【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
イネーブルグリップスイッチ SG-C1
使用上のご注意
・ |
このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず製品に付属の取扱説明書をお読みください。 |
- 取り付け、取り外し、配線作業および保守・点検は、必ず電源を切って行なってください。感電および火災の危険があります。
- 分解、改造ならびにグリップスイッチの機能を故意に停止させるようなことは絶対に行なわないでください。
- 本製品を制御システムの安全関連部にご使用の場合は、実際の機械/設備における使用用途に応じた各国、地域の安全規格、規制を参照し、正しくご使用ください。
また、ご使用の前にはリスクアセスメントを実施ください。
- 絶対にテープやひもなどでポジション2状態に保持しないでください。グリップスイッチ本来の機能を失い、非常に危険です。なお、一定時間操作し続けると、一旦停止して再度握り直しを要求するといったシステムは、無効化防止に効果があります。
- グリップスイッチを機械に固定したままの状態で使用しないでください。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 配線は印加電圧、通電電流に適した電線サイズを使用してください。
- 過度の衝撃のないようにご使用ください。
- 配線時、グリップスイッチ内にほこり、水、油などが入らないようご注意ください。
- ケーブル選定については、使用環境に合わせた選定を行なうようにしてください。
- 複数のセーフティコンポーネントを直列接続する場合、故障検出機能の低下のためにEN ISO 13849-1のパフォーマンスレベルが低下します。
- 本製品が組み込まれた制御システム全体はEN ISO 13849-2に従って妥当性を確認する必要があります。
- グリップスイッチは機械(ロボットなど)のティーチングなどが必要な危険区域でマニュアル操作を行なう際に、手で操作している場合のみ機械の始動を許可するイネーブル装置の用途にご使用いただくスイッチです。ポジション2でのみ機械が始動可能とし、別のスタートスイッチにて始動するシステムでご使用ください。
- 安全性の高いシステムのイネーブル装置としてご使用いただくため、3ポジションスイッチ(端子No.NO1-C1、NO2-C2)の接点は不一致検出回路(セーフティリレーモジュールなど)に入力してご使用ください。(ISO 13849-1)
- グリップスイッチのベースおよびゴムカバーキット樹脂部の材質はABS/PBT、ゴムカバーの材質はシリコーンゴム、ねじの材質は鉄です。グリップスイッチを清掃する際は、材質と洗浄液の相性をご確認の上、清掃ください。
- 取付コントロールユニットのモメンタリ型押ボタン・キーセレクタスイッチにおいて、同一マイクロスイッチのNC(ノーマルクローズ)、NO(ノーマルオープン)接点を使用する際に、異電圧となる接続および異種の電源
接続はデッドショートとなりますのでさけてください。
- 取付コントロールユニットのキーセレクタスイッチの操作時はキーを本体に奥まで確実に挿入してください。不完全な状態での操作は故障の原因となりますのでご注意ください。
- ゴムカバーは使用環境、使用条件により劣化する恐れがあります。
ケーブルグランドについて
- ケーブルグランドは、1個付属していますが、交換品をお求めの際は下記範囲でお求めください。
- 防水性能・・・IP67以上の性能を保持できるケーブルグランドをご使用ください。
- 推奨コネクタ・・・型式:SKINTOP-BS-M16×1.5-B(ドイツLAPP社製、輸入:株式会社ケーメックス)
- 適合ケーブル径・・・外径ø4.5~ø10mm
引込電線長さ
電線むき
長さ |
グリップスイッチ |
モメンタリ型押ボタンスイッチ
/キーセレクタスイッチ |
非常停止用
押ボタンスイッチ |
表示灯 |
NO1 |
C1 |
31 |
32 |
NO2 |
C2 |
C |
NO |
NC |
1 |
2 |
+ |
- |
L(mm) |
40 |
45 |
50 |
60 |
85 |
80 |
120 |
110 |
115 |
はんだ付け端子適合電線サイズ
・直付けの場合: |
0.5mm2(AWG20)以下 配線はIEC 60204-1に基づき行なってください。 |
配線
- 端子へのはんだ付けは、はんだごて先端温度310~350℃で素早く3秒以内に行なってください。
(鉛フリーはんだをご使用の場合はSn-Ag-Cuタイプを推奨します。)
- 作業時は、はんだごてをスイッチ本体の樹脂部からできるだけ離れた位置にあて、端子を曲げたり電線を引っ張るなど、外力を加えないようにしてください。(ご使用に際しては、お客様の実使用条件でのご確認をお願いします。)
- フラックスは非腐食性のロジン液をご使用ください。
- 端子間隔が狭いため接続電線の被覆焼けや短絡不具合防止のため保護チューブや熱収縮チューブをご使用ください。
- より線の場合、芯線のヒゲ線による隣接極の短絡にご注意ください。
- UL 508に適合させるには温度定格60℃もしくは75℃の銅線をご使用ください。
- 配線はGS-ET-22:2016、4.2.6項の要求事項に従ってください。
各ねじ部の推奨締付トルク
|
固定部 |
図示部 |
推奨締付トルク |
ベースとゴムカバーキット
の固定(M4ネジ×4) |
A |
1.1~1.3 N・m |
ケーブルグランドと
グリップスイッチの固定 |
B |
2.7~3.3 N・m |
ケーブルグランド同士の
固定 |
C |
2.7~3.3 N・m |
上表のB、Cの値は、上記推奨ケーブルグランドを使用した場合です。 推奨ケーブルグランド以外のものをご使用の際は、そのケーブルグランドの締付トルクをご確認ください。 |
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