【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
防爆ビームセンサ BRX(終了品)
本商品は受注を終了いたしました。 代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
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2019年09月30日 |
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使用上のご注意
<全機種共通>
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 本製品は、日本の厚生労働省型式検定合格品です。海外では、各国の法律および規格に適合する製品をご使用ください。
防爆に関する注意事項
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本質安全防爆センサシステムは、防爆ビームセンサ1台と防爆バリア1台の組み合わせにより、型式検定を受け認定されたものです。必ず認定された組み合わせでご使用ください。 |
- 本シリーズは、本質安全防爆構造です。防爆性能は定められた条件・仕様が充分満足された状態で保証されます。
これらが守られない場合には、防爆性能は失われます。
- 厚生労働省作成の「工場電気設備防爆指針」(ガス・蒸気防爆)および「防爆構造電気機械器具型式検定ガイド(国際規格に整合した技術的基準関係)」をよく読んで、防爆の一般的事項についてご理解ください。
- 出力の安全保持定格を厳守してください。これを超えて使用した場合には、防爆性能は保たれません。
- 一切の改造・変更はできません。(ケーブルの延長を除く)
- 設置場所を厳守してください。
配線
- 防爆ビームセンサと防爆バリアを接続する配線は、非本安回路(一般回路)からの電磁誘導・静電誘導を受けることを防止するため、金属管・金属ダクトなどにより、独立した工事を行なってください。
- 防爆バリアのアース端子(2、3番)は、必ず単独でA種接地をしてください。
- 防爆バリアの出力には、短絡保護回路が装備されていません。電源あるいは容量負荷を直接接続しないでください。
<防爆バリア>
一般的注意事項
- 必ず非危険場所に設置してください。
- 電源投入時の過渡的状態(約100ms)を避けてご使用ください。
取り付け
- ビスにて取り付ける場合はM4のビスを使用し、締め付けトルクは0.78N・m以下としてください。
端子台への配線
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A種接地端子(端子No.2、3)は、必ず圧着端子(呼び2-3)を使用して配線してください。 |
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防爆ビームセンサBRX-LS200Kと防爆バリアBR-C8を配線する際は、必ず絶縁被覆付圧着端子(付属品)を使用してください。また、保護構造IP20を保つために接続の有無を問わず、下段端子台には必ず短絡防止板(付属品)および絶縁被覆付圧着端子(付属品)を装着してください。 |
適用圧着端子寸法
(単位 : mm)
Y 型 |
丸 型 |
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(注1): |
絶縁チューブ付のものをご使用ください。 推奨圧着端子:呼び1.25-3.0(端子No.2、3は呼び2-3) |
- 締め付けトルクは、0.25~0.49N・mとしてください。
- 端子台が上下に分かれていますので、先に下側より結線してください。
- 本安側(センサ)ケーブルと非本安側(一般回路)のケーブルが混触しないよう注意してください。
保護カバーの装着
- 各端子の配線後は、必ず保護カバーを装着し、ビス止めをしてください。
その際のビスの締め付けトルクは、0.12N・m以下としてください。
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<防爆ビームセンサ>
取り付け
- 締め付けトルクは、1.17N・m以下としてください。
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BRX-LS200Kの場合
- センサ取付金具を接地された金属フレームに取り付けることによって、センサの金属製容器を接地してください。センサ取付金具を使用しない場合は、センサの接地端子を使ってセンサの金属製容器を接地してください。
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センサ取付金具(付属品)を使用する場合は、必ずMS-RX-3をご使用ください。 |
防爆ビームセンサのケーブル延長について
- ケーブル長タイプまたは中継コネクタタイプおよび接続ケーブルを用意していますので、そちらをお求めください。やむを得ずお客様にてケーブル延長される場合は、下記事項を厳守してください。
[0.5mm2以上、定格600V以上のケーブルにて全長100mまで延長可能。]
危険場所の場合
- 0種場所においての延長ケーブルの接続は、できません。
- 原則として、危険場所での延長ケーブルの接続は避けてください。やむを得ず接続する場合は、1種または2種場所に限り、本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。
接続箱を使用する場合、接続箱には端子台を設け、配線は端子台にビスで確実に締め付け、混触することのないようにしてください。
非危険場所の場合
- この場合も、原則として本安回路専用の接続箱または接続箱と同等の機能を持つ接続器具を使用してください。但し、やむを得ない場合に限り、非本安回路と共用の接続箱を使用することができますが、内部で本安回路相互、本安回路と非本安回路相互が混触、誘導のおそれがないよう、接地した金属製隔離板によって充分に隔離してください。
偏光フィルタ付・ミラー反射型 (BRX-PRVM3、BRX-PRV500)について
- 偏光フィルタ付・ミラー反射型は、原理上透明フィルム越しに鏡面体・光沢物体を検出すると、透明フィルムで光が偏光され、安定した検出ができない場合があります。
その場合は、次のような対策を行なってください。
検出物体の例
- 透明ラップで包装された缶。
- ラミネート加工されたアルミシート。
- 金・銀(鏡面)色のラベルや包装紙。
対策
- センサを、角度を付けて取り付ける。
- 感度を下げる。
- センサを検出物体から遠ざける。
BRX-LS200Kの注意事項
- 検出物体の移動方向に対するセンサの取付方向にご注意ください。
- 鏡面体(アルミ箔や銅箔など)および鏡面体に近い物体(ツヤのある塗装面やコーティング面)を検出する場合、少しの角度変化により検出できなくなる場合がありますので、ご注意ください。
- センサ下面に鏡面体があると動作が不安定になる場合がありますので、その場合はセンサを傾けてご使用ください。
- 検出物体の背景に鏡面体や鏡面体に近い物体がある場合、背景物体のわずかな角度変化により誤動作する可能性がありますので、その場合はセンサを傾けて取り付け、実際の検出物体で動作確認をしてください。
- 近距離(50mm未満)は、検出が不安定な領域ですので、使用しないでください。
自己診断出力について
- 自己診断機能は、ホコリなどの汚れや光軸ズレなどによる入光量の減少を自己診断し、出力する機能です。
[1] |
安定検出時には出力トランジスタが“OFF”状態になっています。 |
[2] |
検出出力が反転したときに安定入光レベル、安定非入光レベルに達しなければ“ON”します。また自己診断出力は、検出出力が入光から非入光(遮光)に反転するタイミングで切り換わります。 (出力動作切換スイッチには影響されません。) |
[3] |
非入光(遮光)不足の場合、自己診断出力が“ON”するタイミングにはズレが生じます。 |
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