CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C
繰り返し精度10μm※で安定検知する CMOSレーザセンサ、誕生。
※HG-C1030(-P)の場合
2018年5月 IO-Link対応タイプをラインアップしました。
>>[IO-Link対応]CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C1000L
動画ライブラリ
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 厚み・段差・3点平坦度の測定へのご提案! 非接触のマイクロレーザ測距センサ HG-Cシリーズを使用して部品の厚み・段差・3点平坦度を測定する簡単測定パッケージご紹介動画へ
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新しい光学系の採用でコンパクトに。10μmを安定検知するCMOSレーザセンサ、HG-Cシリーズ。
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特長
0~+5Vのアナログ電圧出力・4~20mAのアナログ電流出力を搭載※2
測距センサで測定値を規定
・ 直線性:±0.1%F.S.※1
・ 温度特性:0.03%F.S./℃
※1 : HG-C1030(-P)/HG-C1050(-P)/HG-C1100(-P)の場合
mm単位での数値表示だけでなく、アナログ出力としても取り出し可能。
PLC + アナログユニットに取り込めば、各種演算や測定値の蓄積(ロギング)も可能です。 |
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※2 : 2016年6月生産分より、アナログ電流出力も選択できるようになりました。
<コンパクト>
業界最小クラス※の形状で実現したCMOSレーザセンサ
※2022年7月現在、当社調べ
内部にミラーを設置した新しい光学系を設計
一般的に受光部と受光素子(CMOS)との光路長を長くすることで、より高精度で
安定した測定値を取得できますが、その一方でセンサの奥行方向が長くなりボ
ディの形状が大きくなってしまいます。HG-Cシリーズでは、内部にミラーを設置した新しい光学系を設計し、奥行方向の短寸化と変位センサ並みの高精度測定を両立させています。
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ボディを歪みや温度から守るアルミダイカストケースを採用
軽さと強度を兼ね備えたアルミダイカストケースを採用。コンパクトながら堅
牢なボディにより、ケースの歪みや温度による測定精度の不安定要素を軽減します。
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<圧倒的な安定検出>
1/100mmオーダーの高精度検出を実現※
※HG-C1030(-P)の場合
高精度CMOSイメージセンサ&独自アルゴリズムを搭載
変位センサにも用いられる高精度CMOSイメージセンサと、変位センサで培った当社独自のアルゴリズムにより、従来の距離設定反射型センサにない1/100mmオーダーの高精度測定を実現しました。 |
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便利な機能を装備
ティーチング機能
通常検出モード
[2点ティーチング]
基本的なティーチング方法です。
ティーチングを行なった2点の中間に、自動でしきい値が設定されます。 |
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[リミットティーチング]
微小物体や背景物体がある場合に便利なティーチング方法です。
<背景物体を基準とする場合> 背景物体よりセンサ側に検出物体がある場合に、検出するしきい値が設定されます。検出物体のサイズが変わる際に便利な機能です。 |
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<検出物体を基準とする場合> 検出物体を基準に背景物体側にしきい値が設定されます。背景物体までの距離が離れている場合に使用します。 |
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ウィンドウコンパレータモード
検出物体のある状態で“TEACH”キーを押すだけで、簡単にしきい値が設定できます。また、2つのしきい値の範囲内をOK、範囲外をNGとする判定が、1出力でできます。
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検出物体の基準面との距離に対し上限値と下限値を設けて、上下限の範囲内で判別させたいときに使用します。
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2点のティーチングを行ない、しきい値範囲を設定する方法です。
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3点(検出物体A、B、C)のティーチングを行なうと、自動で基準点が小さい値順(基準点1、2、3)に並び換えられ、基準点1と基準点2の中間にしきい値、また基準点2と基準点3の中間にしきい値を設定し、しきい値範囲を設定する方法
です。
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立ち上がり微分モード/立ち下がり微分モード
緩やかな測定値の変化をキャンセルし、急激な変化のみを検出したいときに使用します。しきい値は、しきい値微調整機能で設定できます。
タイマ設定機能
「オフディレイタイマ」、「オンディレイタイマ」、「ワンショットタイマ」、「タイマなし」からタイマ動作を設定できます。タイマ時間は、5ms固定です。
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オフディレイタイマ
<機能> 出力信号を5ms延長します。
<用途> 接続機器の応答時間が遅く、検出時間がそれを満足しない場合に最適です。
オンディレイタイマ
<機能> 検出時から5ms間の出力信号を無効にします。
<用途> 短時間の信号を無効にしたい場合や、時間差での制御が必要なときに便利です。
ワンショットタイマ
<機能>検出時から5ms間のみ出力信号を出します。
<用途> 接続機器の入力条件により、信号時間が一定でなくてはならない場合に最適です。また、短時間の信号を必要な時間幅に延長したいときにも有効です。
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ゼロセット機能
測定値を強制的に“ゼロ”にする機能です。ゼロ点を任意に決めることができます。検出物体の高さを基準値に、その公差を測定する場合や、段差を測定するときに便利です。 |
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※ゼロセット機能有効時はゼロセット表示灯(黄色)が点灯します。
※ピーク・ボトムホールド機能が有効時にゼロセット機能を実行すると、ホールドされている測定値はリセットします。
※表示設定がオフセットのときは、ゼロセット機能を設定することができません。 |
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外部入力設定機能
外部入力線に、「ゼロセット機能」、「ティーチング機能」、「投光停止機能」、「トリガ機能」の4つの機能から1つを選んで割り付けることができます。 |
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表示設定機能
検出物体の移動方向に対する表示方法を、「通常」、「反転」、「オフセット」の3種類から選べます。
例:HG-C1050(-P) |
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ピークホールド機能/ボトムホールド機能
ピークホールド機能またはボトムホールド機能を装備しています。
ピークホールド機能は、機能有効時に測定値の最大値をホールドし、ホールド値を表示および出力します。
また、ボトムホールド機能は、機能有効時に測定値の最小値をホールドし、ホールド値を表示および出力します。
※ピークホールド機能とボトムホールド機能を同時に設定することはできません。
※ピークホールド機能またはボトムホールド機能を設定しているときにゼロセット機能を実行すると、ホールドされた測定値がリセットします。
しきい値微調整機能
測定画面中に、しきい値の微調整ができます。ティーチング後もしきい値の微調整ができます。
キーロック機能
設定した条件が誤って変更されないように、キー操作を受け付けなくすることができます。
※その他の機能および各機能の設定手順については、「使用上のご注意 PROモード設定」をご参照ください。
動画ライブラリ
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HG-Cの動作を動画でご紹介いたします。
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