【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
光軸別出力エリアセンサ NB(終了品)
本商品は受注を終了いたしました。 代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
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2023年09月29日 |
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使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- プレスの安全装置またはその他人体保護用を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等
の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
- 本製品を人体保護用の検出装置として使用した場合は、死亡または重症を負うおそれがあります。
- 海外規格に適合する製品については、セーフティライトカーテンをご使用ください。
- 日本国内でプレス機械・シャー(紙断裁機)の安全装置としてご使用になる場合は、セーフティライトカーテンSF4D-□-01/SF4B-□-01<V2>をご使用ください。
取り付け
- センサは、機械やワークによる反射の影響を受けない所に取り付けてください。機械やワークからの反射光が受光器に入り、遮光状態となりません。
- センサの前面カバーや保護ケースを取り外した状態で、使用しないでください。防水性が保てなくなったり、連結部の接触不良を招くおそれがあります。
- 取り付け時の締め付けトルクは、下記の値以下としてください。
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締め付けトルク |
センサ |
0.6N・m |
コントロールボード |
0.5N・m(M3ビスにて) |
配線
- 正しく配線されていることを確認してから電源を投入してください。誤配線のまま電源を投入すると、破損する場合があります。
- 電源は、立ち上がり時間500ms以下のものをご使用ください。
- センサおよびコントロールボードは、次のように接続してください。
センサのみで使用する場合
<1セット使用の場合>
1 |
同期線同士を接続してください。 |
2 |
0Vを共通に接続してください。 |
3 |
+Vは、必ずしも共通にする必要はありませんが、同一の電圧にしてください。 |
4 |
チャンネルチェック機能を使用する場合は、外部入力線と0Vの間にスイッチを入れてご
使用ください。使用しない場合は、外部入力線を絶縁処理してください。 |
5 |
データ出力と投・受光器の(橙/紫)同期同士を結んだ線をマイコンボードなどの外部機器に接続してください。 |
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<2セット使用の場合(干渉防止機能使用)>
2セットのセンサを接近した状態で使用する場合は、次のように接続してください。
1 |
同期線同士を接続してください。 |
2 |
0Vを共通に接続してください。 |
3 |
+Vは、必ずしも共通にする必要はありませんが、同一の電圧にしてください。 |
4 |
スレーブ側センサの外部入力線をマスタ側センサの同期線に接続してください。 (マスタ側センサとスレーブ側センサの相互干渉を防止します) |
5 |
チャンネルチェック機能を使用する場合は、マスタ側センサの外部入力線と0Vの間にスイッチを入れてご使用ください。使用しない場合は、外部入力線を絶縁処理してください。 |
6 |
データ出力と投・受光器の(橙/紫)同期同士を結んだ線をマイコンボードなどの外部機器に接続してください。 |
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コントロールボードと併用する場合
<1セット使用の場合>
<2セット使用の場合(干渉防止機能使用)>
2セットのセンサを接近した状態で使用する場合は、次のように接続してください。
1 |
コントロールボードAのIF.OUT(端子No.9)と、コントロールボードBのIF.IN(端子No.11)を接続します。 |
2 |
コントロールボードAの0V(端子No.10)と、コントロールボードBの0V(端子No.12)を接続します。 |
(注1): |
コントロールボードAの端子No.11、12は、チャンネルチェック入力専用となります。 |
(注2): |
コントロールボードBの端子No.11、12は、干渉防止入力専用となります。また、コントロールボードBの端子No.9、10は、使用できません。 |
各部の名称と機能
センサ
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名 称 |
内 容 |
投
光
器 |
投光表示灯 [EMISSION(緑色)] |
投光時:点灯、投光停止時:消灯 |
チャンネルチェック表示灯 [CHECK](橙色) |
チャンネルチェック時:点灯 |
異常表示灯 [FAULT](黄色) |
センサ異常時:点滅または点灯 |
マスタ/スレーブ表示灯 [SETTING](赤色) |
マスタ設定時:1つ点灯 スレーブ設定時:2つ点灯 |
受
光
器 |
光軸合わせ表示灯 [RECEPTION] (赤色/緑色) |
各領域入光時:赤色点灯 両端光軸入光時:赤色点滅 全光軸入光時:緑色点灯 |
出力表示灯[OUT] (赤色/緑色) |
1光軸以上遮光時:赤色点灯 全光軸入光時:緑色点灯 |
入光量表示灯[STB] (橙色/緑色) |
安定入光時:緑色点灯 不安定入光時:橙色点灯 遮光時:消灯 |
異常表示灯 [FAULT](黄色) |
センサ異常時または同期線断線時:点滅または点灯 |
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(注1): |
本体には、[ ]内の名称が表記されています。 |
コントロールボード
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名 称 |
内 容 |
コ ン ト ロ | ル ボ | ド |
1 |
端子台 |
投・受光器、電源、干渉防止線を接続。 |
2 |
電源表示灯 (赤色LED) |
通電時点灯。 |
3 |
センサ動作表示灯 (緑色LED) |
センサ正常動作時点灯。 |
4 |
出力表示灯 (赤色LED)×64 |
各光軸出力ON時点灯。 |
5 |
光軸別出力コネクタ1 |
1~32チャンネル用出力コネクタ。 |
6 |
光軸別出力コネクタ2 |
33~64チャンネル用出力コネクタ。 |
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コントロールボードのコネクタ端子配列
チャンネルチェック機能について
- コントロールボード(NB-64CB)のチャンネルチェック入力端子No.11、12を短絡保持させるか、または投光器の外部入力(桃)をLowに保持させると、各光軸の投光が自動的に1光軸目から順次停止していきます。投光が停止するのは1光軸分のみで、他の光軸は投光しています。投光停止時間は4スキャンです。このとき、受光器の各光軸が1光軸目から順次遮光状態になりますので、始業時の点検に利用することができます。
(注1): |
センサのみで干渉防止機能を使用している場合は、同期線と接続していないセンサ側の外部入力線を0Vに接続してください。 |
- 保持させている間は、何度も繰り返し動作します。
- 干渉防止機能を使用している場合は、スレーブ側センサの投光器も各光軸の投光を自動的に1光軸目から順次停止します。
データ出力について(センサのみで使用する場合)
・投光器からの同期信号に同期して、各光軸の出力をシリアル形式で出力します。 ・遮光した光軸の出力は"Low"になり
ます。
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チャンネル チェック機能 |
t 1 |
t 2 |
t 3 |
t 4 |
t 5 |
t 6 |
無効 |
約5ms |
約280μs |
約210μs |
約70μs |
約35μs |
約15~30μs |
有効 |
約210μs |
約280μs |
スタートパルス |
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スキャンパルス |
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(注1): |
チェックマーク部分では、ほぼスタートパルス期間中、データ出力が無条件に反転します。 |
(注2): |
出力振幅は、SYNC.、DATA共に、High:(電源電圧-1.1V)以上、Low:1.1V以下です。 |
その他
- 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
- 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯、他のセンサ、回転灯および太陽光などの光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
- コントロールボード上の電子部品は、人体に帯電した静電気により、劣化したり、破損したりする場合がありますので、取り付けの際は、人体をアースし、帯電した静電気を除去してください。
- コントロールボードは保護構造がありませんので、ご使用の際は、保護用の金属ケースなどを別途用意し、その中に収めるようにしてください。
また、コントロールボードに水、ホコリなどが付着したり、金属などの導体が部品に接触すると破損する場合がありますのでご注意ください。
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