【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
オフディレイタイマ付セーフティリレーユニット SRB324ST(V.3)(終了品)
本商品は受注を終了いたしました。 代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
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使用上のご注意
遅延時間の設定
- オフディレイタイマ出力(47-48、57-58)の遅延時間を設定します。
- 遅延時間を設定する前に、本製品へのすべての電源を遮断します。また、必ず人体に帯電した静電気を除去してください。
- 本製品の前面カバーを開けます。カバー上下の凹み部分にマイナスドライバを挿入して、少し持ち上げると開けることができます。
- 遅延時間の設定は、2つのディップスイッチSW1(チャンネル1)とSW2(チャンネル2)にて行ないます。SW1とSW2は同じ設定にします。
- ディップスイッチ設定内容と遅延時間については、下表を参照してください。設定が終了した後、遅延時間をオフディレイタイマ出力(47-48、57-58)にて確認してください。
- 遅延時間の誤差は、±2%です。
- 電源再投入により設定した遅延時間で動作します。
ケースカバー内 上面図
遅延時間の解除
- RT端子をS11、S31、X4またはA1.1端子のいずれか一つに接続することにより、遅延動作を中断します。[オフディレイタイマ出力(47-48、57-58)を強制的に“閉”から“開”にします。]
- 中断は、スイッチを押すことによる立ち上がり信号で動作します。
遅延時間解除の配線例
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セーフティリレーユニットの復帰
- 交差短絡の検出などにより電子ヒューズ(ハイブリットヒューズ)が動作した場合は、不具合要因を取り除いた後に、電源を遮断、または本体内部の復帰ボタンS1を押すことにより復帰します。
復帰ボタンS1は、ディップスイッチSW1とSW2の間にあります。
ケースカバー内 上面図
配線
- 配線用端子台へ配線する際の締め付けトルクは、0.6N・mとしてください。
- 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
- 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
- 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ずフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- 誤配線は内部回路を破損しますので、電源投入前に配線をご確認ください。
- 本製品を取り付ける機械または制御盤は、必ず接地してください。また、配線は接地された金属製の制御盤内で処理してください。
その他
- 本製品は、SCHMERSAL社製品です。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 本カタログに記載された内容は、製品の改良などのために予告なく変更することがあります。
- ユニットのかん合部には、安全シールが貼付されています。このシールを剥がしたり、破損した場合には、ユニット自体が安全機器としては認められません。ご注意ください。
- EMC指令、低電圧指令に適合した電源ユニットをご使用ください。
(欧州で使用する場合)
- CLASS2対応の電源ユニットをご使用ください。(北米で使用する場合)
- 電源投入時の過渡的状態(約2s)を避けてご使用ください。
- 使用電源にサージが発生する場合は、発生源にサージアブソーバを接続してサージを吸収してください。
- 蒸気、ホコリ等の多い所や水、薬品等がかかるところ、腐食性ガス等の雰囲気での使用は避けてください。
- シンナーなどの有機溶剤や、水、油脂などがかからないようにご注意ください。
- 制御盤内で使用し、屋外では使用しないでください。
- 密閉された制御盤内での使用は、本製品の発熱により使用周囲温度の定格を超える可能性があります。放熱を考慮した制御盤内で使用してください。
ディレーティング
- 安全出力(13-14、23-24、33-34)およびオフディレイタイマ出力(47-48、57-58)の合計電流のディレーティンググラフです。
1出力当たりの定格電流は、安全出力8A、オフディレイタイマ出力6Aです。上記ディレーティンググラフと併せて、電流値を決定してください
調整プロトコル
- セーフティリレーユニットの調整プロトコル(遅延時間などを含む)は、お客様自身により適宜作成し、設備の技術資料に添付しなくてはなりません。
- 調整プロトコルは、安全点検の場合に利用できるようにしておかなければなりません。
(製品に添付の取扱説明書に調整プロトコルを記載する欄があります。)
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