PLC FP0H - 電池交換時期と方法
電池交換の時期
電池寿命は、下記のとおりです。
■電池寿命
コントロールユニットの種類 |
バックアップ電池寿命 |
備考 |
C32ET/C32EP |
5年以上 |
1日8時間運転時 |
C32T/C32P |
(注) | 電池寿命は完全無通電の場合の値です。使用条件により寿命が短くなる可能性がありますので、ご注意ください。 |
■バックアップ電池異常の検出と電池の交換時期
- バックアップ電池の電圧が低下すると特殊内部リレー(R9005,R9006)がONになります。必要に応じて、外部に異常報知するプログラムを作成してください。
- システムレジスタNo.4「電池異常報知する」設定が有効になっている場合は、コントロールユニット本体のERR/ALM LEDが点滅します。
- バックアップ電池異常を検出してから無通電状態で約1週間データは保持されますが、速やかに電池の交換を行なってください。
ご注意:
- 特殊内部リレー(R9005,R9006)がON、あるいはコントロールユニットのERR/ALM LEDが点滅してから無通電状態で1週間が経過すると、保持されていたメモリのデータが不定となるおそれがあります。
- 特殊内部リレー(R9005,R9006)は、システムレジスタの設定に関わらず、バックアップ電池異常を検出するとONになります。
- バックアップ電池異常検出からの期間に関わらず、バックアップの電池交換を行なう場合は、コントロールユニットに5分以上通電を行なってください。
ページトップへ戻る
電池交換の方法
FP0Hコントロールユニットのバックアップ電池は、通電した状態のままでも、交換することができます。バックアップ電池の交換は、以下の手順で行なってください。
■交換手順
- 1.コントロールユニットに5分以上通電する。
電池交換の間に、メモリ内容を保持するために内蔵コンデンサを充電します。
- 2.電源をOFFにする。
- 3.カバーを開く。
- 4.使用後の電池を取り外す。
- 5.電源をOFFにしてから、1分以内に新しい電池を装着する。
- 6.カバーの蓋を閉める。
ご注意:
- FP0Hコントロールユニットは、電源をON にしたままの状態で電池交換を行なうことができます。
電源を切って交換を行なう場合は、内蔵キャパシタを充電するため、5分以上通電し、1分以内に交換を行なってください。
通電が不充分だった場合、カレンダタイマのデータが不定となるおそれがあります。電池コネクタケーブルは、カバーで挟み込まないように収納してください。
ページトップへ戻る
補修用電池
ページトップへ戻る
ページトップへ戻る