画像センサをソフトで体験

SVシリーズでは画像センサ本体を利用せずにソフトウェア上で検査設定/画像を使った動作確認が可能です。SVシリーズを気軽にお試しいただけるよう、ソフトウェア(SVWorks)の体験版、設定データ、サンプル画像のパッケージをご用意しました。当社画像処理専門エンジニアが作成した実践的な設定データを使って、よりリアルにSVシリーズの検査設定や検査イメージをご体感いただけます。


モールド部品の検査 | 3Mモノクロ

トレーに入ったモールド部品のモールド不良および端子の曲がり不良を検出してOK/NGを判定、部品ごとに検査結果を表示します。SVの設定を変えずに、撮像毎に画像に写っている部品数が違っていても、毎回全ての部品について検査を行なうことが可能です。

ループ機能を使って、OK画像では3x3=合計9個、NG画像では4x3=合計12個の部品を一度に検査しています。

文字描画機能を使って、部品毎の判定結果をOK(緑色)またはNG(赤色)で表示しています。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

モールド部品検査“体感”パッケージ



マーキング検査 | 5Mモノクロ

トレーに入ったIC部品の捺印状態を検査しています。500万画素カメラを使用して一度に多くの部品を撮像しています。また、SVの設定を変えずに、撮像毎に画像に写っている部品数が違っていても、毎回全ての部品について検査を行なうことが可能です。ピッキング&プレイスするために、部品毎のピッキング位置および傾き角度を画面に表示、および外部機器へ出力することができます。

ループ機能を使って、3x3=合計9個のIC部品を一度に検査しています。

文字描画機能を使って、部品毎の判定結果をOK(緑色)またはNG(赤色)で、さらにピッキング位置や傾き角度も表示しています。

画面に映っている部品ごとの検査の結果(ピッキング位置や傾き角度)を配列に格納し、検査の最後にまとめて結果出力を行ないます。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

マーキング検査“体感”パッケージ

電子部品方向検査 | 1.2Mモノクロ

パーツフィーダを左から右に流れるチップ部品の方向判別を行ない、逆向きの部品を検出したら、フィーダ上部からエアを吹いて排出します。外部のセンサ等からのタイミング信号を使わずに、SV自身で繰り返し撮像して検査を行っています。部分撮り込み機能を使って撮像時間を短縮し、さらにチップ部品全体が撮像されていない場合は検査をスキップする工夫により、トータル検査時間を短縮できるよう設定しています。

繰り返し撮像した画像を、フローの分岐機能を使って部品全体が撮像できた場合だけ検査し、それ以外は検査をスキップしています。

逆向きの部品を排出するためのI/O信号出力をフローで制御することができます。

【同期センサを使⽤しない場合(本サンプルプログラム)】

繰り返し撮像した画像で部品全体が写っていない場合は検査をスキップしてトータルの検査時間を短縮することで、最⼤3,500個/分の⽅向判別を実現。

【同期センサを使用する場合】

SVの高速画像撮り込み+高速処理で、最大10,000個/分の方向判別を実現。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

電子部品方向判別“体感”パッケージ

ヒューズ誤挿入検査 | 1.2Mカラー

自動車には多くの電装品が搭載されており、保護のため回路毎に合わせたヒューズが取り付けられています。ヒューズは定格電流によって外観の色が異なるので、カラーウィンドウを用いて誤挿入や未挿入がないかを検査します。

カラーウィンドウではOK/NGの判定をRGB値を使うか HSV値(色相、彩度、明度)を使うかを選択することができます。 画像内で明るさが均一でない(ムラがある)今回の例では、 H平均値の違い(誤挿入を検査)、H標準偏差の違い(未挿入を検査)を 用いることで安定した検査を可能にしています。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

ヒューズ誤挿入検査“体感”パッケージ

半固定抵抗検査 | 5Mカラー

調整が必要な半固定抵抗がプリント基板上に複数個実装されており、輪郭マッチングを用いて現在のポジション(矢印の角度)を検出し結果を出力します。

輪郭マッチングを用いて、矢印部分の方向(矢印の角度)を求めています。矢印が水平で矢先が右側に来る画像をテンプレート画像(角度0°)として登録し、それぞれの半固定抵抗の矢印の角度を検出します。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

半固定抵抗検査“体感”パッケージ

金属ナット表面処理判別 | 1.2Mカラー

耐用年数向上のため、自動車用金属部品には防錆処理等が施されています。本データでは、金属ナットの表面処理なし、表面処理あり、表面処理+コーティングあり の各状態を、表面色の違いに着目してカラーウィンドウで検査判別します。

カラーウィンドウではRGB値による判定か、HSV値(色相、彩度、明度)による判定を使うことが可能ですが、今回の例のようなグレーを基調とした金属ワークでは、色相の範囲やばらつきに加え、明度のばらつきも考慮できるHSV値を使う方が、確実に表面の状態を判別することができます。

体感パッケージ内にSVでの検査フローの概要説明と
検査フロー設定データを同梱しています。
設定ノウハウを是非ご確認ください。

金属ナット表面処理判別“体感”パッケージ

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