LT4H-Wデジタルタイマ(DIN□48)
短く、見やすく、使いやすい…
LT4Hシリーズに、ツインタイマを追加し系列充実。
特長
1.ワイドな時間仕様
0.01秒~9999時間の動作時間をカバー。またタイマ1とタイマ2は、独立した時間レンジの設定ができます。
時間レンジ
99.99s 99min59s 99h59min
999.9s 999.9min 999.9h
9999s 9999h
2.明るく、見やすい表示
明るい2色バックライト付LCD表示で見やすく、数値の確認・設定が簡単に行えます。
3.使いやすい簡単操作
操作方式にシーソー式キートップの採用で操作がさらに容易になりました。
4.首下70.1mm(ピンタイプ)、64.5mm(ネジタイプ)の短胴化
短胴サイズで薄型化する制御盤にスッキリ取り付けできます。
5.IP66の耐環境性の対応
6.ネジ締め端子タイプ(M3.5)とピンタイプを標準化
2種類の端子タイプを揃えましたので、盤面取付や埋込取付が自由に選択できます。
7.パネルカバーの交換が可能
パネルカバー(黒色)の交換でパネル面のデザインが変更できます。
8.UL、c-UL、CEマーキングに対応
9.経済価格
時間レンジ・動作モードの設定について
設定手順A)時間レンジ(タイマT1、タイマT2)の設定
タイマ側面[ディップスイッチ部]のディップスイッチで、時間レンジを設定します。
設定手順B)動作モードの設定
タイマ前面[表示部]のキースイッチで動作モードを設定します。
[表示部の名称]
- 1.経過時間表示(減算時,残時間表示)
- 2.設定時間表示
- 3.T1/T2動作表示
- 4.T1/T2設定値切替表示
- 5.制御出力表示
- 6.ロック表示
- 7.時間単位表示
- 8.アップキー
対応する各桁の設定時間を加算方向に変更します。
- 9.ダウンキー
対応する各桁の設定時間を減算方向に変更します。
- 10.リセットキー
経過時間(残時間)と出力をリセットします。
- 11.セット/ロックキー
T1/T2設定表示の切替動作,動作モード設定,動作モードの確認とキーロック(アップ,ダウン,リセットの各キー操作を受付なくする)動作を行います。
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1)動作モード設定(変更)のしかた
- 1.[セット/ロックキー]を押しながら1桁目の[アップキー]または、[ダウンキー]を押すと設定モードに移行します。
- 2.設定モードに移行しましたら、[セット/ロックキー]を離してください。
- 3.設定モード時の動作モード切替は、1桁目の[アップキー]を押すと左回りに、また1桁目の[ダウンキー]を押すと右回りに動作モードが切替ります。
- 4.[リセットキー]を押すと表示されている動作モードに設定され、通常動作表示に戻ります。
2)時間設定(変更)のしかた
- 1.[セット/ロックキー]を押すと、T1/T2の設定表示が切替りますので設定(変更)したいタイマ(T1又はT2)を表示させてください。
- 2.設定したいタイマ(T1又はT2)を表示させた後、[アップキー]または、[ダウンキー]を押して時間設定します。
動作モード確認のしかた
[セット/ロックキー]を押しながら2桁目の[アップキー]又は[ダウンキー]を押すと動作モードの確認ができます。
動作モードを約2秒間表示後、通常動作表示にもどります。(動作モード表示中の約2秒間の動作は、表示以外は通常動作を継続しています。)[表示部]
ロック設定のしかた
[セット/ロックキー]を押しながら4桁目の[アップキー]または、[ダウンキー]を押すとキーロック動作となります。
[アップキー]、[ダウンキー]、[リセットキー]操作を受付しなくなります。
ロック設定の解除は、もう一度[セット/ロックキー]を押しながら4桁目[アップキー]または、[ダウンキー]を押します。
※動作モード、加減算及び最小入力信号欄はT1/T2で別々に設定することはできません。
T1/T2設定表示切替のしかた
[セット/ロックキー]を押すと、T1/T2設定値表示が切替ります。(動作には影響ありません。また、設定時間と経過時間(残時間)のT1/T2は連動します。)
設定について
- 1.タイマの限時中、[アップキー]、[ダウンキー]にて設定時間を変更することが可能です。ただし、下記の点にご注意ください。
- 1.限時が加算方向で経過時間より設定時間を短くした場合、フルスケールまで限時をした後”0”に戻り、変更後の設定時間まで限時を行い、タイムアップします。
設定時間を長くした場合は、変更後の設定時間まで限時を行い、タイムアップします。
- 2.限時が減算方向の場合は、経過時間より設定時間を短くした場合でも、長くした場合でも、時間に関係なくそのまま”0”まで限時を行い、タイムアップします。
- 2.設定時間をT1/T2共に”0”に設定した場合、スタート入力が入力中のみ出力がONします。ただし、リセット入力が入力中は出力がOFFしています。
動作
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[PULSE]:パルス入力 |
[INTEGRATION]:積算入力 |
[ A] ディレーワンショット
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- 電源ONにて経過値クリア
- スタートONにて限時スタート、限時中のスタート入力は無視。
- 1動作終了後、経過値クリア。
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- 電源ON時、経過値クリアせず(停電補償機能)
- 電源再投入時、出力は電源を切る前の状態を保持します。
- 1動作終了後、経過値クリア。
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[B] OFF スタートフリッカ |
- 電源ONにて経過値クリア。
- スタートONにて限時スタート、限時中のスタート入力は無視。
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- 電源ON時、経過値クリアせず(停電補償機能)
- 電源再投入時、出力は電源を切る前の状態を保持します。
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[C] ON スタートフリッカ |
- 電源ONにて経過値クリア。
- スタートONにて限時スタート、限時中のスタート入力は無視。
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- 電源ON時、経過値クリアせず(停電補償機能)
- 電源再投入時、出力は電源を切る前の状態を保持します。
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備考 及びご注意 |
- パルス入力モードは、スタート入力の立ち上がりにより、動作がスタートするモードです。
- パワーオンスタートでお使いになる場合、スタート端子(8ピン:(1)-(4)、11ピン(3)-(6)、ネジ[6]-[9])を短縮してお使いください。
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- 積算入力モードは、スタート入力の積算時間により、動作するモードです。言い換えますと、スタート入力が入力されている時のみにタイマが動作するモードです。
- リセット入力にて経過値をクリアし、出力リセットされます。
- パワーオンスタートでお使いになる場合、スタート端子(8ピン:(1)-(4)、11ピン(3)-(6)、ネジ[6]-[9])を短縮してお使いください。
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- 各信号(スタート、リセット、ストップ、ロック)入力は、それぞれの入力端子と共通端子(8ピンタイプは(1)、11ピンタイプは(3)、ネジ締め端子タイプは端子[6])を短絡すると印加されます。
- 8ピンタイプには、ストップ入力・ロック入力はありません。
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