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【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
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使用上の注意 - 流量センサ

使用上の注意

流量センサ選定方法

  • 吸着ノズルでの吸着・離脱確認、漏れ検査等で流量センサをご使用になる場合の、流量レンジの選定の目安にお役立てください。ノズル(ピンホール)の有効断面積とノズルの内外での圧力差により、流量を計算することができます。

<計算例>

  • ノズルの径がø0.1~2.0mmでP2を可変した場合の流量計算値を下表に示します。
  P1(MPa)
絶対圧
P1(MPa)
ゲージ圧
P2(MPa)
絶対圧
P2(MPa)
ゲージ圧
音速/
亜音速
流量計算値(ℓ/min.)
ø0.1mm ø0.2mm ø0.3mm ø0.4mm ø0.5mm
吸引 0.1013 0 0.0313 -0.07 音速 0.090 0.360 0.810 1.440 2.250
0.1013 0 0.0413 -0.06 音速 0.090 0.360 0.810 1.440 2.250
0.1013 0 0.0513 -0.05 音速 0.090 0.360 0.810 1.440 2.250
0.1013 0 0.0613 -0.04 亜音速 0.088 0.352 0.792 1.408 2.200
0.1013 0 0.0713 -0.03 亜音速 0.082 0.329 0.740 1.315 2.055
0.1013 0 0.0813 -0.02 亜音速 0.072 0.287 0.645 1.147 1.792
0.1013 0 0.0913 -0.01 亜音速 0.054 0.215 0.483 0.859 1.343
ブロー
(漏れ検査)
0.1113 0.01 0.1013 0 亜音速 0.057 0.226 0.509 0.905 1.414
0.1213 0.02 0.1013 0 亜音速 0.080 0.320 0.720 1.280 2.000
0.1413 0.04 0.1013 0 亜音速 0.113 0.453 1.018 1.810 2.828
0.1613 0.06 0.1013 0 亜音速 0.139 0.554 1.247 2.217 3.464
0.1813 0.08 0.1013 0 亜音速 0.160 0.640 1.440 2.560 4.000
0.2013 0.1 0.1013 0 音速 0.179 0.716 1.610 2.862 4.472
0.3013 0.2 0.1013 0 音速 0.268 1.071 2.410 4.284 6.694
0.4013 0.3 0.1013 0 音速 0.357 1.426 3.209 5.706 8.915
0.5013 0.4 0.1013 0 音速 0.445 1.782 4.009 7.127 11.137
0.6013 0.5 0.1013 0 音速 0.534 2.137 4.809 8.549 13.358
  P1(MPa)
絶対圧
P1(MPa)
ゲージ圧
P2(MPa)
絶対圧
P2(MPa)
ゲージ圧
音速/
亜音速
流量計算値(ℓ/min.)
ø0.7mm ø1.0mm ø1.5mm ø2.0mm
吸引 0.1013 0 0.0313 -0.07 音速 4.411 9.002 20.254 36.007
0.1013 0 0.0413 -0.06 音速 4.411 9.002 20.254 36.007
0.1013 0 0.0513 -0.05 音速 4.411 9.002 20.254 36.007
0.1013 0 0.0613 -0.04 亜音速 4.312 8.800 19.801 35.202
0.1013 0 0.0713 -0.03 亜音速 4.028 8.220 18.494 32.878
0.1013 0 0.0813 -0.02 亜音速 3.512 7.166 16.125 28.666
0.1013 0 0.0913 -0.01 亜音速 2.631 5.370 12.083 21.480
ブロー
(漏れ検査)
0.1113 0.01 0.1013 0 亜音速 2.772 5.657 12.727 22.626
0.1213 0.02 0.1013 0 亜音速 3.920 8.000 17.999 31.998
0.1413 0.04 0.1013 0 亜音速 5.543 11.313 25.454 45.252
0.1613 0.06 0.1013 0 亜音速 6.789 13.856 31.175 55.423
0.1813 0.08 0.1013 0 亜音速 7.840 15.999 35.998 63.996
0.2013 0.1 0.1013 0 音速 8.765 17.888 40.248 71.552
0.3013 0.2 0.1013 0 音速 13.119 26.774 60.242 107.096
0.4013 0.3 0.1013 0 音速 17.474 35.660 80.236 142.641
0.5013 0.4 0.1013 0 音速 21.828 44.547 100.230 178.186
0.6013 0.5 0.1013 0 音速 26.182 53.433 120.224 213.731
(注1):配管等に漏れがある場合、計算値より実際に流れる流量が大きくなります。流量選定時には、配管の漏れ量を考慮してください。
(注2):配管途中で吸着ノズル径よりも細い部分がある場合、流量が絞られてしまい計算値より低い流量になることがあります。
また、吸着確認等ができなくなるおそれがあります。
(注3):有効断面積はあくまでも目安です。ノズルが細長い場合、有効断面積はノズルの開口面積よりも小さくなります。
(注4):応答時間は、流量センサから吸着ノズル(ピンホール)までの配管の内容積によって決まります。高速検知を行なう場合は、吸着ノズルの近くに流量センサを配置するなど極力配管の内容積を小さくしてください。

