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ターコイズストロークスイッチ

ターコイズストロークスイッチ使用上の注意

1.はんだ付け条件

スイッチに過大なはんだ熱が加わった場合、スイッチ機能を損なう恐れがございますので、必ず下記条件内にて作業をお願いいたします。手はんだの場合温調付きはんだコテにて、コテ先温度350℃以下で各端子3秒以内に作業を終了し、端子部に力が加わらないようにしてください。(各端子への加熱は1 秒以上の間隔を空けて実施ください)
60Wを超えるはんだごてをご使用の場合は、ご相談ください。

2.取り付け

スイッチの側面(下図のハッチング部(両面とも))に矢印方向の荷重が加わった状態でのご使用は避けてください。動作異常となる恐れがございます。また、金属製の取り付け板をご使用の際には、抜きバリ側がスイッチ取り付け面側とならないように抜きバリ方向の指示やバリ押えなどのご配慮をお願いいたします。

  • 1.スイッチ本体の固定は、平滑面にM3の小ネジを用いて0.29N・m以下のトルクで締め付けてください。またネジのゆるみ防止のため、バネ座金の併用、接着剤によるロックをおすすめします。ただし、接着剤は可動部へ付着しないようにご配慮ください。
  • 2.取付状態において、各端子とアース間などの絶縁距離が十分確保されているか、お確かめください。
  • 3.ピン押ボタン型にて横方向からの直接操作が可能ですが、ご使用になる際には別途ご相談ください。
  • 4.取付後はスイッチの端子に引張り荷重が加わらないようご配慮ください。
  • 5.ご使用可能領域:操作体位置は、接点の十分な絶縁距離の確保および、接触信頼性確保のため、下表の範囲内で設定願います。
アクチュエーター 押ボタン/ レバー自由状態 押ボタン/ レバー押込状態
穴・ボス 中心線から スタンド オフから 穴・ボス 中心線から スタンド オフから
ピン押ボタン >9.2mm >13.4mm 7.8 ~5.9mm 12.0 ~10.1mm
リーフレバー >10.7mm >14.9mm 8.4 ~6.2mm 12.6 ~10.4mm
リーフ アールレバー >13.5mm >17.7mm 11.1 ~8.7mm 15.3 ~12.9mm
  • 6.P/C板に実装される場合はP/C板端子をご使用願います。(はんだ端子はP/C板実装用ではございません。)

3.回路上の注意事項

  • 1.スイッチのON-OFF動作時のバウンス、およびチャタリングによるセット機器の誤作動防止のために、実使用の操作条件と温度範囲にて回路判定の確認をお願いします。
  • 2.誘導負荷(リレー、ソレノイド、ブザーなど)の開閉にご使用の場合、アークが原因で起こる接触障害を防止するため、適当な火花消去回路の挿入をおすすめします。

4.実使用状態でのご確認のお願い

実際に使用するに当っての信頼性を高めるため、実使用状態での品質確認を必ずお願いいたします。

5.スイッチの選択

動作特性は規格値の±20%まで変化しても支障がないように考慮して選択ください。

6.耐油・耐薬品性

アルコール系の溶剤の使用はおさけください。
ゴムキャップは、油・薬品に対して膨潤する性質があり、その種類・量によって膨潤度合いは大きく異なりますので、実際に使用する油または薬品での確認が必要です。特に、フレオン・クロロセン・トルエンなどの溶剤に対しては使用できませんのでご注意ください。

7.使用環境について

  • 1.使用周囲温度(湿度)範囲につきましては、スイッチを連続的に動作させることのできる温度(湿度)範囲ですが、温度により湿度範囲が異なりますので、下記に示す湿度範囲でお願いします。また、限界付近での連続使用はおさけください。
  • 2.この湿度範囲は耐久性能を保証するものではありません。

8.その他

押釦部のシール用ゴムキャップが破れないようスイッチの取り扱いに十分ご注意ください。

  • 1.本品は水中では使用できませんのでご注意ください。また、水滴が付いた状態での開閉または急激な温度変化は、呼吸作用により内部へ浸入する要因となりますのでご注意ください。
  • 2.シリコン系接着剤・オイル・グリースなどが存在する雰囲気では、酸化シリコンによる接触不良の原因となりますので避けてください。また、ガソリン・シンナーなど引火性・爆発性ガスが存在する場所での使用は避けてください。
  • 3.レバー型をご使用になる場合、動作の逆および横方向からの無理な荷重は加えないよう、ご注意ください。
  • 4.動作限度位置(TTP)を越えてアクチュエータを押込まないでください。動作異常となる恐れがございます。また、動作限度内であっても高速や衝撃を伴う開閉の場合、耐久寿命が低下する恐れがございますので実使用状態での品質確認を必ずお願いいたします。
  • 5.スイッチが作動体のストッパーとならないようご配慮願います。
  • 6.リード線の引き回しについて、常時引っ張り荷重が加わる事がないようにご配慮願います。

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