【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

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マニュアル設定ファイバセンサ FX-311

使用上のご注意

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、 ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。

各部の名称

(注1): FX-311BP)およびFX-311GP)のモード切換スイッチのモードは、“LONG”、“STD”、“FAST”となります。

アンプの増設

・アンプの増設および取り外しは、必ず電源を切ってから行なってください。
・アンプの増設台数により使用周囲温度が異なりますので、必ずご確認ください。
・2台以上増設する場合は、 必ずDINレールに取り付けてください。
・増設して使用する場合はアンプ同士を密着取り付けし、 別売のエンドプレート(MS-DIN-E)で両端からはさみ込むようにして取り付けてください。
・DINレールへの取り付け状態によりアンプが動く場合には、別売のエンドプレート(MS-DIN-E)で両端からはさみ込むようにして取り付けてください。
・増設は、 最大15台までです。(合計16台まで)
・2台以上増設する場合、 2台目以降に使用するワンタッチケーブルは、 子ケーブル(CN-71-C□)をご使用ください。
・本製品とデジタルファイバセンサFX-300シリーズ間では、自動干渉防止機能以外の設定を通信することができませんので、両機種を連結して使用する場合は、同一機種ごとにまとめてください。

タイマ機能

  • 本製品は、オフディレイタイマを装備しています。タイマ時間は、約10msおよび約40msの2種類から選択でき、タイマ動作切換スイッチにて切り換えます。出力信号を一定時間延長しますので、接続機器の応答時間が遅い場合や小物の検出で検出信号が短い場合に有効です。

(注1): 図は、タイマ時間10msを選択した場合です。

自動干渉防止機能

  • 本製品は、自動干渉防止機能を装備しています。複数のFX-311シリーズを連結すると、各々異なった投光タイミングが自動的に設定されますので、ファイバを4セットまで密着取り付けできます。また、デジタルファイバセンサFX-300シリーズと密着取り付けをした場合も、自動干渉防止機能が働きます。但し、両機種を連結して使用する場合は、同一機種ごとにまとめてください。

配線

  • 配線作業や増設作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 負荷の短絡や誤配線は、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 直流電源には、必ず絶縁トランスをご使用ください。オートトランス(単巻トランス)をご使用になると、本体や電源を破損することがあります。
  • ケーブルは、必ず別売のワンタッチケーブルをご使用ください。またケーブル延長する場合は、0.3mm2以上のケーブルにて全長100mまで可能です。但しノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。

操作方法

  • FX-311P)は用途に応じて、モードをLONG(長距離検出)/STD(標準)/S-D(減光)のいずれかに切り換えることができます。また、FX-311BP)およびFX-311GP)は、LONG(長距離検出)/STD(標準)/FAST(高速検出)のいずれかに切り換えることができます。
モード切換スイッチ 用 途 応答時間
FX-311(P) FX-311B(P)/311G(P)
長い検出距離が必要な場合に使用します。
(但し、応答時間はSTD時 より長くなります。)
2ms
標準的な検出に使用します。 250μs
高速検出が必要な場合に使用します。 150μs
投光量を抑えていますので、設定距離の短い設置で入光量が飽和してしまう場合や、半透明物体の検出などの微妙な検出を行ないたい場合に最適です。 250μs
(注1): 感度調整は、必ずモード設定後に行なってください。

感度調整

  • 動作表示灯(橙色)を確認しながら、調整を行ないます。但し、表示灯の点灯は検出状態と動作選択の組み合わせにより異なりますので、下表をご確認ください。

  • 感度ボリウムは、右に回し切ると最大感度となる12回転ボリウムです。
  • 指針部は、現在の感度状態を示しています。


アシスト機能について

  • 本製品は、“アシスト機能”を装備しています。“アシスト機能”とは、指針部の点滅により最適感度の調整が簡単に行なえる機能です。
    アシスト機能は、動作切換スイッチをL-ON(入光時ON)→D-ON(非入光時ON)→L-ON(入光時ON)の順序で切り換えると有効となります。
(注1): 移動物体に対する感度調整時には、アシスト機能は使用できません。
(注2): アシスト機能は、感度調整終了後自動的にOFFとなります。
(注3): 感度調整時にアシスト機能を使用しない場合、動作切換スイッチをD-ON(非入光時ON)に設定し、2秒以上待機してください。
手順 検出方法 調整方法 ボリウムインジケータ
反射型 透過型
1 ★ 動作切換スイッチがL-ON(入光時ON)に設定されていることを確認します。
アシスト機能を使用する場合、動作切換スイッチを
L-ON(入光時ON)→D-ON(非入光時ON)→L-ON(入光時ON)の順序で切り換えます。
感度ボリウムを反時計方向に回し切ります。
(最小感度)
2 検出状態を入光状態として、感度ボリウムをゆっくりと時計方向へ回しONとなる位置A点を確認します。
A点の位置で、指針部が1回点滅します。(注1)
3 次に検出状態を非入光状態にし、感度ボリウムをA点よりさらに時計方向へ回し、センサを一度ONさせてから再びゆっくりと反時計方向に戻して、OFFとなる位置B点を確認します。
B点の位置で、指針部が2回点滅します。(注1)
(ONにならないときは、MAXがB点となり、指針部が点滅します。)
4 感度ボリウムをB点からA点の方向へゆっくり回し、最適感度に近づくと指針部が点滅を始め、最適感度の位置で指針部が約3秒間、より速い速度で点滅します。この位置が最適ボリウム位置となります。 (注2)
5 動作切換スイッチを条件に合わせて選んでください。
(L-ON:入光時ON、D-ON:非入光時ON)
(注1): アシスト機能を使用しない場合、指針部は点滅しません。
(注2): アシスト機能を使用しない場合、最適ボリウム位置は、A点とB点の中間となります。
(注3): ボリウムの保護のため、回し切ると空回りして、1~2目盛りずれますので、ご注意ください。
(注4): 検出条件にもよりますが、最適ボリウム位置から若干回した位置に調整した方が安定して検出できる場合もあります。
(注5): 感度調整後に、ファイバを動かしたり、折り曲げたりしないでください。検出が不安定になることがあります。

その他

  • 電源投入時の過渡的状態(0.5s)を避けてご使用ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼす場合がありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 引火性、爆発性ガスの雰囲気中での使用はできません。
  • 製品の分解修理・改造などは、絶対にしないでください。

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