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【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
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制御機器

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デジタルファイバセンサ FX-300

使用上のご注意

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
デジタルファイバセンサFX-301P)は、2004年6月生産分よりバージョンアップを行なっております。以下の説明については、バージョンアップを反映した内容になっております。

取り付け

アンプの取り付け方法

[1] 取り付け部後部を35mm幅DINレールにはめ込みます。
[2] 取り付け部後部を35mm幅DINレールに押さえ付けながら、取り付け部前部を35mm幅DINレールにはめ込みます。

アンプの取り外し方法

[1] アンプを持ち、前方に押し付けます。
[2] 前部を持ち上げれば、外すことができます。

(注1): アンプを前方に押し付けずに前部を持ち上げると、取り付け部後部のツメが折れますのでご注意ください。

ファイバの装着

ファイバはアタッチメントを取り付けてから、アンプへ挿入してください。詳しい内容については、ファイバに付属の「取扱説明書」をご参照ください。

[1] ファイバロックレバーを倒します。
[2] ファイバを挿入口よりゆっくりと止まるところまで挿入します。(注1)
[3] ファイバロックレバーを止まるところまで戻します。

(注1): ファイバを止まるところまで挿入しないと、検出距離が短くなりますのでご注意ください。耐屈曲ファイバは挿入の際、折れ曲がる場合がありますので慎重に挿入してください。
(注2): 同軸反射型ファイバ(FD-G4FD-FM2など)の場合、中心ファイバ(単芯)を投光部へまた外周ファイバ(複芯)を受光部へ装着してください。逆にすると検出精度が低下しますのでご注意ください。

コネクタタイプの接続方法

ワンタッチケーブルの取り付けおよび取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。

接続方法

[1] ワンタッチケーブルのコネクタ部を持って、アンプのコネクタ部上部のミゾとワンタッチケーブルのコネクタ部上部のツメを合わせます。
[2] “カチッ”と音がするまでコネクタを差し込みます。

取り外し方法

[1] ワンタッチケーブルのコネクタ部上部のツメを押さえて、引き抜くと取り外せます。
(注1): ツメを押さえないでコネクタ部を引っ張ると、ツメが折れますので、ご注意ください。ツメが折れたワンタッチケーブルは使用しないでください。また、ケーブル部を引っ張ると、ケーブルが断線するおそれがありますので、ご注意ください。

増設

アンプの増設および取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。
アンプの増設台数により使用周囲温度が異なりますので、必ずご確認ください。
2台以上増設する場合は、 必ずDINレールに取り付けてください。
DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合や、アンプ同士を密着取り付けして増設する場合は、別売のエンドプレート(MS-DIN-E)で両端からはさみ込むようにして取り付けてください。
増設は、最大15台までです。(合計16台まで)
2台以上増設する場合、2台目以降に使用するワンタッチケーブルは、子ケーブル(CN-71-C□CN-72-C□)をご使用ください。
アンプを密着しないで並列に並べて取り付ける場合は、必ず別売のエンドプレート(MS-DIN-E)を各アンプの両端に取り付けるか、FX-301P)、FX-305P)に付属のアンプ保護シール(FX-MB1)の通信窓用シールを各アンプの通信用窓に貼り付けてください。
FX-301P)、FX-301B/G/HP)、FX-305P)間では、自動干渉防止機能以外の設定を通信することができません。連結して使用する場合は、同一機種ごとにまとめてください。但し、FX-301P-HSは干渉防止機能をはじめとした光通信機能を装備していませんので、密着して取り付ける場合はご注意ください。
コネクタタイプFX-301P)とケーブルタイプFX-301P-C1を並べて使用する場合は、ワンタッチケーブルによる電源の共有化ができませんので同一機種ごとにまとめてください。
FX-301P)バージョンアップ品、FX-305P)とFX-301P)従来品、FX-301B/G/HP)を並べて使用する場合は、コネクタ側からみて従来品の右側へFX-301P)バージョンアップ品およびFX-305P)を取り付けてください。詳細については、連結に関する注意事項をご参照ください。バージョンアップ品と従来品の違いについては、「バージョンアップ品と従来品の違い」をご参照ください。
本製品とFX-301P-F/F7間では、通信機能が異なります。連結して使用する場合は、FX-301P)、FX-305P)に付属のアンプ保護シール(FX-MB1)をアンプの通信用窓に貼り付ける等の処理をしてください。

