製造現場の静電気対策
徹底ガイド
製造現場(工場・生産ライン・生産設備など)において、ダストの付着による接点不良や塗装ムラなどの「機能障害」、ワーク同士の付着による部品詰まりや成形部品の排出ミスなどの「生産障害」を引き起こす静電気。
静電気発生のメカニズムから対策方法、イオナイザー(静電気対策機器・除電器)の選定方法、アプリケーション別の事例、帯電量の管理など静電気対策全般について、分かりやすく説明します。
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製造現場(工場・生産ライン・生産設備など)において、ダストの付着による接点不良や塗装ムラなどの「機能障害」、ワーク同士の付着による部品詰まりや成形部品の排出ミスなどの「生産障害」を引き起こす静電気。
静電気発生のメカニズムから対策方法、イオナイザー(静電気対策機器・除電器)の選定方法、アプリケーション別の事例、帯電量の管理など静電気対策全般について、分かりやすく説明します。
カタログ
帯電物体の周りには、帯電量に比例した強さの電界が発生します。表面電位センサは、この電界の強さを検出し、電位として換算します。
帯電物体に検知電極を近づけると、「静電誘導」により、検知電極に電界の強さに比例した電荷が誘起されます。
表面電位センサでは、直流的なノイズをキャンセルし、より高精度な測定を行なうために、検知電極の前でチョッパと呼ばれる音叉振動板を開閉させ、誘導電荷を交流信号として取り出して、電界の強さを検出しています。
電位は電界の強さに比例しますが、電界の強さは帯電物体から離れるほど小さくなります。
そこで、表面電位センサでは、帯電物体からセンサまでの距離をコントローラにて設定し、電位への補正計算を行なっています。
電界は測定距離に依存するため、精度よく測定するためには、設定した距離で固定して使用する必要があります。
帯電物体が発生させる電界は、帯電物体から同心円状に広がります。そのため、電界を検出する電位センサは、測定距離が離れるほど広い領域を測定します。
なお、既存の電位センサ、電位計は全て電界を検出しているため、同様の領域特性を持っています。
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