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GTスルー機能を用いたPLCとFPWIN GRの通信設定例 (FPWIN GR編)

説明

概要

スルー機能(GTシリーズ経由でPLCとFPWIN GRを通信させる機能)の設定例です。

構成図

スルー機能設定ポイント

1 :	GTシリーズとFPシリーズの通信を確立する → 設定手順[1]へ
2 :	FPWIN GRを使用するパソコンにGTシリーズUSBドライバをインストールする → 設定手順[2]へ
3 :	FPWIN GRの通信設定(ネットワークタイプ)を「USB(GT)」へ設定する → 設定手順[3]へ

設定手順

設定手順[1]

GTシリーズとFPシリーズの通信ポートの通信条件を同じ条件に合わせます。

・GTシリーズ
GTシリーズはGTWINの本体環境設定メニュー内、通信設定にて行います。

・FPシリーズ
FPシリーズはFPWIN GRのシステムレジスタにて通信設定を行います。GTと接続している通信ポートの通信設定を合わせて下さい。

FPWIN GRとGTWINの通信設定の初期値は以下となります。いずれかの設定を変更した場合、もう一方の条件を合わせて下さい。

通信速度	: 9600bps
データ長	: 8ビット
パリティ	: 奇数
ストップビット	: 1

システムレジスタの通信モードはコンピュータリンクです。

設定手順[2]

パソコンのデバイスマネージャーから「ドライバーソフトウェアの更新」を起動し、USBドライバの保存されているフォルダを選択します。

ドライバーソフトウェアの更新にて「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選択し、ドライバ格納フォルダを指定します。

[ドライバ保存フォルダ]
・Windows®7 64bitの場合
「¥Program Files(x86)¥Panasonic-ID SUNX Terminal¥GTWIN¥GTWIN_USB¥x64」

・それ以外のWindows OSの場合
「¥Program Files¥Panasonic-ID SUNX Terminal¥GTWIN¥GTWIN_USB¥x86」