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修正係数

解説

修正係数とは?

高周波発振型近接センサの動作距離は、検出物体の大きさのみならず、材質によっても大きく変化します。
この変化の割合は、標準検出物体(鉄)を基準(1:いち)として表されます。この変化の割合を、修正係数といいます。

シリーズ(型式名)によって最大動作距離、安定検出範囲が異なるため、その値を"距離の数値"ではなく、"係数"で表します。

修正係数の事例

下表は、角型近接センサGX-F/Hシリーズの修正係数一覧です。
シリーズ(型式名)により多少異なりますが、材質の種類による修正係数は、同じような傾向(値)となります。

型式名 GX-F6
GX-H6
タイプ
GX-F8
GX-H8
タイプ
GX-F12
GX-H12
タイプ
GX-F15
GX-H15
タイプ
GX-FL15
タイプ
GX-HL15
タイプ
1 1 1 1 1 1
ステンレス
(SUS304)
約0.76 約0.76 約0.79 約0.68 約0.70 約0.76
黄銅 約0.50 約0.50 約0.56 約0.47 約0.45 約0.50
アルミ 約0.48 約0.48 約0.53 約0.45 約0.43 約0.48

角型近接センサ
GX-F/Hシリーズ

修正係数による最大動作距離、安定検出範囲の計算方法

標準検出物体(鉄)以外の材質の検出物体を検出する場合、最大動作距離、安定検出範囲は、次のように修正係数を乗じて求めます。(GX-FL15Aを例に挙げて解説します。)

鉄(標準検出物体) (修正係数:1)

  • 最大動作距離 = 8.0(㎜) × 1 = 8.0(㎜)
  • 安定検出範囲 = 0~6.7(㎜) × 1 = 0~6.7(㎜)

ステンレス(SUS304) (修正係数:約0.70)

  • 最大動作距離 = 8.0(㎜) × 約0.70 ≒ 約5.6(㎜)
  • 安定検出範囲 = 0~6.7(㎜) × 約0.70 ≒ 約0~4.69(㎜)

黄銅(修正係数:約0.45)

  • 最大動作距離 = 8.0(㎜) × 約0.45 ≒ 約3.6(㎜)
  • 安定検出範囲 = 0~6.7(㎜) × 約0.45 ≒ 約0~3.01(㎜)

アルミ(修正係数:約0.43)

  • 最大動作距離 = 8.0(㎜) × 約0.43 ≒ 約3.44(㎜)
  • 安定検出範囲 = 0~6.7(㎜) × 約0.43 ≒ 約0~2.88(㎜)

材質の違いによる修正係数の違いを利用して、缶材質の混入検査を行なう

修正係数の違いを利用することで、缶の材質違いが判別可能です。

  • 鉄(近接センサ出力:ON)
  • アルミ(近接センサ出力:OFF)

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