【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
デジタルレーザセンサ LS-400
使用上のご注意
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このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず製品付属の取扱説明書をお読みください。 |
- 本製品は人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
- 製品付属の取扱説明に記載されている以外の方法で操作しないでください。
規定した 以外の手順による制御や調整は、危険なレーザ放射の被ばくをもたらす可能性があります。
レーザ光に関する注意事項
- 本本製品は、IEC/EN/JIS/GB/KS規格およびFDA規則※のクラス2(LS-H□(F)-Aはクラス1)レーザ製品です。
- 周辺が暗い環境を含むビーム内の連続的な観察は避けてください。
- 望遠光学系など、光学機器を用いてビームを見ないでください。
- 本製品には、下記内容のラベルが取り付けられています。ラベルの内容に従ってお取り扱いください。
また、各製品には適合している規格に応じたラベルが同梱されております。
必要に応じ、製品上または製品近くに貼ってご使用下さい。
注)FDA証明・識別ラベルの上には他のラベルを貼らないでください。
※本製品はLaser Notice No.56 規定に従い、IEC 60825-1 Ed.3 への準拠を除き、FDA規則(FDA 21 CFR 1040.10 および1040.11)に準拠します。
レーザ製品の安全基準
- レーザ製品によって使用者に障害が発生するのを未然に防止することを目的として、IEC規格、EN規格、JIS規格、GB規格、KS規格、FDA規則ではそれぞれ次の基準が制定されています。
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IEC |
: IEC 60825-1:2014 |
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EN |
: EN 60825-1:2014/A11:2021 |
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JIS |
: JIS C 6802:2014 |
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GB |
: GB 7247.1-2012 |
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KS |
: KS C IEC 60825-1:2014 |
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FDA |
: PART 1040.10、1040.11(Laser Notice No.56適用) |
この基準ではレーザの危険度に応じてレーザ製品をクラス分けし、各クラスごとに実行すべき安全予防対策を定めています。上記規格に基づき、LS-H□(F)シリーズはクラス2、LS-H□(F)-Aシリーズはクラス1のレーザ製品に該当します。
クラス分け |
概 要 |
クラス1 |
合理的に予見可能な運転条件下で安全であるレーザ。 |
クラス2 |
まばたきなどの嫌悪反応(回避行動)によって目が保護される400nm~700nmの波長範囲の可視光を放出するレーザ。 |
(注):予期せぬ故障が生じた場合には危険な放射が生じる可能性がありますので、安全に注意してください。
レーザ光の安全方策について
- レーザ製品を安全に使用するために、各規格において「レーザ製品の安全基準」が規定されています。ご使用になる前に内容をご確認ください。
各部の名称(アンプ)
スポット調整ボリウムについて[LS-H21□、LS-H22□のみ]
- LS-H21□、LS-H22□には、スポットの形状を調整できるボリウムを装備しています。
スポット調整ボリウム |
内容 |
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検出したい距離でスポット調整ボリウムを左右に回して、スポットの形状を調整してください。
但し、過大な力で回し過ぎると、ボリウムが破損しますので、ご注意ください。 |
取り付け
アンプ
<アンプの取り付け方法>
(1) |
取り付け部後部を35mm幅DINレールにはめ込みます。 |
(2) |
取り付け部後部を35mm幅DINレールに押さえ付けながら、取り付け部前部を35mm幅DINレールにはめ込みます。 |
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<アンプの取り外し方法>
(1) |
アンプを持ち、前方に押し付けます。 |
(2) |
前部を持ち上げれば、外すことができます。 |
(注1): |
アンプを前方に押し付けずに前部を持ち上げると、取り付け部後部のツメが折れますのでご注意ください。 |
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<センサヘッドの装着>
(1) |
センサヘッドコネクタ部を挿入口より、“カチッ”と音がするまで挿入します。 |
(2) |
コネクタにカバーをかぶせます。 |
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センサヘッド
- 締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。
- センサヘッドを水平方向または垂直方向に取り付ける場合、下図(1)のように反射ミラーも水平方向または垂直方向に取り付けてください。
センサヘッドを水平方向または垂直方向に取り付けても、下図(2)のように反射ミラーを傾けて取り付けると、反射量が低下して不安定な検出になります。
正しい取り付け方法[図(1)]
センサヘッドを水平方向または垂直方向に取り付けて、それに対し反射ミラーも水平方向または垂直方向に取り付ける場合 |
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間違った取り付け方法[図(2)]
センサヘッドを水平方向または垂直方向に取り付けて、それに対し反射ミラーを傾けて取り付ける場合 |
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ライン反射用レンズアタッチメント(LS-MR1)について
- 長距離ライン反射タイプLS-H22□に装着しているライン反射用レンズアタッチメントLS-MR1は取り外すことができます。
LS-MR1を取り外して使用すると長距離スポット反射タイプLS-H21□と同等の性能になります。また、LS-H21□に別売のLS-MR1を装着することができ、LS-H22□と同等の性能になります。
- レンズ部には、ホコリ、ゴミ、水、油、油脂などを付着させないでください。
- LS-MR1に必要以上の力を加えて反らさないでください。破損する場合があります。
取り外し方法
(1) |
センサヘッド上部の固定用ミゾにドライバを差し込みます。 |
(2) |
(1)の状態でドライバを傾けて、LS-MR1を取り外します。 |
装着方法
(1) |
LS-MR1の固定用ツメは、上部と下部では大きさが異なります。ご確認後、LS-MR1上下部の固定用ツメをセンサヘッド上下部の固定用ミゾにはめ込みます。 |
(2) |
取り付け後、LS-MR1が確実にセンサヘッドに固定されていることをご確認ください。 |
配線
- 配線作業や連結作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損の恐れがありますので、ご注意ください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
- 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損の恐れがありますので、ご注意ください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- 直流電源には、必ず絶縁トランスをご使用ください。オートトランス(単巻トランス)をご使用になると、本体や電源を破損することがあります。
- コネクタタイプLS-401(P)、LS-403に使用するケーブルには、必ず別売のワンタッチケーブルをご使用ください。また、ケーブル延長をする場合は、0.3mm2以上のケーブルにて全長100mまで可能です。但し、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
その他
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
- U-LGモードは他のモードに比べ感度が高いため、外乱ノイズの影響を受けやすくなっています。使用環境をご確認の上、ご使用ください。
- 屋外で使用しないでください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
- 製品の分解修理・改造などは、絶対にしないでください。
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