【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

受注終了品を探す



小型・堅牢 セーフティライトカーテン[Type4 PLe SIL3] SF4D

使用上のご注意

SF4D-TM1との接続互換性について

Type4 小型・堅牢セーフティライトカーテンSF4DシリーズVer.3.0(2020年3月17日以降生産分)に、2019年11月以前に生産した通信モジュールSF4D-TM1を接続した場合は、使用できませんのでご注意ください。

SF4DシリーズとSF4D-TM1との接続互換表

SF4DシリーズVer. 2.0
(2020年3月16日以前生産分)
SF4DシリーズVer. 3.0
(2020年3月17日以降生産分)
SF4D-TM1
(2019年11月以前生産分)
○使用可 ×使用不可
SF4D-TM1 Ver. 2.0
(2019年12月以降生産分)
○使用可 ○使用可

バージョンの確認方法

■Type4 小型・堅牢セーフティライトカーテンSF4Dシリーズ

生産ロット 2020年3月16日以前生産分 2020年3月17日以降生産分
本体バージョン Ver. 2.0 Ver. 3.0
本体正面銘板 例:受光器
例:受光器
本体側⾯銘板 例:受光器
例:受光器

■通信モジュールSF4D-TM1

生産ロット 2019年11月以前生産分 2019年12月以降生産分
本体バージョン - Ver. 2.0
通信モジュール
SF4D-TM1
設定ソフトウェア
Configurator Light Curtain
バージョン情報
Ver.1.3.0
バージョン情報
Ver.1.4.0

各部の名称と機能

投・受光器共通

名称 機能
線同期 光同期
受光器 投光器 受光器 投光器
上部アプリ表示灯
(青色 / 緑色 / 赤色 / 橙色)
光軸調整モード
設定時
全光軸入光時[制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時]:青色点灯
最上端光軸入光時:赤色点灯、最上端光軸遮光時:消灯
消灯
アプリモード
設定時
アプリ表示灯入力1 ON時:緑色点灯
アプリ表示灯入力2 ON時:赤色点灯
アプリ表示灯入力1/2 ON時:橙色点灯
アプリ表示灯入力1/2 OFF時:消灯
消灯
下部アプリ表示灯
(青色 / 緑色 / 赤色 / 橙色)
光軸調整モード
設定時
全光軸入光時[制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時]:青色点灯
最下端光軸入光時:赤色点灯、最下端光軸遮光時:消灯
消灯
アプリモード
設定時
アプリ表示灯入力1 ON時:緑色点灯
アプリ表示灯入力2 ON時:赤色点灯
アプリ表示灯入力1/2 ON時:橙色点灯
アプリ表示灯入力1/2 OFF時:消灯
消灯
安定入光表示灯
(緑色 / 橙色)
安定入光時:緑色点灯
不安定入光時:橙色点灯
遮光時:消灯
消灯
デジタル表示灯
(緑色 / 黄色)
入光量
(緑色)
入光量レベル3:緑色点灯""、入光量レベル2:緑色点灯""
入光量レベル1:緑色点灯""、遮光時:消灯
消灯
異常
(黄色)
通常動作時:消灯、異常時:英数字黄色点滅または点灯""
極性
(黄色)
PNP出力設定時:黄色点灯"" (起動時のみ)
NPN出力設定時:黄色点灯"" (起動時のみ)
周波数表示灯(橙色) - 周波数1設定時:橙色点灯""
周波数2設定時:橙色点灯""

投光器

名称
(注1)
機能
線同期 光同期
投光量制御表示灯(橙色)[CTRL] ショートモード時:消灯、ロングモード時:橙色点灯
テスト表示灯(橙色)[TEST] テスト時:橙色点灯、通常動作時:消灯
動作表示灯(緑色 / 赤色)[OP] 制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)OFF時:赤色点灯
通常動作時:緑色点灯
異常時:赤色点灯

受光器

名称
(注1)
機能
線同期 光同期
機能設定表示灯(橙色)[FUNC] 通信モジュール接続時:橙色点滅
ブランキング機能または並列接続使用時:橙色点灯(注2)
インタロック表示灯(黄色)[LOCK] インタロック時:黄色点灯、それ以外:消灯
OSSD表示灯(緑色 / 赤色)[OSSD] 制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)OFF時:赤色点灯
(注1): 本体には、[]内の名称が表記されています。
(注2): ブランキング機能および並列接続の詳細については、取扱説明書をご参照ください。

