【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
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高周波発振型近接センサの動作距離は、検出物体の大きさのみならず、材質によっても大きく変化します。
この変化の割合は、標準検出物体(鉄)を基準(1:いち)として表されます。この変化の割合を、修正係数といいます。
シリーズ(型式名)によって最大動作距離、安定検出範囲が異なるため、その値を"距離の数値"ではなく、"係数"で表します。
下表は、角型近接センサGX-F/Hシリーズの修正係数一覧です。
シリーズ(型式名)により多少異なりますが、材質の種類による修正係数は、同じような傾向(値)となります。
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角型近接センサ |
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標準検出物体(鉄)以外の材質の検出物体を検出する場合、最大動作距離、安定検出範囲は、次のように修正係数を乗じて求めます。(GX-FL15Aを例に挙げて解説します。)
鉄(標準検出物体) (修正係数:1)
ステンレス(SUS304) (修正係数:約0.70)
黄銅(修正係数:約0.45)
アルミ(修正係数:約0.43)
修正係数の違いを利用することで、缶の材質違いが判別可能です。
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