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【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
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レーザー樹脂溶着技術のご紹介 レーザー樹脂溶着装置のご紹介

レーザー樹脂溶着技術のご紹介

プラスチック接合の基礎からレーザー樹脂溶着ノウハウまで、レーザー溶着に必要な情報を詳細に解説。溶着ラボにて評価実験にも対応しています。
接着剤や熱板溶着、超音波溶着など従来工法で樹脂接合・プラスチック溶着をご使用・ご検討中の方、既存の超音波溶着機などの溶着機・樹脂接合設備・レーザー溶接機の置き換えをご検討中の方、必見です。

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レーザー樹脂溶着技術のご紹介

レーザー樹脂溶着装置のご紹介

レーザー樹脂溶着を装置化する際にはレーザー照射と加圧のコントロールに加えて、品質管理や操作性能など、必要な要件が多岐に渡ります。
ここでは弊社も監修に加わり、レーザーメーカの視点による必要要件もしっかり盛り込まれた装置の実例をご紹介いたします。


【はじめに】GalWeld TypeSについて

レーザー溶着装置「GalWeld TypeS」は、パナソニック製レーザー溶着機「VL-W1」が搭載されたレーザー樹脂溶着装置で、愛知県名古屋市の株式会社広島様により製作されています。
株式会社広島が持つレーザ加圧の高いノウハウと、パナソニックのガルバノスキャニング技術とを組み合わせることで、レーザー溶着機「VL-W1」の性能を100%引き出した高安定・高品質のレーザー溶着が可能です。
また、溶着時の計測データやプロファイルの確認機能などの充実により、最適な量産プロセスを最短で実現できる装置です。

レーザ樹脂溶着装置 GalWeld typeS


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【特長1】パナソニック製レーザー溶着機「VL-W1」搭載

レーザー樹脂溶着装置「GalWeld TypeS」には、パナソニック製レーザー溶着機「VL-W1A00」が搭載されています。

「VL-W1」はガルバノスキャニング式のレーザー溶着機で、通常の1点照射タイプのレーザー溶着機に比べ設備サイズをコンパクトにすることが可能。また、マルチスキャンプロセスにより、余裕を持った溶着条件を導き出すことができます。

操作面でも、溶着軌跡を簡易的に作成できる " 簡易図形作成機能 " や、レーザービームの照射径を可変できる " 照射ビーム径可変機構 " など、「GalWeld」を操作する上でも非常に便利な機能が多く搭載されています。


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【特長2】高品質・高信頼性な接合結果 - 新加圧制御方式 VCCS制御 ※共同特許出願中

レーザー樹脂溶着装置「GalWeld TypeS」の一番の特長は、この新制御加圧方式の「VCCS制御」にあります。

VCCSは、パナソニックのガルバノスキャニングによるマルチスキャンプロセスと、株式会社広島の加圧ノウハウの技術を組み合わせることで実現した新しい加圧制御方式で、レーザー加工中におけるワークの状態変化(膨張・軟化・溶融・凝固)を検知し、ワークの状態に応じた加圧制御をする機能です。

VCCSはマルチスキャンプロセスと組み合わせることで、一般的な加圧と比べて高品質・高信頼性な接合結果を得ることができます。

VCCSとは 状況変化に合わせた可変加圧制御でより高品質・高信頼性の接合が可能

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【特長3】4つの計測データで加工中データの見える化が可能

操作パネルのホーム画面は、左部が内蔵カメラの映像、右部には加工時に計測したデータのリアルタイム計測値となります。

「レーザー出力」「加圧力」「沈み込み量測定値(2点)」計4点の計測データをグラフ化し、リアルタイムで確認することが可能です。

この4点は品質管理項目としてもよく使用されており、接合条件の見える化だけではなく品質管理の要件確立にも役立ちます。

操作パネル

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【特長4】加工履歴から溶着プロファイルを確認

加工時の測定情報は、最大2,000ファイルまで履歴として残すことができます。もちろん外部出力も可能です。

操作パネル上で溶着履歴からグラフ表示をすると、4つのグラフの一括表示が可能です。

さらに、シークバー操作により、レーザ溶着加工が開始してから完了するまでの瞬間値をその場で確認することができます。

従来のレーザー溶着の品質管理ではレーザー条件と加圧力の設定による『沈み込み量』の結果で判断することが多かったのですが、「GalWeld」では、レーザー照射中の樹脂状態の変化過程を確認しながら、最適な量産プロセスを導き出せます。

履歴一覧
グラフ表示

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お問い合わせ

レーザー樹脂溶着装置「GalWeld TypeS」についてご不明の点、ご質問などありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

弊社レーザー溶着スタッフが詳しい内容についてご説明いたします。

GalWeld TypeS お問い合わせはこちら

[装置製作]

株式会社広島

https://hiroshima-web.com/ 新しいウィンドウで開く

TEL : 052-629-0020 受付時間: 9:00 - 17:00(平日)


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関連商品のご案内

接触式デジタル変位センサ HG-S

レーザー樹脂溶着装置「GalWeld TypeS」には、樹脂の沈み込み量の測定をするためパナソニック製変位センサ「HG-S」が2本搭載されています。

本製品は長寿命化に貢献する堅牢&スリムボディにより、自動車業界の様々な製造工程で採用されております。
レーザー樹脂溶着以外のアプリケーションでも、ぜひご相談ください。

■センサヘッド
長寿命化に貢献する堅牢&スリムボディ
さらに光学アブソリュート方式採用で「値飛び」も「ゼロ点忘れ」もなし!

■コントローラ
コントローラが、ここまで多才に、使いやすく!
業界初 デュアルディスプレイの採用により、多才な機能と優れた操作性を実現。
さまざまな現場において、簡単・確実な高度測定が可能です。

※ 光学アブソリュート方式タイプにおいて、2015年9月時点、当社調べ
 

>> 「接触式デジタル変位センサ HG-S」の詳細はこちらから

接触式デジタル変位センサ HG-S

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ガルバノスキャニング式レーザー加工機(レーザー溶着機) VL-W1シリーズ

ガルバノスキャニング方式レーザー加工機 VL-W1シリーズ

主な特長

  • ガルバノスキャニング方式の採用
    レーザー加工装置の小型化・簡素化を実現
  • ファイバレーザー搭載
    安定した品質で樹脂のレーザー溶着が可能
  • 高性能パワーモニタ内蔵
    品質に対する安心機能
  • 専用ソフト内蔵
    初めてでも簡単操作

ガルバノスキャニング方式レーザー加工機(レーザー溶着機) VL-W1シリーズ 詳しい商品情報はこちら

レーザー溶着ラボのご紹介

パナソニックのレーザ溶着機は、愛知県春日井市にレーザー溶着ラボラトリーを構えています。
ラボでは溶着実験だけではなく、さまざまな試験にご対応できるよう評価設備を取り揃えており、高度な技術力と豊富なノウハウを持ったスタッフが皆さまのご要望にお応えできるよう、試験・評価業務にあたっています。

レーザー溶着ラボの室内風景

ラボの概要

  • 完全個室となっておりますので、開発中製品の評価もご安心してテストトライしていただけます。
  • 接合テストに合わせて、強度やリークテストのご評価をいただけるよう多彩な評価機材を保有しております。
  • 実験室とお客様のオフィスをつなぎ、リモート実験にも対応いたします。
専門の技術スタッフが評価実験をサポート レーザー溶着ラボのご紹介はこちら

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