【システムメンテナンスのお知らせ】
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【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を 全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
ミューティングユニット SRB202MSL(終了品)
本商品は受注を終了いたしました。 代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
2021年03月31日
使用上のご注意
マスタリセット入力(オーバーライド機能)の配線例
X1-MR端子間にマスタリセットボタンを接続します。
マスタリセットボタンを使用することにより、安全機能を強制的に無効化(オーバーライド)することができます。立ち上がり信号で機能が有効になります。
マスタリセットボタンには2個のモーメンタリスイッチ(両手操作)、もしくはキースイッチ(安全管理者によるオーバーライド機能の始動)などを接続し、安全を確保してください。
マスタリセットボタンは危険領域の外側で、かつ対象とする危険領域が見渡せる位置に設置しなければなりません。
(注1) :
両手押ボタンスイッチまたはキースイッチ。
オーバーライド機能とは
・
本装置を任意的な外部入力により強制的にミューティング状態にします。通常のミューティング動作中に瞬時停電などによりラインが停止した場合に使用します。 以下の条件を満足したとき、オーバーライド機能が有効になります。
・
ミューティングランプが接続されていること。
・
ミューティングセンサ入力S11-S12、S22-S23の両方に信号の入力があること。
・
マスタリセット(Master-Reset)ボタンによりX1-MR間が短絡されていること。
タイムチャート
(注1) :
マスタリセットの入力は立ち上がりで動作します。
補助出力(ミューティング異常出力)(L54)
2個のミューティングセンサの入力が2.5秒以内に入力されず、ミューティング状態にならなかった場合に出力します。
タイムチャート
(注1) :
ミューティングセンサの入力がOFFになったときに、タイムチャートのようにL54にパルスが発生します。PLCなどに接続する場合は、ミューティング終了時のL54の出力を無視するなどの設定をしてください。 L54のパルス幅
・
A=0ms 約50ms
・
A>0ms 約(A+50)ms A:2個のミューティングセンサ入力がOFFする時間差
ミューティングランプ切れ出力(L84)
接続された2個のミューティングランプの、片方の故障を知らせることができます。作業現場の都合の良い時(ライン停止時など)に故障したミューティングランプを交換できますので、単純な「ランプ切れ」によるライン停止を防ぐことができます。
タイムチャート
(注1) :
ミューティングランプ切れ出力は、使用するランプの定格による設定が必要です。下記「ミューティングランプ切れ出力(L84)の設定 」を参照のうえ設定してください。
ミューティングランプ切れ出力(L84)の設定
・
以下の手順により出力L84の電圧値を設定します。
1.
本製品の前面カバーを開けます。カバー上下の凹み部分にマイナスドライバを挿入して少し持ち上げると開けることができます。
2.
正しく配線されていることを確認したのち本製品に電源(A1、A2への24V DCのみ)を投入します。次にミューティングランプ(消費電流50mA以上、250mA以下)の1個目を出力LA1-LA2端子間に接続します。
3.
本製品をミューティング状態にします。(2.5秒以内にS1、S2を操作します。)
4.
接続したミューティングランプの点灯を確認します。
5.
L84-0V間の電圧を測定します。出力L84の電圧が24V DCから0Vに変化するまで内部のボリウムを回します。ボリウムを回し戻して24V DCになるように微調整し、もう少し回し戻します。
6.
2個目のミューティングランプを1個目と並列に出力LA1-LA2端子間に接続します。両方のミューティングランプの点灯を確認します。出力L84の電圧が0Vであることを確認します。
ミューティングランプについて
本製品のミューティングランプの故障検出は、ミューティングランプに使用するランプの消費電力の監視により機能します。ミューティングランプに使用する「ランプ」は、消費電流が1個あたり50mA以上、250mA以下のフィラメントタイプの電球を選定してください。また本製品はミューティングランプを接続しないと動作しません。
LEDやネオンランプは「非点灯かつ消費電流がある」故障モードを持つため、本製品により故障検出ができない場合があります。
2個のミューティングランプを接続し、併せてミューティングランプ切れ出力のご使用を推奨します。1個のみの接続の場合は、単なるランプ切れがラインの停止につながります。
ミューティングランプはミューティングするESPE(セーフティライトカーテンなど)を取り付けた機械のオペレータが作業する場合、およびミューティングの調整が行なわれる所から用意に視認できるような場所に配置してください。
ミューティング機能
誤ったミューティング制御の使用は重大な事故につながります。ミューティング制御をよくご理解の上、正しくご使用ください。ミューティング制御については、以下のような国際規格に要求事項があります。 ISO 13849-1(EN ISO 13849-1/JIS B 9705-1) IEC 61496-1(ANSI/UL 61496/JIS B 9704-1) IEC 60204-1(JIS B 9960-1) EN 415-4 ANSI B11.19 ANSI/RIA R15.06
ミューティング制御はマシンサイクルの危険でない間にご使用ください。ミューティング制御中の安全性は他の方法で保持してください。
ワークが通過するときにミューティング制御が有効になるアプリケーションの場合、ワークとともに、またはワークが通過していないときに、人の侵入によりミューティング制御の条件が成立しないようにミューティングセンサを配置してください。
ミューティング制御は、メンテナンス時に危険領域内で人が作業する目的で使用することはできません。別途IEC60204-1(JIS B 9960-1)「機械の電気装置 : 第1部・一般要求事項」の9.2.4「安全防護の中断」に従う安全手段を備える必要があります。
本製品を設置する国や地域の法規、規格や規制に適合する人体保護のための製品(セーフティライトカーテン等)と組み合わせてご使用ください。適合しない製品(エリアセンサ等)との組み合わせではできません。
ミューティングランプは、設定および調整を行なう作業者から常に見える位置に設置してください。
ミューティング機能を使用する前に動作確認を必ず行なってください。また、ミューティングランプの状態(汚れや明るさなど)も確認してください。
表示灯の名称と機能
配線
配線用端子台へ配線する際の締め付けトルクは、0.6N・mとしてください。
ディレーティング
安全出力(13-14、23-24)のディレーティンググラフです。
その他
本製品は、SCHMERSAL社製品です。
本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
本カタログに記載された内容は、製品の改良などのために予告なく変更することがあります。
ユニットのかん合部には、安全シールが貼付されています。このシールを剥がしたり、破損した場合には、ユニット自体が安全機器としては認められません。ご注意ください。
EMC指令、低電圧指令に適合した電源ユニットをご使用ください。 (欧州で使用する場合)
CLASS2対応の電源ユニットをご使用ください。(北米で使用する場合)
電源投入時の過渡的状態(約2s)を避けてご使用ください。
使用電源にサージが発生する場合は、発生源にサージアブソーバを接続してサージを吸収してください。
蒸気、ホコリ等の多い所や水、薬品等がかかるところ、腐食性ガス等の雰囲気での使用は避けてください。
シンナーなどの有機溶剤や、水、油脂などがかからないようにご注意ください。
制御盤内で使用し、屋外では使用しないでください。
密閉された制御盤内での使用は、本製品の発熱により使用周囲温度の定格を超える可能性があります。放熱を考慮した制御盤内で使用してください。
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