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適用流体について

  • 流量センサは、空気・窒素用です。その他の流体では精度の保証ができませんので、使用しないでください。
  • 清浄空気はJIS B 8392-1.1.1~5.6.2、圧縮空気はJIS B 8392-1.1.1~1.6.2の規格に適している空気を使用してください。
  • コンプレッサからの圧縮空気には、ドレン(水、酸化オイル、異物など)が含まれていますので、流量センサの吸入側(上流)にフィルタやエアドライヤ、オイルミストフィルタ(マイクロエレッサ)を取り付けてください。
    尚、流量センサのポート内にあるメッシュ(金網)は、配管中の流れを整流するためのものです。異物を取り除くためのフィルタではありませんので、必ずフィルタを設置してください。
  • 流量センサの吸入側(上流)にバルブを使用する場合は、禁油仕様のバルブをご使用ください。グリス、オイルなどの飛散により、誤動作したり破壊されるおそれがあります。

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流量単位について

  • 流量は、温度、圧力の影響を受けない質量流量で計測しています。単位はℓ/min.ですが、これは質量流量を+20℃、1気圧(101kPa)での体積流量に換算した場合の表示です。

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配線

  • 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 定格範囲以上の電圧の印加や、直接交流電源に接続すると、破損や焼損のおそれがありますので、ご注意ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • 直流電源には、必ず絶縁トランスをご使用ください。
    オートトランス(単巻トランス)をご使用になると、本体や電源を破損することがあります。
  • センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 使用電源にサージが発生する場合は、電源にサージアブソーバを接続してサージを吸収してください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
  • ケーブルの引き出し部に無理な曲げ、引っ張りなどのストレスが加わらないようにしてください。

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その他の注意事項

  • 弊社製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 定格流量範囲内でご使用ください。
  • 耐圧力を超える圧力を印加しないでください。
  • アナログ出力の精度は、温度特性の他に通電による自己発熱の影響も受けます。ご使用時には、スタンバイ時間(通電後5分以上)を設けるようにしてください。
  • 強い電磁界内では、性能が満足できない場合があります。
  • 蒸気、ホコリなどの多いところでの使用は避けてください。
  • 検出部に異物が混入すると製品が破損するおそれがありますので、ご注意ください。
  • シンナーなどの有機溶剤や水、油、油脂が直接触れないようにご注意ください。
  • 針先などの鋭利なものでキーを操作しないでください。
  • 使用環境は、仕様に記載された範囲内としてください。
    下記の周囲温度と周囲湿度のグラフの中で、グラフの内側(白色部)かつ各製品の保証周囲温度/湿度範囲内でご使用ください。保証周囲温度/湿度範囲内においてグラフの外側(斜線部)でご使用になる場合、周囲温度の変化により結露する場合がありますので、結露しないようにご注意ください。
    また、0℃以下でご使用の場合は氷結しないようにご注意ください。製品の保存時も結露および氷結を避けてください。

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