、図Aのように1次、2次の絶縁された電源トランスを使用し、しかも、2次側が接地されていない物をご使用ください。
    2次側が接地された状態、または単巻きトランス(スライダック等)を使用された場合は、図B [(1),(2)]のように短絡状態となり、商品の内部回路が破壊しますのでご注意ください。
    また、トランスの2次側でPLC等機器のF.G.ラインを接地される場合、電源などの他のラインとF.G.ラインが絶縁されていない機器があるため、図B [(3)]のように短絡状態になり商品の内部回路および入力機器が破壊しますのでご注意ください。
    この場合、F.G.ラインを接地せずにご使用、または絶縁タイプのカウンタをご使用ください。
  • 4.入力信号は、それぞれの入力端子と共通端子(8ピンタイプは端子(1)、11ピンタイプは端子(3)、ネジ締め端子タイプは端子[6])を短絡することで印加されます。ほかの端子と接続したり、電圧をDC40V以上印加したりすると、内部回路を破壊しますので絶対にしないでください。
  • 5.トランジスタ出力について
  • 1.トランジスタ出力はフォトカプラにて内部回路と絶縁されていますのでNPN出力、PNP(等価)出力のどちらにもお使いいただけます。(下図は11ピンタイプの例です。)
  • 2.出力トランジスタのコレクタに接続してあるダイオードは、誘導負荷使用時の逆起電圧吸収用としてご利用ください。
    (LC4Hのみ)
  • 6.配線はシールド線、または単独に金属電線管を使用してできるだけ短く行ってください。
  • 7.制御出力の負荷は、必ず定格制御容量以下でご使用ください。

4.出力モードの設定

出力モードの設定は、カウンタ側面の[ディップスイッチ部]で設定ができます。ディップスイッチの設定は、カウンタの盤面取り付け前に行ってください。

5.使用条件について

  • 1.引火性ガス、腐食性ガスの発生するところや、塵埃の多いところ、油のかかるところ、振動、衝撃の激しいところでのご使用は避けてください。
  • 2.本体カバーはポリカーボネート樹脂製ですから、メチルアルコール、ベンジン、シンナーなどの有機溶剤や、アンモニア、苛性ソーダなど、強アルカリ性物質の付着やそれらの雰囲気でのご使用は避けてください。
  • 3.電源重畳サージが次の値を超えると、内部回路が破壊することがあるため、サージ吸収素子をご使用ください。
操作電圧 サージ電圧(波高値)
ACタイプ 6,000V
DCタイプ AC24Vタイプ 1,000V

サージ波形[±(1.2×50)μsの単極性全波電圧]

  • 4.外部ノイズに対しては、下記の値を耐ノイズ電圧としていますが、これ以上になりますと誤動作、内部回路破壊の原因となりますのでご注意ください。
  電源端子間 入力端子間
ACタイプ DCタイプ AC24Vタイプ
ノイズ電圧 1,500V 1,000V 600V

ノイズ波形(ノイズシミュレータ)

立上り 1ns
パルス幅 1μs,50ns
極性 ±
周期 100回/秒
  • 5.操作電圧を接続する場合、カウンタに漏れ電流が流れ込まないようにしてください。有接点のみで入切する場合は問題ありませんが、図Aのように接点保護を行う場合、C,Rを通して漏れ電流が流れ込み、誤動作を起こすことがありますので、図Bの結線をしてください。
  • 6.カウントアップ状態で、長時間(約1ケ月以上)連続通電しますと、内部発熱により電子部品が劣化しますので、連続して通電することは避けてください。もし、連続して通電される場合はリレーと組み合わせて、下記の回路にてご使用ください。

6.自己診断機能について

異常が発生したとき、下記の表示になります。

表示 内容 出力状態 復帰方法 復帰後のプリセット値

または
最小値-999または-99999を下回ったとき ※1 変化なし [RESET]キーまたはリセット入力 変化なし
ディップスイッチ設定異常 電源再投入(ディップスイッチ設定変更のこと)
CPU異常 OFF [RESET]キー入力、リセット入力または電源再投入 CPU異常直前の電源投入時の設定値
メモリ異常 ※2 0
※1.減算、指令、個別、位相差モードにおいて、計数値が最小値を下回ったとき発生。
※2.EEP-ROMの書き換え寿命に達した場合も含む。