増設方法

[1] アンプを1台ずつ35mm幅DINレールに取り付けます。
[詳細については、取り付けをご参照ください。]
[2] アンプをスライドさせて密着し、ワンタッチケーブル同士を接続します。
[3] エンドプレート(MS-DIN-E)(別売)の平らな面を内側にして、両端からはさみ込むようにして取り付けます。
[4] エンドプレート(MS-DIN-E)のビスを締め付けて、固定します。

取り外し方法

[1] エンドプレート(MS-DIN-E)のビスをゆるめます。
[2] エンドプレート(MS-DIN-E)を取り外します。
[3] アンプをスライドさせて、1台ずつ取り外します。
[詳細については、取り付けをご参照ください。]

連結に関する注意事項

  • 下表のように製品群Aと製品群Bを連結してご使用になる場合、〈図A〉のように連結してください。

製品群A FX-301(P):従来品(注1)、
FX-301G(P)/B(P)/H(P)、
FX-41□(P)、LS-401(P)(注2)
製品群B FX-301(P):バージョンアップ品(注1)、
FX-305(P)、FX-301(P)-C1
(注1): FX-301P)の従来品とバージョンアップ品の違いについては、「バージョンアップ品と従来品の違い」をご参照ください。
(注2): LS-401P)とデジタルファイバアンプを連結して使用する場合は、LS-401P)を必ずコネクタ側から見て一番左側へ接続してください。

  • 上図〈図B〉のような順序で製品群Aと製品群Bを連結する場合は光通信ができません。光通信を行なう場合、上図〈図A〉の順序で連結してください。〈図A〉の順序に並び換えができない場合、以下の[1]または[2]の対策を行なってください。
[1] FX-301P)バージョンアップ品、FX-305P)、FX-301P-C1に付属のアンプ保護シール(FX-MB1)の通信窓用シールをアンプの通信窓へ貼り付ける。
[2] 上記[1]の対応ができない場合、製品群Bの通信仕様を変更する。

製品群Bの通信仕様の変更方法

  • 製品群Bの通信仕様は、以下の手順で変更してください。通信仕様は、必ず“(製品群Aの通信仕様)”または“(光通信の停止)”に設定してください。

(注4): 通信仕様を“(製品群Aの通信仕様)”で設定する場合、必ず製品を密着取り付けしてください。また、以下の点にご注意ください。
  • 使用環境などにより光通信機能が使用できない場合があります。
  • 一括チャンネルロードおよびセーブは行なわないでください。

各部の名称

(注1): FX-305P)は、出力1動作表示灯(橙色)になります。
(注2): FX-305P)は、出力2動作表示灯(橙色)になります。

操作方法

  • 電源投入後、通信セルフチェックを行ない、通常状態[MODE表示灯は“RUN(緑色)”が点灯し、デジタル表示部は入光量]を表示します。
  • MODEキーを押すと下図のようにモードが切り換わります。

ジョグスイッチを押すと設定が確定します。
MODEキーを2秒以上押すと“RUNモード”に戻ります。
設定途中でMODEキーを押すとキャンセルができます。

FX-305(P)について

FX-305P)は独立した2出力を装備していますが、出力1と出力2で個別に設定できる内容は、下記の項目のみです。下記の項目以外は、共通の内容になります。
[1]しきい値   [2]出力動作   [3]タイマ動作とタイマ時間   [4]検出モード

ティーチング

  • MODE表示灯・TEACH(黄色)のとき、通常モード(2点ティーチング、リミットティーチング、フルオートティーチング)またはウィンドコンパレータモード(1点、2点、3点ティーチング)[FX-305P)のみ]のいずれかでしきい値の設定が行なえます。