  • 本装置を機械の始動装置として使用する「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格、規制をご参照ください。
  • 日本国内でSF4D-□をプレス安全用として使用しないでください。日本国内で使用するプレス機械・シャー(紙断裁機)にはSF4D-□-01をご使用ください。
  • SF4D-□-01は韓国でプレス安全用として使用しないでください。
  • 本装置を海外に設置する場合は、OSHA 1910.212およびOSHA 1910.217(米国)、EN ISO 13855(EU)などが適用されます。設置条件については、各国の法律および規格などをご確認ください。
このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず取扱説明書をお読みください。
  • 必ず、安全のため始業点検を行なってください。
  • 本装置は、危険部分の駆動装置が電源遮断により急停止するか、または急停止装置を備えた各種機械装置に適合しています。動作サイクルの途中で停止できない機械には、適合しませんのでご注意ください。

SF4D-□-01を日本国内プレス機械・シャー(紙断裁機)安全装置として使用する場合

  • 厚生労働省公示の「動力プレス機械構造規格」、「プレス機械又はシャー(紙断裁機)の安全装置構造規格」および「プレス機械の安全装置管理指針について」に従ってください。
  • 必ず保護チューブSFPD-A10(チューブ長10m)(別売)をケーブルに取り付けてください。

SF4D-□-01を設置する機械について

  • 日本国内でプレス機械・シャー(紙断裁機)の安全装置としてご使用になる場合は、以下の仕様を満たす機械以外には使用しないでください。

プレス機械

項目 仕様
機械の種類 急停止機構および再起動防止機構を有するプレス
圧力能力 50,000kN以下
急停止時間 500ms以下
ストローク長 (防護高さ-ダイハイト)以内
金型の大きさの範囲 ボルスターの幅以内

シャー(紙断裁機)

項目 仕様
機械の種類 急停止機構および再起動防止機構を有するシャー(紙断裁機)
断裁厚さ 200mm以下
断裁幅 5,000mm以下
刃物の長さ 5,500mm以下

通信モジュールについて

  • 本装置は、通信モジュールSF4D-TM1(別売)を用いることにより各種機能設定が可能です。
    (但し、SF4D-□-01使用時は設定を変更できません。)
    機能の中には、最小検出物体の大きさなど安全距離に関わる内容が変化するものがあります。各機能を設定する際には、安全距離の再計算を行ない安全距離以上の空間をあけて設置してください。充分な空間をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
通信モジュールSF4D-TM1(別売)を用いる機能設定に関する詳細については、通信モジュールの取扱説明書をご参照ください。

コーナーミラーについて

  • コーナーミラーは厚生労働省型式検定は受けていませんので、日本国内のプレス機械・シャー(紙断裁機)には使用できません。
  • セーフティライトカーテンSF4Dシリーズの取扱説明書に従い、メンテナンスを必ず行なってください。
  • コーナーミラーの反射面に汚れ、水、油などが付着した状態で使用しないでください。拡散または屈折により、適切な検出範囲が保たれない可能性があります。
  • コーナーミラーおよびセーフティライトカーテンの設置は、必ず取扱説明書の内容をご理解の上、設置条件に従ってください。設置条件が満たされない場合は、意図しない誤入光状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 取扱説明書は、Webサイトよりダウンロードできます。
  • コーナーミラーを使用して、セーフティライトカーテンSF4Dシリーズを回帰反射型として、使用しないでください。
  • コーナーミラーの反射面の材質は、ガラスです。破損した場合、破片が飛び散る可能性がありますので、ご注意ください。
  • コーナーミラーの反射面にひびが入った状態や割れた状態で使用しないでください。拡散または屈折により、適切な検出範囲が保たれない可能性があります。反射面にひびや割れがある場合は、コーナーミラーを交換してください。
  • レーザ式の光軸調整器などを用いて光軸調整を行なう場合、コーナーミラーで反射したレーザ光が目に入らないよう、充分ご注意ください。
  • 上記の事項が守られない場合、死亡または重傷を負うおそれがあります。

