【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
KW9M エコパワーメータ
受注終了予定
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2024年09月30日 |
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使用上のご注意
商品について
エコパワーメータは、省エネ目的の自主管理用の商品です。課金目的には使用できません。
また、計量法に定める指定機関が行う検定に合格した特定計量器ではありませんので、電力量の証明には使用できません。
設置環境について
次のような場所での使用は避けてください。
- 直射日光の当たる場所や周囲温度が-25-+55℃の範囲を超える場所。
- 周囲湿度が30-85%RH の範囲を超える場所や急激な温度変化で結露するような場所。
- 腐食性ガスや可燃性のガスの雰囲気中。
- 塵埃、鉄粉、塩分の多い場所。
- 水、油、薬品などのかかるおそれのある場所。
- ベンジン、シンナー、アルコールなどの有機溶剤やアンモニア、苛性ソーダなどの強アルカリ性物質が付着するおそれのある雰囲気中。
- 直接振動や衝撃が伝わるような場所や、直接水滴の当たる可能性のある場所。
- 高圧線、高圧機器、動力線、動力機器あるいはアマチュア無線など送信部のある機器、または大きな開閉サージの発生する機器の周辺。
火災・故障・誤動作や感電の原因となりますので、記載された仕様範囲内で使用してください。
- 定格にあった電源に接続してください。
- 電源・入力・出力は、結線図を参照し正しく配線してください。
- 全ての電線サイズは定格電流に適合したものを使用してください。
- 活線工事は行わないでください。感電または短絡やエコパワーメータの故障、電流センサ(CT)の2次側開放による故障のおそれがあります。
設置について
- エコパワーメータは、制御盤内に設置して使用することを前提に設計されています。
- 計測する電線にノイズが加わると正確に計測できないおそれがあります。
- エコパワーメータの施工は、電気工事・電気配線などの専門技術を有する人が行ってください。
- 電流センサ(CT)の1次側電流通電中には、端子台をKW9Mから取り外さないでください。
CT2次側開放の状態となり、感電や電流センサの故障の原因になります。
- 表示部に強い力を加えないでください。内部の液晶の破損のおそれがあります。
- 本体ケースは難燃性樹脂を使用していますが、燃えやすいものの側には設置しないでください。
また、燃えやすいものの上に直接置くことは避けてください。
- 操作電源重畳サージが次の値を越えると、内部回路が破壊することがあるため、サージ吸収素子をご使用ください。
標準サージ波形
±(1.2/50)μsの単極性全波電圧にて上表の値を耐サージ電圧とする。
サージ波形 [±(1.2/50)μsの単極性全波電圧] |
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フロント時間 : T1=1.67×T=1.2μs ±30%
半値までの時間 : T2=50μs ±20% |
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- 外部ノイズに対しては、下記の値をノイズ電圧としていますが、これ以上になりますと誤動作、内部回路破壊の原因となりますのでご注意ください。
ノイズ波形 (ノイズシミュレータ)
立上り:パルス幅:1μs,50ns
極性:周期:10ms
注)入力ラインに過大なノイズが印加されると、正確に計測できないおそれがあります。
- 当社の商品は、当社専用オプション品の使用を前提にしております。
他社オプション品との組合せには互換性がありませんのでご注意ください。
計測について
- 高調波、または波形がひずんでいる場合は、正確に計測できないおそれがありますので、ご採用前に実機にてご確認ください。
- 突入電流や溶接機械など、電流の流れが瞬間的な負荷では正確に計測できないおそれがあります。
- 次の負荷を計測する場合には、精度保証範囲を満足しないことがあります。
電流値が定格の範囲外の負荷(極端に小さい、大きい)
力率が低い負荷
電流がゆがんでいる負荷
強磁界がある負荷
- 力率演算は平衡負荷を前提とした方式です。不平衡負荷では力率の誤差が大きくなることがあります。
静電気について
- エコパワーメータに触れる場合は、アースされた金属などに触れて静電気を放電させてください。
特に乾燥した場所では、過大な静電気が発生するおそれがあります。
清掃について
- エコパワーメータの汚れは柔らかい布などで乾拭きしてください。
(シンナー類を使用した場合、変形・変色などのおそれがあります。)
電源について
- 安全・機器保護のため、電源端子部、計測電圧入力部には電源スイッチ、ブレーカなどの保護回路を別途設けてください。接続した保護回路は、容易に手が届く位置に配置し、それが機器の遮断装置であることを表示してください。
- 全ての配線が終了するまで電源および入力をON にしないでください。
電源を入れる前に
初めて電源を入れる時には、以下の点に注意して確認してください。
- 施工時の配線屑、特に導電物が付着していないか。
- 電源配線、入出力配線、電源電圧が間違っていないか。
- 取付ネジ、端子ネジが確実に締め付けられているか。
- 電線サイズは、定格電流に適合したものであるか。
設定変更する前に
パスワードの設定は慎重に行ってください。
パスワードの設定は、不用意な設定変更を防止することを目的としていますが、パスワードを忘れると、設定の変更ができなくなります。
パスワードを設定する時には、番号を控えておくなど、慎重な対応をお願いします。
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