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No.14 指や手の検出用として、A(アーム/フットタイプ)を使用

推奨回路事例

推奨回路事例

修正箇所

リスクアセスメントの結果、指や手を検出する必要がある場合には、SF4B-F□(Finger type)または、SF4B-H□(Hand typeタイプ)を使用します。
(推奨回路朱書き部)

Finger Type SF4B-F□(G)

最小検出物体 ø14mm
(光軸ピッチ10mm)

Hand Type SF4B-H□(G)

最小検出物体 ø25mm
(光軸ピッチ20mm)

Arm/Foot Type SF4B-A□(G)

最小検出物体 ø45mm
(光軸ピッチ40mm)

推奨回路事例を使用するメリット

SF4B-F□(Finger type)または、SF4B-H□(Hand typeタイプ)を使用すると、SF4B-A□(Arm/Foot type)に比べて安全距離S(右図のS)を短くすることができ、装置がコンパクトになります

安全距離Sとは、ライトカーテンの光軸と機械の危険部(作業者側に最も近い箇所)との間に確保すべき、最低限必要な距離を指します。安全距離の計算式は、EN999、ISO13855、JIS B 9715の各規格で定められています。

欧州(EU)の場合(EN 999より)(ISO 13855/JIS B 9715にも適用)

検出距離に対して進入方向が垂直の場合
<最小検出物体がø40mm以下の場合>

  • 計算式(1) S=K×T+C
S 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K 人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。
T 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4B
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4B:本装置の応答時間(s)
C 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)

<最小検出物体がø40mmより大きい場合>

  • 計算式 S=K×T+C
S 安全距離(mm)
K 人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、1,600(mm/s)にて計算します。
T 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4B
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4B:本装置の応答時間(s)
C 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
C=850mm(一定)

SF4B-A□(Arm/Foot type)は最小検出物体がø45㎜であるため、K=1,600(mm/ms)、C=850(mm)として安全距離を計算する必要があります

SF4Bシリーズを例に挙げ、ライトカーテンに依存する安全距離を具体的に計算すると、次のようになります。

1. SF4B-F□(Finger type)
K(人体の侵入速度) = 2,000(mm/s)
T(装置システム全体の応答時間) = Tm+TSF4B(ms)
TSF4B(SF4B-F□)のOFF時間) = 14(ms)
d(最小検出物体) = 14mm
S = K×T+C
  = K×T+8×(d-14)(mm)
  = 2,000(mm/s)×(Tm+14)(ms)+8×(14-14)(mm)
  = 2,000(mm/s)×Tm(ms)+28(mm)
2. SF4B-H□(Hand type)
K(人体の侵入速度) = 2,000(mm/s)
T(装置システム全体の応答時間) = Tm+TSF4B(ms)
TSF4B(SF4B-F□)のOFF時間) = 14(ms)
d(最小検出物体) = 25mm
S = K×T+C
  = K×T+8×(d-14)(mm)
  = 2,000(mm/s)×(Tm+14)(ms)+8×(25-14)(mm)
  = 2,000(mm/s)×Tm(ms)+116(mm)
3. SF4B-A□(Arm/Foot type)
K(人体の侵入速度) = 1,600(mm/s)
T(装置システム全体の応答時間) = Tm+TSF4B(ms)
TSF4B(SF4B-F□)のOFF時間) = 14(ms)
d(最小検出物体) = 45mm
S = K×T+C
  = K×T+850(mm)
  = 1,600(mm/s)×(Tm+14)(ms)+850(mm)
  = 1,600(mm/s)×Tm(ms)+22.4mm+850(mm)

 

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