2点ティーチングの場合

  • ワークのある状態とない状態の2点をティーチングし、しきい値を設定する方法です。通常は、この方法で設定します。
手順 内 容 表示部
[1]
ファイバを検出範囲内に設置します。
MODEキーを押して、ティーチングモード〔MODE表示灯・TEACH(黄色)〕にします。
[2] FX-305P)は、事前に出力1または出力2のどちらかを選択します。
ワークのある状態でジョグスイッチを押します。
ティーチングが受け付けられると、読み込んだ入光量が点滅表示されます。
[3] MODE表示灯・TEACH(黄色)が点滅します。
ワークのない状態でジョグスイッチを押します。
[4] ティーチングが受け付けられると、読み込んだ入光量が点滅表示され、しきい値がワークのある状態とない状態の入光量の中間に設定されます。その後、安定度の判定結果が表示されます。
・安定して検出できる場合:表示部が点滅。
・安定して検出できない場合:表示部が点滅。
[5] しきい値が表示されます。
[6] 表示部にが点滅表示されます。
(FX-301B/G/Hのみ)
[7] 表示部には、入光量が表示され、設定終了です。
(注1): しきい値設定後に、ファイバを動かしたり、折り曲げたりしないでください。
検出が不安定になることがあります。
(注2): 反射型ファイバを使用している場合、手順[2]と手順[3]でワークのない状態でジョグスイッチを押すと最大感度に設定されます。

フルオートティーチングの場合

  • ラインを止めずにワークを動かしたままの状態でしきい値設定をしたいときに、フルオートティーチングで設定します。
手順 内 容 表示部
[1]
ファイバを検出範囲内に設置します。
MODEキーを押して、ティーチングモード〔MODE表示灯・TEACH(黄色)〕にします。
[2] FX-305P)は、事前に出力1または出力2のどちらかを選択します。
ラインにワークが流れている状態で、ジョグスイッチを0.5秒以上押し続けます。(サンプリング中の入光量を表示)
[3] 表示部にが表示され、ワークが通過したらジョグスイッチを離します。
[4] ティーチングが受け付けられると、読み込んだ入光量が点滅表示され、しきい値がワークのある状態とない状態の入光量の中間に設定されます。その後、安定度の判定結果が表示されます。
・安定して検出できる場合:表示部が点滅。
・安定して検出できない場合:表示部が点滅。
[5] しきい値が表示されます。
[6] 表示部にが点滅表示されます。
FX-301B/G/Hのみ)
[7] 表示部には、入光量が表示され、設定終了です。
(注1): し きい値のシフト量をPROモードで切り換えることができます。設定方法の詳しい内容については、「PROモード操作ガイド」をご参照ください。
(-45~45%まで、5%単位で設定可能。初期値は0%。)
(注2): し きい値設定後に、ファイバを動かしたり、折り曲げたりしないでください。
検出が不安定になることがあります。