IO-Link通信ユニットについて

  • IO-Linkの情報は、安全制御に使用しないでください。
  • 本製品を通じ、IO-Link通信を用いてIO-Linkマスタから直接セーフティライトカーテンの設定を行なうことはできません。
  • セーフティライトカーテン設定情報コピー機能は、セーフティライトカーテンの保守交換を想定した機能です。交換前のセーフティライトカーテン設定を交換後のセーフティライトカーテンへ書き込む作業のみご使用ください。交換品以外への書き込みを行なった場合、正常な動作をしない可能性があります。

その他

  • 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 本装置は、AGVなどの移動体設備には使用しないでください。
  • 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。

検出領域

  • 機械の危険部へ到達するには、必ず検出領域を通過する構造にしてください。また、機械の危険部で作業をする場合は、人体の一部もしくは全部が、検出領域内に残る構造にしてください。人体が検出されないと、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
  • 1つの投光器(受光器)に対向して複数の受光器(投光器)を接続することはできません。

正しい検出領域の設定例

正しい検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

安全距離

  • 安全距離を正確に計算し、機械の危険部と本装置の検出領域との間に、必ず安全距離以上の間隔をあけて設置してください。(計算式については、最新の規格にてご確認ください。)安全距離の計算方法を間違えた場合や、充分な間隔をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 実際にシステムを設計する前に、本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。

安全距離

  • 本装置の最小検出物体の大きさは、フローティングブランキング機能を使用するか否かで変わります。正しい最小検出物体の大きさと正しい計算式で、安全距離を計算してください。
    フローティングブランキング機能使用時の最小検出物体の大きさ
      フローティングブランキング機能使用時の最小検出物体
    未設定 設定(注1)
    1光軸 2光軸 3光軸 4光軸 5光軸
    SF4D-F□ ø14mm ø24mm ø34mm ø44mm ø54mm ø64mm
    SF4D-H□ ø25mm ø45mm ø65mm ø85mm ø105mm ø125mm
    SF4D-A□ ø45mm ø85mm ø125mm ø165mm ø205mm ø245mm
    (注1): SF4D-□-01使用時は、フローティングブランキング機能を使用できません。
  • 人体が本装置の検出領域に垂直に侵入(通常)するとき、次に示す計算式を使用して安全距離を算出します。
    侵入方向が垂直ではないときは必ず関連規格(地域、機械の規格など)をご確認ください。
EN ISO 13855 / ISO 13855 / JIS B 9715の場合

検出領域に対して進入方向が垂直の場合
<最小検出物体がø40mm以下の場合>

• 計算式(1) S=K×T+C

S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 人体または物体の進入速度(mm/s)
通常は、2,000(mm/s)にて計算します。
T: 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4D
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4D:本装置の応答時間(s)
C: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)
安全距離Sを算出するときには、下記のように5つの場合分けがあります。
まず、前記計算式にK=2,000(mm/s)として計算します。そのときの計算結果を1)S<100、2)100≦S≦500、3)S>500の3つの場合分けをします。計算結果が3)S>500になった場合は、もう一度前記計算式にK=1,600(mm/s)として再計算します。そのときの計算結果を4)S≦500、5)S>500の2つの場合分けをします。詳細については、取扱説明書をご参照ください。
本装置を「PSDIモード」で使用する場合は、適切な安全距離Sを算出する必要があります。詳細については、使用する国や地域の該当する規格・規制をご参照ください。

<最小検出物体がø40mmより大きい場合>

• 計算式 S=K×T+C

S: 安全距離(mm)
K: 人体または物体の進入速度(mm/s)
1,600(mm/s)にて計算します。
T: 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF4D
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF4D:本装置の応答時間(s)
C: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)。
C=850(mm)(一定)

ページトップへ戻る

お電話でお問い合わせ
0120-394-205 [スマートフォン・携帯電話OK]受付時間 9:00-17:00(12:00-13:00、弊社休業日を除く)
WEBでお問い合わせ
  • ご相談はこちら

ページトップへ戻る

商品に関するお問い合わせ
FAデバイス技術相談窓口

0120-394-205

ダウンロード

レーザー溶着 工法読本 レーザ溶着工法読本をダウンロードする

ライフ サイエンス分野 分注工程に おける 課題解決事例 検体検査装置編 ライフサイエンス 分注工程における課題解決事例 検体検査装置編

関連情報

ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品を除く]
ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品]
ご注文・ご使用に際してのお願い(FAセンサ・システム[モータ以外])
ご注文・ご使用に際してのお願い(産業用モータ専用)