【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
非接触式セーフティドアスイッチ SG-P
使用上のご注意
・ |
このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず取扱説明書をお読みください。 |
- システム全体の安全性、および設置される国・地域の規格の適合については、お客様の責任において対応をしてください。
機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者について
- 機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者は、本製品の設置や使用に関する法令を遵守し、また、取扱説明書に含まれる設置および保守点検指示事項に従ってください。
- 本製品が当社の意図された通りに機能し、本製品を含むシステム装置が安全基準に準拠するかどうかは本製品の適切なアプリケーション・設置・保守点検および操作方法に依存します。機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者は、これらの項目について責任があります。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 本製品は非常に低電力の無線製品です。日本のラジオ法に基づきます。本製品を日本で使用する場合、ラジオ局の免許を取得する必要はありません。
- 本製品の近くで、強い電磁波を出す機器を使用しないでください。
- 本製品に使用する電源を他の機器が共用した場合、機器から発生したノイズの影響などを本製品が受ける場合があります。本製品に使用する電源は、他の機器と共用しないでください。
- 本製品のスイッチ本体は、電源ユニットおよびセーフティコントローラなどの安全機器への接続が必要になります。
電源ユニットおよびセーフティコントローラは、別途ご用意ください。
- 本製品に使用する電源ユニットは、以下に示す項目を満足させてください。
- 使用する地域で認定されている電源ユニット
- 定格出力電圧が24V DC+10-20%、リップルP-P10%以下の電源ユニット
- RE指令に適合したSELV(安全特別低電圧) / PELV(保護特別低電圧)の電源ユニット(CEマーキング適合が必要な場合)
- UL508で定義されるクラス2対応、または制限電圧電流回路の出力特性要求を満たす電源ユニット
- 1次回路と2次回路の間で、強化絶縁または二重絶縁を適用している電源ユニット
- 市販のスイッチングレギュレータを使用するときは、フレームグランド(F.G.)端子を接地する
- 出力保持時間が20ms以上の電源ユニット
- サージが発生するときは、発生源にサージアブソーバを接続するなどの対策をとる
相互干渉
本製品を複数台隣接して使用する場合、相互干渉によって誤動作する場合があります。隣接して使用する場合は、下記のように間隔をあけてご使用ください。
スイッチ本体 |
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|
|
アクチュエータ |
|
|
|
取り付け
- 本製品のスイッチ本体を、可動扉に設置しないでください。
- スイッチ本体が、可動扉にぶつからないよう設置してください。
- スイッチ本体は、無効化されにくい場所(手の届かない場所、隠れた場所など)に設置してください。または、一般工具で取り外すことのできない取り付けを行なってください。
正しい取り付け方向 |
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|
誤った取り付け方向 |
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各部の名称と機能
アクチュエータ
No. |
名称 |
機能 |
① |
スイッチ本体検出面 |
スイッチ本体に近接させることで、スイッチ本体はアクチュエータを検出します。 |
② |
取付穴 |
M4ビス(長さ20mm以上)・平座金・ばね座金(別途ご用意ください)を使用し、アクチュエータを可動扉へ締め付けトルク1.2N・mにて取り付けます。 |
③ |
透過部 |
表示灯の光を透過します。 |
- 誤ったメンテナンスアクチュエータの使用は事故につながります。メンテナンスアクチュエータを用いた場合の動作をよくご理解の上、正しくご使用ください。
扉の開放時にメンテナンスアクチュエータをスイッチ本体に直接装着することで、扉の異常開放状態との区別をすることが可能になります。
メンテナンスアクチュエータには、全体メンテナンスタイプ(SG-PK-M1)と個別メンテナンスタイプ[SG-PK-M2(注1)]があります。
(注1):個別メンテナンスタイプSG-PK-M2は、複数台同時に設置することができます。
種類 |
全体メンテナンスタイプ |
個別メンテナンスタイプ |
型式名 |
SG-PK-M1 |
