法人向けトップ > 電子デバイス・産業用機器 > 制御機器トップ > サービス・サポート > FA技術サポート > FAセンサ・システム用語解説 > 役に立つ用語解説(上級編) > 光電センサ/近接センサ/ファイバセンサ/レーザセンサ > No.040 非シールドタイプ
高周波発振型近接センサを検出ヘッド(検出コイル)周辺の構造で分類した場合の一分類です。検出コイルの側面が金属ケースで覆われていません。(シールドされていない。) シールドタイプの検出コイルの側面は金属で覆うようにシールドされているのに対し、非シールドタイプのコイルは側面が金属で覆われてシールドされていないため、金属中に埋め込んで使用することはできません。 樹脂ケースタイプ(GX-F/Hシリーズなど)の場合、すべて非シールドタイプです。 |
ネジ型タイプには、一般的にシールドタイプと非シールドタイプがラインアップされています。
検出コイルの大きさが同じタイプで比較した場合、検出距離は非シールドタイプの方が長くなります。
これは、シールドタイプが検出面の前面からのみ高周波磁界が発生することに対し、非シールドタイプは検出面の前面と側面から発生するためです。
検出コイルが同じ大きさのタイプ、例えば、M12タイプのGX-N12□で最大検出距離を比較してみます。
(注1): | 最大動作距離は、標準検出物体に対する最大検出距離を示します。 安定検出範囲は、使用周囲温度や電源電圧の変動などを考慮し、標準検出物体を安定して検出できる距離範囲を示します。 |
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非シールドタイプ(型式名に"L"が付くタイプ)と、一部の円柱型(型式名に"S"が付くタイプ)は、完全に埋め込んだ場合、金属の種類にもよりますが、検出距離が変化する場合があります。
この場合は、以下表に示す値以上の距離を離してください。
(注):非シールドタイプは、ナットの位置により検出距離が変化する場合があります。
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