操作スイッチの操作性・視認性が向上
操作スイッチ(設定スイッチおよびMODEスイッチ)を押しやすい機構に変更しました。また、操作スイッチの色もブラックからライトグレーに変更し、薄暗い場所での視認性も向上しました。
ファイバセンサの機体差を低減 安定感が違う!
FX-500シリーズは超品質ファイバとの組み合わせで入光量の機体差を従来比1/4まで低減しました。アンプを交換しても近似値を示しますので、本質的なデジタル管理が可能です。
標準ファイバの常識を超えた品質に!超品質ファイバ誕生
自社工場における新工法と「ものづくり」にこだわった品質管理システム。そして新素材のファイバ。標準ファイバの基本性能が大幅向上!
高速応答25μs
センシングエンジン「SENTRION」搭載のFX-500シリーズは、高速応答で生産性向上に貢献します。
 |
高速応答が要求される細径ファイバを使用した微小ワーク検出においても、高速化にもかかわらず従来の最速モード以上の検出距離で使用できます。 |
|
長距離センシングを実現するHYPRモード搭載
最大で従来比5.7倍。特にシビアな検出が求められる細径ファイバでの長距離化を実現しています。
 |
FD-NFM2で従来比5.7倍を実現。 |
|
ヒステリシスを切り詰めたシャープな検出 キレ味が違う!
センシングエンジン「SENTRION」と、徹底したS/N比の向上により、今まで検出できなかったわずかな光量変化を見逃しません。
■長距離で光量差が小さいワークの検出を可能に[H-02モード] |
![長距離で光量差が小さいワークの検出を可能に[H-02モード]](/ac/j/fasys/sensor/fiber/fx-500/images/pic07.jpg) |
|
■飽和を回避しキレ味鋭い検出を可能に[H-01モード] |
![飽和を回避しキレ味鋭い検出を可能に[H-01モード]](/ac/j/fasys/sensor/fiber/fx-500/images/pic08.jpg) |
|
広視野角のフラットディスプレイ
大型かつコントラストがはっきりしている高輝度7セグメント表示は保護カバーもなく、広範囲からはっきりと視認が可能です。
入光量を分かりやすい値へ統一
表示アジャスト設定
表示アジャスト設定の使用により、表示を任意の値に補正できます。複数台を同一条件で検出する場合に有効です。
長期も短期も安定検出
投光量を安定化
当社が業界に先駆けて搭載した「4元素発光素子」は、投光量の安定化を図れるため、今や業界のスタンダードとなりました。FX-500シリーズも、同素子と電源投入時などの短期的安定性を図る「APC(A・utoP・ower C・ontrol)回路」を継承しています。
メンテナンスの手間を省くしきい値追従周期設定
長期的な環境変化(ホコリ等)による光量の変化に追従するため、任意の周期で入光量を確認し、しきい値の再設定を自動で行ないます。長期安定検出とメンテナンス工数の削減に貢献します。
予防保全に最適 自己診断出力[FX-502(P) / FX-505(P)-C2]
FX-502(P)/FX-505(P)-C2は、出力2を自己診断出力として設定可能。出力1のしきい値をティーチングすると、出力2が連動し、任意で設定された余裕度分しきい値をシフトして設定されます。ファイバの折れや、ホコリなどによる汚れなどで光量低下が生じたことを検知し、警報として出力できます。
■光量低下の検知(ホコリの多い環境下での使用) |
 |
しきい値追従機能に自己診断を付加でき効果的です。 |
|
安定検出とECOを両立 投光パワー&ゲイン設定
光が強すぎて飽和してしまう場合は、アンプの応答時間を変えることなく投光量を自動(AUTO)で適正な光量に調整できます。これにより、最適なS/N比で安定した検出と、投光電流を抑える省エネを実現します。
■透明シートの検出 |
 |
自動モード(AUTO)と3段階のマニュアル(3段階:H/M/L[微調整可])を備えています。 |
|
|
各種コントロール機能を内蔵 コントローラ不要
■論理演算機能を搭載
|
ファイバセンサのみで3つの論理演算(AND、OR、XOR)が可能で、出力1に対し3つの演算対象を選択できます。専用コントローラを省き省配線とコスト削減を実現します。
|
モニタ電流出力タイプを用意[FX-505(P)-C2]
入光量のデジタル値に対し、4~20mAのアナログ電流を出力するため検出物体のモニタリングが可能です。
|
■フィルムやシート材の蛇行検出 |
 |
蛇行を光の変化量としてモニタできます。 |
|
5種類のタイマ機能装備
多彩なタイマ制御がファイバセンサだけで行なえます。
 |
タイマ時間 : 約0.05ms~32s
オン・オフディレイ、オンディレイ・ワンショットは出力1のみ装備。 |
|
8つのデータバンクで段取り替えをスムーズに
アンプの設定条件を本体のメモリに記憶できるデータバンクを8つに増強。設定条件をセーブ・ロードできますので、多品種を製造する現場での段取り替え作業を軽減します。
外部入力による遠隔操作で作業効率改善[FX-502(P) /FX-505(P)-C2]
PLCなどの外部信号で動作し、作業効率を改善します。
[FX-502(P)は検出出力2を外部入力に切り換えることで可能になります。]
■外部入力で操作できる機能
フルオート/リミット/2点ティーチング |
表示アジャスト設定 |
データバンクのロード/セーブ |
論理演算(自機のみ) |
投光停止 |
コピー機能のロック(自機のみ) |
※ |
FX-505(P)-C2は、検出出力2をアンサーバック出力モードに設定することで、外部入力後にアンサーバック出力が得られます。 |
光通信機能で一括調整
光通信機能により、現在設定しているデータを、右側に連結しているすべてのアンプへ一括コピー&一括保存できます。これにより段取り換えやアンプ交換時に感度調整作業などをスムーズに行なえます。
親機・子機の区別無し
アンプ本体に親機/子機の区別はありません。親ケーブルと子ケーブルを使い分けます。アンプの在庫管理の手間とコストを軽減します。
省配線・省スペース
ワンタッチケーブルにより省配線が可能。中継端子台の接続点数・工数を削減でき、省スペース化に貢献します。
※ |
計16台までFX-400シリーズ/DPS-400シリーズ/LS-400シリーズとも接続可能です。 |
※ |
光通信は計12台までとなります。 |
ネットワーク通信が可能
オープンネットワーク対応通信ユニットSC-GU3シリーズを介しオープンネットワークCC-Link IE Field/CC-Link/DeviceNet/EtherCATに接続可能。PLC、パソコンなどからモニタリングや各種設定が行えます。
 |
※ |
CC-Link IE FieldおよびCC-Linkは、三菱電機株式会社の商標でCC-Link協会が管理しています。 DeviceNetは、ODVA(Open DeviceNet Vender Association, Inc.)の登録商標です。
EtherCATは、Beckhoff Automation GmbHの登録商標です。 |
|
|