SG-PK-M2 |
使用周囲温度 |
0~+40℃(但し、結露しないこと)、 保存時:−25~+65℃ |
使用周囲湿度 |
35~85% RH、保存時:35~85% RH |
耐振動 |
耐久10~55Hz 複振幅1mm XYZ各方向2時間 |
耐衝撃 |
耐久300m/s2(約30G) XYZ各方向3回 |
材質 |
POM(ポリアセタール) |
本体質量 |
約7g |
・ |
全体メンテナンスタイプ(SG-PK-M1)は、スタンダードのスイッチ本体にのみ使用できます。 |
・ |
個別メンテナンスタイプ(SG-PK-M2)は、スタンダードおよびサブのスイッチ本体に使用することができます。 |
・ |
メンテナンスアクチュエータを使用時は、安全コントローラなどによるSG-PシリーズOSSD1とOSSD2の2重化入力監視(デュアルチャネル監視)は使用できません。 |
・ |
メンテナンスアクチュエータ使用時は、同時に通常アクチュエータが検出されることがないようご注意ください。 |
・ |
システムにより通常モードとメンテナンスモードを判断しご利用ください。 |
装着
コンパクトタイプに装着する場合 |
|
|
ビジブルタイプに装着する場合 |
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出力動作と表示灯動作
動作は、全体メンテナンスタイプ(SG-PK-M1)と個別メンテナンスタイプ(SG-PK-M2)で異なります。各メンテナンスアクチュエータ使用時のスイッチ本体の出力動作および表示灯動作は、下記のようになります。
全体メンテナンスタイプ(SG-PK-M1)使用時 SG-PK-M1は、スタンダードのスイッチ本体にのみ使用することができます。 |
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(注1) : |
全体メンテナンスタイプ使用時は、個別メンテナンスタイプ(SG-PK-M2)を使用することはできません。 |
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|
タイプ |
スタンダード |
サブ1 |
サブ2 |
OSSD1 |
OSSD2 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
全体メンテナンス |
メンテナンス |
検出 |
黄色 |
通常 |
検出 |
黄色 |
通常 |
検出 |
黄色 |
ON |
OFF |
検出 |
黄色 |
検出 |
黄色 |
未検出 |
赤色 |
ON |
OFF |
検出 |
黄色 |
未検出 |
赤色 |
検出 |
黄色 |
ON |
OFF |
未検出 |
赤色 |
検出 |
緑色点滅 |
検出 |
緑色点滅 |
OFF |
OFF |
|
12時間後 (注1) |
検出 |
黄/赤色点滅 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
OFF |
OFF |
(注1) : |
メンテナンスアクチュエータの有効期間は最大連続12時間までです。12時間後はOSSD1がOFFになり、スイッチ本体の表示灯が黄/赤色に点滅します。再度利用する場合はメンテナンスアクチュエータを取り外し、もう一度取り付けてください。 |
(注2) : |
スイッチ本体の表示灯の黄/赤色点滅には2つモードがあります。詳細については、「SG-Pシリーズ取扱説明書」をご参照ください。 |
個別メンテナンスタイプ(SG-PK-M2)使用時 SG-PK-M2は、スタンダードおよびサブのスイッチ本体に使用することができます。 |
|
|
タイプ |
スタンダード |
サブ1 |
サブ2 |
OSSD1 |
OSSD2 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
アクチュエータ |
検出状態 |
表示灯 |
個別メンテナンス |
通常 |
検出 |
黄色 |
メンテナンス |
検出 |
黄色 |
通常 |
検出 |
黄色 |
OFF |
ON |
未検出 |
赤色 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
OFF |
OFF |
検出 |
緑色点滅 |
未検出 |
赤色 |
検出 |
緑色点滅 |
OFF |
OFF |
|
12時間後 (注1) |
検出 |
黄/赤色点滅 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
検出 |
黄/赤色点滅 |
OFF |
OFF |
(注1) : |
メンテナンスアクチュエータの有効期間は最大連続12時間までです。12時間後はOSSD2がOFFになり、スイッチ本体の表示灯が黄/赤色に点滅します。再度利用する場合はメンテナンスアクチュエータを取り外し、もう一度取り付けてください。 |
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