【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

受注終了品を探す



超薄型セーフティライトカーテン[Type2 PLc SIL1] SF2C

使用上のご注意

自己診断機能

  • 本装置は、自己診断機能を装備しています。
  • 電源投入時およびテスト入力がOFFからONになった後に自己診断を実施します。
  • 異常が発見された場合は、その時点でロックアウト状態となり、制御出力(OSSD)およびロックアウト出力(SSD)がOFFに固定されます。
  • 安全保持のために1日1回以上、本装置の遮光状態を点検してください。
  • 自己診断を実施しないと予期せぬ異常の発見が遅れ危険度が高まり、本装置が誤作動し死亡または重傷を負うおそれがあります。

ページトップへ戻る

テスト入力機能

  • 投光器の光が入光している状態で受光器の制御出力(OSSD)を強制的にON/OFFさせ、正常に動作していることをチェックする機能です。
  • テスト入力線(桃)の配線により、ON/OFFの選択ができます。
テスト入力線(桃) テスト
入力
制御出力
(OSSD)状態
ロックアウト出力
(SSD)状態
開放 無効 ON ON
PNP出力タイプ:+Vへ接続
NPN出力タイプ:OVへ接続
有効 OFF ON
  • テスト入力有効時は、制御出力(OSSD)がOFFとなります。本機能を用いることにより不要な外来ノイズによる誤動作や制御出力(OSSD)の異常を装置側でも確認することが 可能となります。
  • テスト入力線(桃)を開放すると通常動作に復帰します。

<タイムチャート>

タイムチャート
  • テスト入力機能は、SF2Cシリーズを設置している機械を停止させる目的で使用しないでください。死亡または重傷を負うおそれがあります。

ページトップへ戻る

ロックアウト機能

ロックアウト出力(SSD)

  • ロックアウト出力(SSD)は、正常動作時ONし、ロックアウト時OFFします。

<タイムチャート>

タイムチャート
(注): 投光器がロックアウトした場合、投光器の光が受光器に入光すると、ロックアウト情報が受光器に通信され、ロックアウト出力(SSD)がOFFします。

ロックアウト解除機能

  • 本装置がロックアウト状態から通常動作へ復帰するための機能です。本装置が全光軸入光状態かつ本装置の異常が排除されている状態で「テスト入力機能」を使用すると、本装置は通常動作へ復帰します。

<タイムチャート>

ページトップへ戻る

干渉防止機能

  • セーフティライトカーテン1・投光器の干渉防止出力線(緑)とセーフティライトカーテン2・投光器のテスト入力線(桃)を接続し、セーフティライトカーテン1・受光器の周波数設定入力線(灰)を開放、セーフティライトカーテン2・受光器の周波数設定入力線(灰)を+Vへ接続すると干渉防止機能が有効になります。

ページトップへ戻る

大型アプリ表示灯機能

  • 大型アプリ表示灯入力線(橙)の配線により、大型アプリ表示灯の点灯/消灯の選択が可能です。
大型アプリ表示灯入力線(橙) 大型アプリ表示灯の動作
PNP出力タイプ:+Vへ接続
NPN出力タイプ:OVへ接続
橙色点灯
開放 消灯

<タイムチャート>

タイムチャート
(注): 投光器の光が受光器に入光すると、受光器の大型アプリ表示灯が点灯 します。

ページトップへ戻る

  • 本装置を「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格、規制をご参照ください。
  • 本装置を日本国内でプレス安全用として使用しないでください。日本国内で使用するプレス機械・シャー(紙断裁機)にはSF4B--01V2〉をご使用ください。
このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず取扱説明書をお読みください。
出荷時に投・受光器で調整してありますので、投光器と受光器は同じシリアルNo.の組み合わせでご使用ください。シリアルNo.は、投光器および受光器の銘板に表記されています。(型式名の下側)

  • 必ず、安全のため始業点検を行なってください。
  • 本装置は非常停止装置により、動作サイクルの途中で急停止できない機械には、使用しないでください。

ページトップへ戻る

その他

  • 本装置は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 本装置は、AGVなどの移動体設備には使用しないでください。
  • 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 本装置は樹脂ボディとなりますので、長手方向の寸法は、伸縮に配慮願います。取付穴加工をされる場合には、現物でご確認ください。

各部の名称と機能

投・受光器共通

名 称 機 能
大型アプリ表示灯
(橙色)
大型アプリ表示灯入力有効時:点灯
大型アプリ表示灯入力無効時:消灯
周波数設定表示灯
(橙色)〔FREQ〕
周波数1設定時:消灯
周波数2設定時:点灯
異常表示灯
(黄色)〔FAULT〕
通常動作時:消灯
ロックアウト時:点滅または点灯
投光器
名 称 機 能
動作表示灯
(緑色)〔POWER〕
動作時:点灯
テスト入力有効時:消灯
テスト表示灯
(赤色)〔TEST〕
テスト入力有効時:点灯
テスト入力無効時:消灯
受光器
名 称 機 能
OSSD表示灯
(赤色/緑色)〔OSSD〕
制御出力(OSSD)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD)ON時:緑色点灯
不安定入光表示灯
(橙色)〔STB〕
安定入光時(入光量150%以上): 消灯
〔制御出力(OSSD)ON〕
不安定入光時(入光量100~150%): 点灯
〔制御出力(OSSD)ON〕
遮光時(入光量100%未満)(注1): 消灯
〔制御出力(OSSD)OFF〕
(注): 本体には、〔 〕内の名称が表記されています。
(注1): 遮光時とは、検出領域内に遮光物が存在する状態をいいます。

