【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
プログラマブルコントローラ FP0R
卓越した機能と性能を超小型サイズで提案するFP0R
NK (Nippon Kaiji Kyokai)規格
日本に本部を置く、日本海事協会の規格です。船舶に使用する自動化機器および装置は鋼船規則の規定に基いて安全性を検査し、合格すれば型式承認を得ることができます。
特長
FP0Rアナログユニットがリニューアル
性能・機能が大幅向上
●高分解能14bit(従来12bit)
高分解能化:12bit→14bit(アナログ入力、出力)高精度化:±0.6% → ±0.2%(25℃にて)でフィルム等の巻き取り装置での張力制御、巻き取り速度制御などの高精度なアナログ制御を実現します。 |
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●システムの多ch化と最適化が可能
入力最大8ch対応。システムの多チャンネル化に貢献します。
また入出力の自由な組み合わせができるため、システムの最適化が可能です。
●入力6種(アナログ入力ユニット)、出力6種のレンジを設定可能
±10V、±5V、0~+10V、0~+5V、0~20mAの5種のレンジに設定対応(入力は±100mVを含め6種、出力は4~20mAを含め6種)。
±10V対応によりモータの回転制御にも対応できます。
●従来機種との互換も簡単
ラダープログラムを変更せずに使用できる従来機種互換モードを装備。
DIPスイッチで従来機種互換モードに変更でき、分解能12bitとして動作させることが可能です。(プログラム資源の活用)
●FP0Rシリーズ以外のPLCにも使用可能
FP0H、FP-XH、FP-X0各シリーズに接続しての使用も可能です。 |
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わずか高さ90mm幅25mmのコントロールユニット。
最大3台増設しても、幅100mmです。
増設ユニット不要で多軸(4軸)制御を実現
パルス出力を4軸内蔵しているため、位置決めユニットなどの増設ユニットを必要とせず、多軸モータ制御が可能です。
充実の位置決め機能
高速カウンタ内蔵
単相6点または4点(各入力最大50kHz)、2相3点または2点(各入力最大15kHz)の高速カウンタを内蔵。
超高速演算処理
超高速80ns/ステップ(ST命令)
※0~3,000ステップまで、3,001ステップ以降も580nsと従来の1.5倍速
(注1): 増設時にはベース時間が長くなります。
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増設なし:0.2ms以下
増設あり:0.2ms以下+(1×増設ユニット数)ms |
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電池レス、全データ自動バックアップ
Fタイプ(FP0R-F32)は最新デバイス“FeRAM”を内蔵し、バックアップ電池なしで全てのデータを自動的に保持します。
● 長期休暇明けのデータ消失の心配不要。
● 海外出荷・移設の装置に対する電池交換のメンテナンス不要。
● 設備入れ替えなど遊休装置の復旧が容易。
● 週末や設備の不稼働時にはこまめな電源OFFができて省エネ。
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独立大容量コメントメモリ装備
USBツールポート標準装備
プログラミングが簡単・便利・高速に!生産効率が高くなります。
大容量プログラム
プログラム32kステップ※1 データレジスタ32kワード※1
※1 : C10/C14/C16は、プログラム16kステップ、データレジスタ12kワード。
ポジショニング
■JOG位置決め制御(命令F171)
目標値設定なしでスタート。停止入力で目標値をセットし、
減速停止を行います。 |
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■加減速の個別設定(命令F171,F172,F174で有効)
加速時間、減速時間を個々に設定可能です。 |
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■速度変更(命令F171,F172で有効)
JOG運転、台形制御中に外部信号により目標速度が変更できます。 |
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■パルス周波数測定(命令F178)
1命令で指定時間内に入力されたパルス数をカウントし、
周波数を算出します。 |
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■内蔵4軸パルス出力(トランジスタ出力タイプ)
2軸直線補間を同時に2組制御可能
複雑な速度計算やプログラムは不要。専用命令(F175)を使えば、2軸直線補間が行なえます。同時に2組の制御が行なえますので、例えばXYテーブル2台の制御も可能です。 |
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■高速カウンタ+パルス出力
ラダープログラムを組み合わせて、エンコーダからのパルス信号を高速カウンタ入力で計測し、それに従ってパルス出力の周波数を調整することで、マスタ軸に対するスレーブ軸の速度同期を行なうアプリケーションの構築も可能です。 |
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上図では、インバータで制御されるコンベア1の速度をエンコーダパルスのカウントにて計測し、その速度に合わせたパルス出力(JOG運転)をモータ(スレーブ)に出力し、コンベア2の速度を同期させています。 |
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■多点PWM出力(4ch)内蔵
FP0Rでは、パルス出力ポートをPWM出力ポートとしても使用可能です。応用例として、アナログ電圧出力としてもご利用いただけ、インバータの速度制御など行なうことが可能です。 |
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ネットワーク
■PLCリンク(MEWNET-W0)
FP0Rの他、FPΣ、FP-X、FP2/FP2SHと混在して、最大16台のPLC間にてプログラムレスで接点・データの情報共有が行なえます。 |
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■FP7 Webサーバ機能
WebブラウザからFP0Rの稼働状況の監視が可能
FP7とFP0RをRS-232Cで接続し、専用ソフトウェア(Control Web Creator)で設定することで、パソコンのWebブラウザからFP0Rの稼働状況の監視も可能となります。 |
