【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
パルスAC方式 エリアイオナイザ ER-X
使用上のご注意
- 本製品は、人体保護用の装置には使用しないでください。
- 人体保護を目的とする装置には、OSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品を使用ください。
- 本製品は、高電圧を発生する製品です。
- 発火物、引火物等の危険性が存在する場所では、使用しないでください。
- 感電防止と正しい除電を行なうために、必ずコントローラのフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
- 放電針に手を近づけると感電するおそれがありますので、放電針には手を近づけないでください。
- 放電針は先がとがっていますので、取り扱いには充分ご注意ください。ケガをするおそれがあります。
- ヘッドと高電圧ユニット間の高電圧ケーブルの最小曲げ半径はR30mmです。曲げ半径R30mm未満での使用や、可動部での使用は、高電圧ケーブルの破損・火災等の原因となります。
- 清掃を行なわないと除電能力が充分発揮できなくなり、事故や故障の原因にもなります。約1週間を目安に定期的に清掃を行なってください。
- 密閉した場所で使用する場合は、発生したオゾンが有害となるおそれがありますので、必ず換気を行なってください。
- イオンエアを顔に向けないでください。オゾンにより鼻、喉などを痛めるおそれがあります。
- 高低温使用時は、直接素手で本製品に触れないでください。火傷やけがの原因となります。また、高温環境で使用した直後は、本製品が大変熱くなっています。メンテナンスなどで本製品に触れる場合は、充分冷ましてください。
- CSA規格およびUL規格適合品として使用する場合は、CLASS 2対応のCSA/UL認定電源、またはCAN/CSA-C22.2 No.60950-1/UL 60950-1に規定されるLimited Power Sourceとして評価されたCSA/UL認定電源をご使用ください。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 本製品を除電以外の目的で使用しないでください。
- 本製品の仕様範囲外では、使用しないでください。事故や故障の原因となります。また、本製品の寿命を著しく低下させるおそれがあります。
- 本製品は精密機器です。落下などの衝撃を加えないでください。事故や故障の原因となります。
- 本製品の分解・修理・改造は、絶対に行なわないでください。事故や故障の原因となります。
- 本製品を火中に投じないでください。製品が破裂したり、有毒ガスが発生するおそれがあります。
- 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
- 電源入力は、定格を超えないように電源変動をご確認ください。
- スイッチングレギュレータをご使用になる場合は、必ずフレームグランド端子を接地してください。
- ヘッドの接続/取り外し、配線、点検作業を行なう際は、必ず電源を切った状態で行なってください。事故、感電または故障の原因となります。
- 配線後、電源を投入する前に結線状態を確認してください。誤った配線は、事故や故障の原因となります。
- 破損箇所(亀裂、ヒビ)があるケーブルは使用しないでください。事故や故障の原因となります。
- 蒸気、ホコリなどの多い所や、水、油や溶接時のスパッタが直接かかる所での使用は避けてください。
- 放電針を工具などの硬いもので触らないようにしてください。放電針が破損すると除電能力を充分に発揮できなくなり、また事故や故障の原因となります。
- 設置時は製品本体を確実に固定してください。固定が不充分な場合や継続的に振動・衝撃が加わる場合、事故や故障の原因となります。
- 電源ケーブルは導体面積0.15mm2以上のケーブルにて全長30m未満としてください。尚、ノイズを避けるため、配線はできる限り短くしてください。
- 本製品を廃棄するときは、産業廃棄物として適切な処理をしてください。
- 放電開始後、除電性能が安定するまでに約30分かかります。イオンバランスの調整は30分経過後に行なってください。
- ヘッドと放電針ユニット、およびコントローラは、正しい組み合わせでご使用ください。
新旧タイプのコントローラの見分け方/ヘッドとの組み合わせ
組み合わせ使用 |
新タイプのコントローラ (注1) |
旧タイプのコントローラ (注1) |
2016年4月以降生産分 |
2014年4月生産分~
2016年3月生産分 |
2014年3月以前生産分 |
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ヘ ッ ド |
スポットタイプ |
ER-X001 |
可 |
可 |
使用不可 |
バータイプ |
ER-X008 |
可 |
可 |
使用不可 |
ER-X016 |
可 |
ER-X032 |
ER-X048 |