リミットティーチングの場合

  • ワークのない状態(入光量が安定した状態)のみをティーチングし、背景物体がある場合の検出や微小物体検出をするためのしきい値を設定する方法です。
手順 内 容 表示部
[1]
ファイバを検出範囲内に設置します。
MODEキーを押して、ティーチングモード〔MODE表示灯・TEACH(黄色)〕にします。
[2] FX-305P)は、事前に出力1または出力2のどちらかを選択します。
ワークのない状態でジョグスイッチを押します。
ティーチングが受け付けられると、読み込んだ入光量が点滅表示されます。
[3] MODE表示灯・TEACH(黄色)が点滅します。
ジョグスイッチを+側または-側に回します。
[4]
ジョグスイッチを“+”側に回すと右から左へ表示部がスクロール(2周回)(注1)し、[1]に対して約15%高しきい値側にシフトします(注2)。
反射型ファイバ使用時に使用します。
ジョグスイッチを“-”側に回すと左から右へ表示部がスクロール(2周回)(注1)し、②に対して約15%低しきい値側にシフトします(注2)。
透過型ファイバ使用時に使用します。
[5] その後、設定シフト量の変更ができるかどうかが表示されます。
・変更できる場合:表示部が点滅。
・変更できない場合:表示部が点滅。
[6] しきい値が表示されます。
[7] 表示部にが点滅表示されます。
FX-301B/G/Hのみ)
[8] 表示部には、入光量が表示され、設定終了です。
(注1): FX-301B/G/Hはスクロール表示しません。
(注2): シフト量の約15%は初期値です。シフト量は、PROモードで約5~80%(5%単位)で切り換えることができます。設定方法の詳しい内容については、『PROモード操作ガイド』をご参照ください。
(注3): しきい値設定後に、ファイバを動かしたり、折り曲げたりしないでください。検出が不安定になることがあります。
  • 接触式液面検出ファイバFD-F8Yと組み合わせたときのしきい値設定およびパイプ取付式液面検出ファイバFD-F4□と組み合わせたときのしきい値設定は、Webサイトより取扱説明書をダウンロードしてご確認ください。

FX-305P)のウィンドコンパレータモードのティーチングについては別途用意しております「PROモード操作ガイド」をご参照ください。

しきい値の微調整

手順 内 容 表示部
[1]
MODEキーを押して、しきい値微調整モード〔MODE表示灯・ADJ(黄色)〕にします。
[2]
FX-305P)は、事前に出力1または出力2のどちらかを選択します。しきい値を上げる(感度を下げる)場合、ジョグスイッチを“+”側に回すとしきい値がゆっくり上がり、回し続けるとしきい値が早送りで上がります。
しきい値を下げる(感度を上げる)場合、ジョグスイッチを“-”側に回すとしきい値がゆっくり下がり、回し続けるとしきい値が早送りで下がります。
[3]
ジョグスイッチを押して、しきい値を確定します。

出力動作の設定

手順 内 容 表示部
[1]
MODEキーを押して、出力動作設定モード〔MODE表示灯・L/D(黄色)〕にします。
[2]
FX-305(P)は、事前に出力1または出力2のどちらかを選択します。
ジョグスイッチを“+”側または “-”側に回すと出力動作が切り換わります。
[3]
ジョグスイッチを押すと確定します。

タイマ動作の設定

  • MODE表示灯・TIMER(黄色)のとき、タイマ種類および、タイマを使用するか使用しないかの設定が行なえます。FX-301B/G/Hの場合、タイマ種類はPROモードで設定します。
  • またFX-301□-HS)には、接続機器の応答時間が遅い場合などに便利なオフディレイタイマと、通過に要する時間の長い物体のみを検出するのに便利なオンディレイタイマ、および接続機器の入力条件により信号時間が一定でなくてはならない場合に最適なワンショットタイマが装備されています。[FX-305P)には、さらにオンディレイ・オフディレイ、オンディレイ・ワンショットタイマを装備]
  • オフディレイタイマ、オンディレイタイマおよびワンショットタイマのタイマ時間の設定方法については、『PROモード操作ガイド』をご参照ください。

配線

  • 配線作業や連結作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 直流電源には、必ず絶縁トランスをご使用ください。オートトランス(単巻トランス)をご使用になると、本体や電源を破損することがあります。
  • コネクタタイプのケーブルには、必ず別売のワンタッチケーブルをご使用ください。また、ケーブル延長をする場合は、0.3mm2以上のケーブルにて全長100mまで可能です。
    (5~8台増設時:50m、9~16台増設時:20m)
    但し、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
  • ケーブル延長をすると残留電圧が増加しますので、ご注意ください。

キーロック機能

  • RUNモードの状態でジョグスイッチとMODEキーを同時に2秒以上(注1)押し続けると、キー操作がロックされ、しきい値確認機能またはアジャスト機能(アジャストロック解除時のみ有効)のみ有効となります。
    もう一度2秒以上(注1)押し続けると、ロックが解除されます。
(注1): FX-301B/G/HP)は、3秒以上です。

