シリンダ型近接センサ[アンプ内蔵・直流3線式] GX-300
基本性能を向上させた、
シリンダ型近接センサのスタンダード商品
特長
応答周波数5kHz*で高速のアプリケーションにも対応
*GX-303Sにて
GX-303Sは応答周波数5kHzで高速応答を実現しました。
その他のセンサにおいても、応答周波数が従来に比べ最大4倍まで向上しました。
センサのON/OFF判定が高速応答できますので、高速のアプリケーションに対応し、装置のタクトタイム削減にも貢献します。
応答周波数とは?
標準検出物体が一定間隔で貼られた回転板を近接センサの前面に置き、センサの出力を確認しながら回転させ、これに追従した出力が得られる毎秒あたりの検出回数のことです。
つまり、応答周波数の数値が高い方が高速応答となります。
例)応答速度へ換算すると
1kHz→1ms周期 5kHz→0.2ms周期
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検出距離の余裕度が向上
長距離検出
M8 / M12 / M18 / M30ネジタイプでは、標準距離タイプに加え、長距離タイプ(型式名に"K"が付く機種)を用意しています。
より検出距離が長くなりますので、余裕をもった検出ができます。 |
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装置の振動により検出物体との距離が変動しても衝突や検出ミスが起きにくい
装置の振動や経年劣化による検出物体との距離変化時に、“検出できない”などの誤検出が生じる可能性があります。
また、検出できないことを危惧し、設置距離を短くすると接触による破損の原因になります。
長距離タイプでは検出距離が伸びるため、設置時の余裕度が向上します。 |
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最大動作距離のばらつき低減
GX-300シリーズは、最大動作距離のばらつきが±10%に抑制されています。
※従来品GXシリーズの場合、±15%
ø3 / ø4 / ø5.4㎜タイプ、M5 / M8ネジタイプについては、従来品に比べばらつきが低減されました。
表示灯の視認性が格段に向上
明るく見やすい表示灯で、簡単に設置確認や動作確認が行なえ、便利です。
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動作表示灯が見える角度に合わせると、センサの距離が変わってしまう。 |
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小径タイプは、表示灯が4か所点灯。M8以上のネジタイプも高輝度表示灯と拡散剤配合樹脂の採用により視認性が良い、明るい表示灯が確認でき、設置位置の煩わしい調整が容易に行なえます。
※周囲の環境や明るさにより表示灯の見え方は異なります。
※M8以上のネジタイプは、片側2か所が点灯します。
※M8以上のネジタイプの動作表示灯は、IO-Link通信時、緑色点滅します。 |
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組み込み用途が多い小径タイプの小型化実現
小径タイプセンサは、従来品の奥行き30mmから25.1mmにサイズダウン。(GX-303Sの奥行きは27.1mm)
より狭い場所への設置に役立ちます。
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【小径タイプ奥行きの従来比較】
種類 |
当社従来品 |
GX-300 |
ø3.0mm |
- |
27.1mm |
ø3.8mm |
30mm |
- |
ø4.0mm |
- |
25.1mm |
ø4.4mm |
30mm |
- |
ø5.4mm |
30mm |
25.1mm |
M5ネジ |
30mm
ネジ部:18mm |
25.1mm
ネジ部:15.1mm |
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GX-300シリーズは、全310機種の充実したラインアップ。
ケーブルタイプ(ケーブル長2m/5m)のほか、直付コネクタタイプ、中継コネクタタイプもご用意しています。
また、耐屈曲ケーブルタイプ(ケーブル長2m/5m)も用意していますので、可動部への取り付けにも便利です。 |
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IO-Link対応
ON/OFF判定のみのセンサから、
検出量や状態を発信できるセンサへ進化
※M8 / M12 / M18 / M30ネジタイプのPNP出力・接近時ONタイプのみIO-Linkに対応しています。
◆ |
IO-Linkに対応しているセンサは、一般的なセンサ(PNP出力タイプ)として使用できます。 |
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◆ |
IO-Linkに対応しているセンサは、IO-Linkマスタと接続することで、ON/OFF信号だけでなくセンサレベルの情報と動作モード切り替え情報を双方向で伝送できますので、製造現場の見える化、IoT化に貢献します。 |
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CC-Link IE FieldおよびCC-Linkは、三菱電機(株)の商標でCC-Link協会が管理しています。
DeviceNetおよびEtherNet/IPは、ODVA(Open DeviceNet Vender Association, Inc.)の登録商標です。
EtherCATは、Beckhoff Automation GmbHの登録商標です。
Modbusは、Schneider Automation, Inc.の登録商標です。 |
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