7.CEマーキング対応について

EN61812-1に適合させる用途にご使用の場合には、以下の条件にてご使用ください。

過電圧カテゴリーIII、汚染度2
センサ用電源付タイプ)
  • 1.電源、入力出力相互間は基礎絶縁となっています。入出力端子接続する機器は基礎絶縁されたものを使用してください。
センサ用電源なしタイプ)
  • 1.カウンタは、電源トランスレス方式を採用しており、電源端子と入力信号端子は絶縁されていません。
  • 1.センサを入力回路に接続する場合は、センサ側に2重絶縁を設けてください
  • 2.有接点入力の場合は、2重絶縁されたリレーなどを使用してください。
  • 出力接点に接続される負荷は、基礎絶縁されたものを接続してください。本カウンタは、基礎絶縁を確保しており負荷の基礎絶縁と合わせて、EN/IECで要求される2重絶縁が確保できます。
  • 印加される電源はEN/IEC規格に適合した過電流保護装置(例えば250V 1AのFuseなど)により保護されているものにしてください。
  • 2.ピンタイプ取り付けは、必ず端子台、またはソケットをご使用ください。通電中は、端子部などタイマ本体に触れないでください。取り付け・取り外しの際は、すべての端子に電圧が印加されていないことを確認してください。
  • 3.タイマを安全回路に使用しないでください。例えば、ヒータ回路などにタイマを使用する場合は、機械側に保護回路を設けてください。

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施工方法

1.表面取り付けの場合

  • 1.カウンタはピンタイプをご使用ください。
  • 2.端子台を施工板上に直接もしくはDINレール上に取り付けます。(図1)
  • 3.カウンタを端子台に挿入し、フックで固定します。(図2)
  • 4.DINレール上に取り付ける場合は、端子台を密着取付してください。適当な寸法が得られます。(図3)
  • 5.端子台は、DINレール端子台8ピンタイプは(ATC180031)、11ピンタイプは(ATC180041)をご使用ください。
  • 6.機器取付レールは、ATA48011(1m)をご使用ください。

2.埋込取り付けの場合

  • 1.カウンタは、埋込専用カウンタのネジ締め端子タイプをおすすめいたします(取付枠、ゴムパッキンは、同梱されております)。
  • 2.取り付け方法について
    本体をパネル前面から角穴へ入れ、裏面から取付枠を挿入し、パネル面とのすき間が少なくなるよう押し込んでください。ネジ(2ヶ所)を均等に締め付けて、ガタツキのないことを確認してください。締め付けすぎますと枠がはずれます。そのときはネジをもどし、枠を押し込んでから締めなおしてください。
  • 3.取付時のご注意
  • 1.防水タイプとしてご使用の場合、操作部は防水構造(IEC規格IP66)となっていますがカウンタ本体とゴムパッキン、パネル面が充分密着されている様、取付枠の補強ねじを締めつけてご使用ください。(ネジ2ヶ所を均等に締め付けてガタツキのないことを確認してください。締め付け過ぎますと枠がはずれることがあります)
  • 2.パネルカバーおよびゴムパッキンをはずしての取付は、パネル面の防水性が失われますのでご注意ください。
  • 4.取りはずし方法について
     取付枠のねじをゆるめてフックを外側へ押し広げて取付枠をはずしてください。

両手の親指と人さし指でフックを外側へ押し広げながら後方に取付枠を引いてください。

  • 5.端子結線は端子配列結線図を参照の上、間違いなく確実に行ってください。
    また端子ネジの絞め付けトルクは0.8N・cm以下としてください。(ネジ締め端子タイプ)
  • 6.ピンタイプをご使用の場合、端子接続には8ピンタイプは、裏面端子台(AT78041)または8Pキャップ(AD8013)、11ピンタイプは裏面端子台(AT78051)または11Pキャップ(ATA4861)を使用し、本体の丸ピンに直接はんだ付けをして接続することは、避けてください。
  • 7.パネルカット寸法について

標準パネルカット寸法は図に示すとおりです。(パネル厚:1~5mm)

  • 8.埋込取付は、連続取付が可能ですが、取付枠の着脱が行いやすくなるため下図の寸法で穴加工することをおすすめします。
  • 9.連続取付について
    連続取付ができますが、この場合、パネル面の防水性が失われますのでご注意ください。(パネル厚:1~5mm)
    n個連続取付の場合のAの目安寸法は、

    本体をヨコに連続取付をする場合取付枠の成形ばね部が上下になるようにセットしてください。
    本体をタテに連続取付をする場合取付枠の成形ばね部が左右になるようにセットしてください。

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