ページトップへ戻る

光沢面の影響

  • 本装置を設置する箇所に光沢面が存在する場合は、光沢面からの反射光が受光器に入光しないように本装置を設置するか、もしくは光沢面を加工(塗装・マスキング・粗面処理・材質の変更など)するかの対策を行なってください。光沢面への対策を行なわない場合、本装置が検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 金属製の壁、床、天井、ワークなどやカバー、パネル、ガラスなどの光沢面(光の反射率が高い面)から以下に示す距離A以上離して本装置を設置してください。

側面図
上面図
形式名 A
SF2C-H□ 0.32m

ページトップへ戻る

検出領域

  • 機械の危険部へ到達するには、必ず検出領域を通過する構造にしてください。また、機械の危険部で作業をする場合は、人体の一部もしくは全部が、検出領域内に残る構造にしてください。人体が検出されないと、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
  • 1つの投光器(受光器)に対向して複数の受光器(投光器)を接続することはできません。

正しい検出領域の設定例

正しい検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

ページトップへ戻る

安全距離

  • 安全距離を正確に計算し、機械の危険部と本装置の検出領域との間に、必ず安全距離以上の間隔をあけて設置してください。(計算式については、最新の規格にてご確認ください。)安全距離 の計算方法を間違えた場合や、充分な間隔をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 実際にシステム設計をする前には、本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。
  • 人体が本装置の検出領域に垂直に侵入(通常)するとき、次に示す計算式を使用して安全距離を算出します。侵入方向が垂直ではないときは必ず関連規格(地域、機械の規格など)をご確認ください。

安全距離
EN ISO 13855 / ISO 13855 / JIS B 9715の場合

検出領域に対して進入方向が垂直の場合
<最小検出物体がø40mm以下の場合>

• 計算式(1) S=K×T+C

S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。
T: 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4C:本装置の応答時間(s)
C: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)
安全距離Sを算出するときには、下記のように5つの場合分けがあります。
まず、前記計算式にK=2,000(mm/s)として計算します。そのときの計算結果を1)S<100、2)100≦S≦500、3)S>500の3つの場合分けをします。計算結果が3)S>500になった場合は、もう一度前記計算式にK=1,600(mm/s)として再計算します。そのときの計算結果を4)S≦500、5)S>500の2つの場合分けをします。詳細については、取扱説明書をご参照ください。
本装置を「PSDIモード」で使用する場合は、適切な安全距離Sを算出する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格・規制をご参照ください。

<最小検出物体がø40mmより大きい場合>

• 計算式(1) S=K×T+C

S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 人体または物体の侵入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。
T: 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF2C
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF2C:本装置の応答時間(s)
C 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)

ANSI B11.19の場合

• 計算式(2) S=K×(TS+TC+TSF2C+Tbm)+Dpf

S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 侵入速度[OSHAによる推奨値は、63(inch/s)≒1,600(mm/s)]です。
侵入速度Kは、ANSI B11.19では定義されていません。適用するKの値を決定する際には、オペレータの身体能力を含むあらゆる要因を考慮してください。
TS: 最終的に停止する制御要素(エアバルブなど)から測定した機械の停止時間(s
TC: 機械のブレーキを作動させるのに要する機械制御回路の最大応答時間(s)
TSF2C: 本装置の応答時間(s)
Tbm: ブレーキモニタにより許容される追加停止時間(s)
機械がブレーキモニタを装備している場合は、下記 計算式となります。
Tbm=Ta-(TS+TC)
Ta:ブレーキモニタ設定時間(s)
機械がブレーキモニタを装備していない場合は、(TS+TC)の20%以上を追加停止時間とすることをお奨めします。
Dpf: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
Dpf=61.2mm(SF2C-H□)、
23.8mm(SF4C-F□)
[Dpf=3.4×(d-0.276)(inch)≒3.4×(d-7)(mm)
d:最小検出物体の直径0.985(inch)≒25(mm)(SF2C-H□)]

ページトップへ戻る

セーフティライトカーテン選択ガイド

セーフティライトカーテン選択ガイド

二者択一の質問に答えるだけで、用途やご使用条件に適したセーフティライトカーテンを選択していただけます。

お電話でお問い合わせ
0120-394-205 [スマートフォン・携帯電話OK]受付時間 9:00-17:00(12:00-13:00、弊社休業日を除く)
WEBでお問い合わせ
  • ご相談はこちら

ページトップへ戻る

商品に関するお問い合わせ
FAデバイス技術相談窓口

0120-394-205

ダウンロード

レーザー溶着 工法読本 レーザ溶着工法読本をダウンロードする

ライフ サイエンス分野 分注工程に おける 課題解決事例 検体検査装置編 ライフサイエンス 分注工程における課題解決事例 検体検査装置編

関連情報

ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品を除く]
ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品]
ご注文・ご使用に際してのお願い(FAセンサ・システム[モータ以外])
ご注文・ご使用に際してのお願い(産業用モータ専用)