その他

  • 投光量可変機能の投光停止を「オフ」から「オン」させる場合、出力が不安定になる場合があります。投光開始後の0.5秒間は、出力制御を避けてご使用ください。
  • 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼす場合がありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
  • 製品の分解修理・改造などは、絶対にしないでください。

FX-300シリーズ 機能一覧表

  従来機種 新機種
標準タイプ 高機能タイプ 高速タイプ 標準タイプ 高速タイプ 高機能タイプ
FX-301(P)
(バージョンアップ前)
FX-302(P) FX-303(P) FX-301(P)(-C1)
(バージョンアップ品)
FX-301(P)-HS FX-305(P)
4元素発光素子+APC回路 × × ×
4元素発光素子のみ ○(注1)
投光量可変機能 × × ×
減光モード(S-D) ○(注1) ×
9,999digits表示 × × × × ×
応答時間(最速) 150μs 300μs 90μs 65μs 35μs 65μs
干渉防止機能(最大有効台数) 装備(4) 装備(8) なし(0) 装備(4) なし(0) 装備(16)
独立2出力 × × × × ×
警報出力機能 × × × × ×
エラー出力機能 × × × × ×
微分検出 × × × × ×
ウィンドコンパレータモード × × × ×

組み合わせ可能な周辺ユニット

データバンクチャンネル切換ユニット
FX-CH(-P)
× × × ×
外部入力ユニット
FX-CH2(-P)
× × × ×
上位通信ユニット
SC-GU1-485
× × × ○(注2) ×
(注1): FX-301B/G/Hを除く。
(注2): FX-301P-C1を除く。

FX-301(赤色光タイプ)バージョンアップ品と従来品の違い

  • 2004年6月生産分より、以下の内容にてバージョンアップを行ないました。

外観の変更点

従来品とバージョンアップ品との確認は、側面の印刷が“両側なのか” “片側なのか”で判断できます。

機能アップに関して

1. 応答時間の追加

既存の応答時間4モード[高速(FAST)、減光(S-D)、標準(STD)、長距離(LONG)]に超高速モード(H-SP)を追加します。
にて変更します。

2. タイマ時間の延長

タイマ時間は、500msまでの設定範囲でしたが、9999msまで設定範囲を拡大しました。

3. 投光量可変機能

投光量を4段階で可変できます。(投光停止を含めると5段階になります。)

4. バックアップ、コピーロック、キーロック機能の追加

コピーロック: コピー機能、データバンク機能の通信可否を選択。
バックアップ: ティーチング時のしきい値をEEPROMへ書き込み(記憶)するかどうかを選択。
キーロック: スイッチによる入力を無効化し、故意の設定変更を防ぎます。


操作変更に関して

1. タイマ選択の方法

従来品: PRO1モードにてタイマ種類変更。
NAVIモードの“TIMER”ではタイマON/OFFの選択のみ。
変更後: NAVIモード“TIMER”でタイマの種類まで変更可能。

2. RUN中しきい値の確認

ジョグスイッチを倒すことで、しきい値の確認が可能。


表示変更に関して

1. 感度余裕度の点滅確認

ティーチング後の安定余裕度の表示方法を変更しました。
従来品: 感度余裕度を安定表示灯の点滅回数で表示。

2. ダイレクトコードの初期値変更

ダイレクトコードの出荷状態を変更しました。

従来品 0000 → 変更後 0004

タイマ時間の初期値が10msであり、ダイレクトコードで10msは“4”ですので修正を行ないました。


内部回路の変更に関して

1. APC回路搭載

長期間の安定検出を可能にする4元素発光素子に加え、電源投入時などの安定性を向上させる回路を搭載しました。

連結に関する注意事項

従来品(FX-301B/G/Hも含む)とバージョンアップ品を連結してご使用になる場合は、連結に関する注意事項 をご参照ください。

設定項目一覧

設定項目は大別すると、基本設定を行なう「NAVIモード」と、詳細設定を行なう「PROモード」の構成になっています。

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