ER-X064 |
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耐熱・ 耐寒 |
ER-X008HC |
可 |
使用不可 |
使用不可 |
ER-X016HC |
可 |
ER-X032HC |
ER-X048HC |
ER-X064HC |
(注1): |
新旧タイプのコントローラは、電源コネクタピン配列が異なります。詳細については、回路・接続をご参照ください。 |
取り付け
ヘッドの設置
- M4ビス2本またはM6ビス1本を使用し、ヘッドを装置筐体に取り付けます。振動が多い場合は、スプリングワッシャなどのゆるみ止め対策を施してください。
- 角度調整用ビスを緩めてヘッドの角度を調整し固定します。
その際の締め付けトルクは0.5N・m以下としてください。
- ER-X001のヘッド取付金具の位置は、ヘッド先端から20mm以上としてください。ヘッド固定用ビスの締め付けトルクは0.5N・m以下としてください。
- ヘッド設置後、適切な除電を行なうために、「取扱説明書」記載の手順に従ってコントローラの設定を行なってください。
(注1): | ヘッドを取り付ける装置筐体は必ず接地してください。 |
(注2): | ヘッドと除電対象物の距離は30mm以上としてください。除電対象物の帯電量が30kV以上の場合、設置距離は50mm以上としてください。 |
(注3): | ヘッドの周辺およびヘッドから除電対象物までの間に金属が存在すると
イオンが吸収され、適切な除電を行なうことができません。以下の設置条件を参照して、ヘッドを取り付けてください。 |
(注4): | 側面設置する場合は、放電周波数を10Hz以上としてください。 |
(注5): | ヘッドを2本以上並べて取り付ける場合、周波数を同じにして下記のとおり間隔をあけてください。異なる周波数で使用する場合、対向設置、平行設置ともに400mm以上の間隔をあけてください。 対向設置する場合、各ヘッドが単独でワーク片面を除電できる距離に設置してください。 |
高電圧ユニットの設置
- M4ビス2本またはM6ビス2本を使用して固定します。その際の締め付けトルクは、下記のとおりです。
• M4ビス使用時:1.2N・m • M6ビス使用時:2.5N・m
(注1): | 高電圧ユニットの上に物を置かないでください。 |
(注2): | 複数台のヘッドを使用する場合、高電圧ユニットは10mm以上離して取り付けてください。 |
(注3): | M6ビスを使用して高電圧ユニットを固定する場合は、ヘッド接続ケーブルを接続する前に行なってください。 |
(注4): | ER-X001の高電圧ユニットはM6ビスを使用して固定してください。 |
(注5): | 高電圧ケーブルの最小曲げ半径はR30mmです。 |
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コントローラの設置
- コントローラは35mm幅DINレールに取り付けるか、M4ビスを使用して取り付けます。
〈DINレールに取り付ける場合〉 |
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- ロック解除レバーを引くと、DINレールから本製品を取り外すことができます。
〈M4ビスで取り付ける場合〉 |
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- 締め付けトルクは、1.2N・m以下としてください。
配管
- 本製品はエアを供給することにより、放電針の汚れを低減させ除電速度を向上させることができます。
- 本製品のエア入口部に取り付けるチューブは、外径ø6mmとしてください。
- 本製品には乾燥したクリーンエア(水、油またはホコリなどを含まないエア)を供給してください。
- 元圧からのエア配管長さや空圧部品(ニードルバルブ、スピコン、ミニフィルタなど)の追加により圧力降下が発生するため、イオナイザへの供給圧力が不足しないようご注意ください。また、供給エア流量にあった空圧部品を選定してください。
ER-X008/X016/X032/X048/X064
<ヘッド部に配管> |
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ER-X008HC/X016HC/X032HC/X048HC/X064HC
<ヘッド部に配管> |
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ER-X001
<高電圧ユニットに配管> |
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(注1): | 本製品の継手にチューブを差し込む際、必ずチューブが突き当たるところまで差し込み、チューブがしっかりと差し込まれていることをご確認ください。チューブの差し込みが不充分な場合、エア漏れの原因となります。 |
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