【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
デジタルファイバセンサ FX-410
使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
- 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
各部の名称
配線
- 誤配線をすると、故障の原因となります。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
- センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- ケーブル延長する場合は、0.3mm2以上のケーブルにて全長100m(5~8台増設時:50m、9~16台増設時:20m)まで可能です。但し、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
- ケーブル延長をすると残留電圧が増加しますので、ご注意ください。
取り付け
・アンプの取り付け/取り外し、およびワンタッチケーブルの取り付け/取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。 |
アンプの取り付け方法
[1] |
取り付け部後部をDINレールにはめ込みます。 |
[2] |
取り付け部後部をDINレールに押さえ付けながら、取り付け部前部をDINレールにはめ込みます。 |
|
|
アンプの取り外し方法
[1] |
アンプを持ち、前方に押し付けます。 |
[2] |
前部を持ち上げれば、外すことができます。 |
(注1): |
アンプを前方に押し付けずに前部を持ち上げると、取り付け部後部のツメが折れますのでご注意ください。 |
|
|
ファイバの装着
・ファイバはアタッチメントを取り付けてから、アンプへ挿入してください。 詳細については、ファイバに付属の「取扱説明書」をご参照ください。 |
[1] |
ファイバロックレバーを倒します。 |
[2] |
ファイバを挿入口よりゆっくりと止まるところまで挿入します。(注1) |
[3] |
ファイバロックレバーを止まるところまで戻します。 |
|
|
(注1): |
ファイバを止まるところまで挿入しないと、検出距離が短くなりますのでご注意ください。耐屈曲ファイバは挿入の際、折れ曲がる場合がありますのでご注意ください。 |
(注2): |
同軸反射型ファイバの場合、中心ファイバ(単芯)を投光部へ、また外周ファイバ(複芯)を受光部へ装着してください。逆にすると検出精度が低下しますのでご注意ください。 |
増設
・アンプの増設および取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。 |
・アンプの増設台数により使用周囲温度が異なりますので、必ずご確認ください。 |
・増設する場合は、必ずDINレールに取り付けてください。 |
・DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合や、アンプ同士を密着取り付けして増設する場合は、別売のエンドプレート(MS-DIN-E)で両端からはさみ込むようにして取り付けてください。 |
・増設は、最大15台までです。(合計16台まで) |
・増設する場合、2台目以降に使用するワンタッチケーブルは、子ケーブル(CN-71-C□)をご使用ください。 |
・アンプを密着しないで並列に取り付ける場合は、必ず別売のエンドプレート(MS-DIN-E)を各アンプの両端に取り付けるか、別売のアンプ保護シール(FX-MB1)の通信窓用シールを各アンプの通信用窓に貼り付けてください。詳細については、FX-MB1に付属の取扱説明書をご参照ください。 |
・コネクタタイプとケーブルタイプ、または異なる光源(赤色光/青色光/緑色光)タイプを並列させて使用する場合は、同一機種ごとにまとめてください。 |
・本製品と本製品以外のアンプを連結して使用する場合には、必ずコネクタ側から見て左側に本製品を取り付けてください。コネクタ側から見て右側に本製品を取り付けると、正常に動作しない場合があります。 |
増設方法
[1] |
アンプを1台ずつDINレールに取り付けます。 |
[2] |
アンプをスライドさせて密着し、ワンタッチケーブル同士を接続します。 |
[3] |
エンドプレート(MS-DIN-E)(別売)の平らな面を内側にして、両端からはさみ込むようにして取り付けます。 |
[4] |
エンドプレートのビスを締め付けて、固定します。 |
|
|
取り外し方法
[1] |
エンドプレートのビスを緩めます。 |
[2] |
エンドプレートを取り外します。 |
[3] |
アンプをスライドさせて、1台ずつ取り外します。 |
|
|
出力動作の切り換えについて
- 動作切換スイッチを切り換えると、出力動作(L-ON/D-ON)がデジタル表示部に表示されます。
非入光時ON(D-ON)に設定する場合 |
|
|
入光時ON(L-ON)に設定する場合 |
|
|
しきい値(感度)調整
[1] |
検出物体を検出位置に置いた状態の入光量[デジタル表示部(赤色)]を確認します。 |
[2] |
検出物体を取り除いた状態の入光量[デジタル表示部(赤色)]を確認します。 |
[3] |
しきい値調整ボリウムを回して1と2の中間の値にしきい値[デジタル表示部(緑色)]を設定します。 (しきい値は自動的にEEPROMに記憶されます。) |
|
|
しきい値の設定方法
- し きい値調整ボリウムを時計方向に回すとしきい値が上がります。
また、しきい値調整ボリウムを反時計方向に回すとしきい値が下がります。
・入光量がしきい値に対して充分な余裕度がある場合、安定表示灯(緑色)が点灯します。 |
モード切り換えについて
キーロック機能の設定について
(注1): |
設定スイッチを押して2秒後に“SET”状態の表示に切り換わりますが、そのまま押し続けてください。 また、“SET”状態からキーロック機能設定に切り換えることはできません。 |
工場出荷時の設定について
エラー表示ついて
表 示 |
エラー内容 |
処 理 |
|
負荷が短絡して過電流が流れています。 |
電源を切ってから負荷を確認してください。 |
|
連結時の通信エラーです。 |
各アンプが離れていないかを確認してください。 |
その他
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
- 屋外で使用しないでください。
- 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や強い酸、アルカリ、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
- 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
- 製品の分解・修理・改造などは、絶対にしないでください。
- 設定変更内容はEEPROMへの書き込まれますが、EEPROMには寿命がありますので、設定変更を100万回以上行なうことは避けてください。
ページトップへ戻る
ページトップへ戻る