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■RS-485シリアル通信
Modbus RTUのマスタ/スレーブ両方に対応
Eco市場での用途拡大、空調・温度・電力制御に威力を発揮 |
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●サーボモータ31軸を制御
パナソニック インダストリー製サーボモータMINAS A6シリーズとModbus RTUで接続可能。モータの制御と監視を省配線で実現します。
上位PCからModbus RTU通信にてモータの情報収集や調整などが可能です。 |
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FP0Rでのモータ制御
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従来 |
今回 |
FP0Rパルス出力 |
FP0R & MINAS A6 Modbus |
制御能力 |
50 kHz |
無制限※ |
最大制御軸数 |
4軸 |
31軸 |
※シリアル通信の為、制限がかかりません。エンコーダの分解能まで指令の高分解能化が可能です。
●最大99台まで接続可能
FPシリーズを17台以上リンクさせたい時、MEWNET-W0の代わりにModbus機能を使
えば、最大99台までリンク可能。各FP0Rがマスタ/スレーブの両方になれる為、ユーザ
プログラムでトークンを回せばマルチマスタでのリンクが構築できます。 |
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■RS-232C汎用シリアル通信
RS-232Cポート付コントロールユニットでシリアル通信にも対応
RS-232Cポートの利用で、操作表示パネルやコンピュータとダイレクトに接続できます。また、バーコードリーダなどのRS-232C機器と双方向のデータのやり取りが手軽に実現します。
※ポート部は、S.R.Gの3端子により接続します。操作表示パネルは、ツールポートによる接続も可能です。
※リレータイプ、トランジスタ出力タイプのいずれのコントロールユニットにもRS-232Cポート付きを用意。 |
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■CC-Linkスレーブユニット
オープンネットワークのCC-Linkに対応。最大16点入力/16点出力、4ワードデータ読み出し/書き込みが可能です。 |
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その他便利機能
■プログラムプロテクション
・プログラムアップロード禁止設定
ツールソフトウエアFPWINでプログラムのアップロードを任意に禁止できます。不正コピーがシャットアウトされ、お客様の大切なプログラムを守ります。パソコンでオリジナルプログラム管理をされる方に最適。 |
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・8桁パスワード
アルファベット大文字小文字&数字を入力できるので、組み合わせは約218 兆通り。3回連続入力ミス後は一旦電源のリセットが必要です。
FP0Rからプログラムのアップロードを想定される方には最適。 |
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■リアルタイムクロック内蔵(Tタイプのみ)
年・月・日・時・分・秒のデータが扱えます。定期的な生産情報・稼働状況のモニタリングや、エラー情報の履歴管理に時計データを紐付けできます。 |
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■割り込み入力
スキャンタイムに関係なく高速に入力信号を取り込み、割り込みプログラムを瞬時に実行できます。高精度の位置決め制御や不良排出のバルブ制御などに有効です。X0~X7を割込み入力に指定可能。
(C10のみX0-X5) |
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■パルスキャッチ
10μsの短いパルス入力を取込めます。小さな部品の検出などを行うセンサ信号の取込みに便利です。 |
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■デバック
トレース機能により、接点のON/OFF状態やデータの変化を1スキャンごとに記録し、プログラミングソフトウェアControl FPWIN GR7のタイムチャートでグラフ表示できます。 |
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■アナログユニット
アナログユニットがリニューアル。アナログ入力4ch、8chの2機種、アナログ出力4ch、アナログ入出力 入力2ch/出力1ch、入力4ch/2ch出力の2機種、合計5機種をラインアップ。コンパクトボディで14bitの高分解能と±0.2%(25℃にて)の高精度を実現しました。 |
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■温度調節
・PID命令(F356 EZPID)により、難しいと思われていたPLCによる温調プログラムをたったの1行で記述できます。
・総合精度±0.8℃(K,J,Tレンジ)4chタイプ、8chタイプの2機種を用意。最大3ユニット接続で24chまでの高精度・多点PID制御が可能です。 |
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■フラッシュROMデータ保存(命令F12、P13)
電気的にデータが書き換えでき、電圧供給なしでデータ保持できるフラッシュROMをFP0R全機種に内蔵。各種設定値、生産実績など命令P13で書込んで保存。必要時は命令F12で読出せます。 |
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■RUN中プログラムダウンロード(コメント書込み可能)
FP0RがRUNモードで設備が稼働中であっても、オフラインで編集したプログラムを丸ごとFP0Rへダウンロードできます。コメントも同時に書き込めます。プログラムの入れ替えで生産を止める必要はありません。 |
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動画ライブラリ
PLCによる位置決め制御と熱電対アナログ制御デモ
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PLCを利用したコンベアの位置決め制御と、熱電対アナログ制御のデモンストレーション等がご覧いただけます。
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