【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

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CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C1000L

使用上のご注意

ご使用にあたっては必ず製品付属の取扱説明書をお読みください。

  • 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。
  • 人体保護を目的とする検出にはOSHA、ANSI、およびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。
  • 製品付属の取扱説明に記載されている以外の方法で操作しないでください。規定した以外の手順による制御や調整は、危険なレーザ放射の被ばくをもたらす可能性があります。

レーザ光に関する注意事項

  • 本製品は、IEC/EN/JIS/GB/KS規格およびFDA規則※のクラス2レーザ製品です。
  • 周辺が暗い環境を含むビーム内の連続的な観察は避けてください。
  • 望遠光学系など、光学機器を用いてビームを見ないでください。
  • 製品の分解・改造は絶対にしないでください。
  • 本製品には、IEC(EN)規格の警告ラベルが貼り付けてあり、JIS規格、GB規格、KS規格の警告ラベルが同梱されています。必要に応じて、IEC(EN)規格の警告ラベルを剥がしてから、適切なラベルを貼り付けてください。
  • 本製品を米国へ輸出する場合、FDA証明・識別ラベルをケーブル付け根に貼り付けてください。

※本製品はLaser Notice No.56 規定に従い、IEC 60825-1 Ed.3 への準拠を除き、FDA規則(FDA 21 CFR 1040.10 および1040.11)に準拠します。

レーザ製品の安全基準

  • レーザ製品によって使用者に障害が発生するのを未然に防止することを目的として、IEC規格、EN規格、JIS規格、GB規格、KS規格、FDA規則ではそれぞれ次の基準が制定されています。
  IEC : IEC 60825-1:2014
  EN : EN 60825-1:2014/A11:2021
  JIS : JIS C 6802:2014
  GB : GB 7247.1-2012
  KS : KS C IEC 60825-1:2014
  FDA : PART 1040.10、1040.11(Laser Notice No.56適用)

この基準ではレーザの危険度に応じてレーザ製品をクラス分けし、各クラスごとに実行すべき安全予防対策を定めています。上記規格に基づき、HG-Cシリーズはクラス2レーザ製品に該当します。


  • 危険度の説明
クラス分け 危険評価の概要
クラス2 まばたきなどの嫌悪反応(回避行動)によって目が保護される400 nm~700 nm の波長範囲の可視光を放出するレーザ。

(注):予期せぬ故障が生じた場合には危険な放射が生じる可能性がありますので、安全に注意してください。

レーザ光の安全方策について

  • レーザ製品を安全に使用するために、各規格において「レーザ製品の安全基準」が規定されています。ご使用になる前に内容をご確認ください。

各部の名称

各部の名称

取り付け

  • 本製品を取り付ける際は、M3ビスを使用し、締め付けトルクは0.5N・mとしてください。M3ビスは、別途ご用意ください。

  • 簡易取付金具(別売)を本製品に取り付ける場合の締め付けトルクは、0.5N・m以下としてください。

(注1): 簡易取付金具のため、変位データ取得およびシビアな検出を目的とした用途では、設置条件により検出特性を保持できない場合がありますのでご注意ください。

取り付け方向

• 移動体に対する方向
<材質・色差がある場合>

  • 移動する測定対象物の材質・色が極端に異なる測定を行なう場合、次のような方向に取り付けることで、測定誤差を最小限に抑えることができます。

材質・色差がある場合

<回転する対象物の測定>

  • 回転する対象物を測定する場合、次のように取り付けることで、対象物の上下の振れや位置ずれなどの影響を抑えて測定することができます。

回転する対象物の測定

<段差がある場合>

  • 移動する測定対象物に段差がある場合、次のように取り付けることで段差エッジの影響を抑えて測定することができます。

段差がある場合

•狭い場所や凹部での測定

  • 狭い場所や穴の中で測定を行なう場合、投光部から受光部までの光路を遮らないように取り付けてください。

•狭い場所や凹部での測定

•壁面に取り付ける場合

  • 壁面での多重反射光が受光部に入光しないように、次のように取り付けてください。また、壁面の反射率が高い場合には、光沢の無い黒色にすると効果的です。

壁面に取り付ける場合

その他

  • 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 誤配線をしますと、故障の原因となります。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 電源投入時の過渡的状態を避けてご使用ください。
  • ケーブル延長は、0.3mm2以上のケーブルにて全長20mまで可能です。
  • ケーブルの引き出し部に無理な曲げ、引っ張りなどのストレスが加わらないようにしてください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯および太陽光などの光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • 本製品の投・受光面に、水や油や指紋など光を屈折させるもの、あるいはホコリやゴミなど光を遮断するものを付着させないようにしてください。付着した場合は、ホコリの出ない柔らかい布、またはレンズ用ペーパーで拭いてください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所、腐食性ガスなどの雰囲気での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や強い酸、アルカリ、油、油脂がかからないようにご注意ください。
  • センサヘッドの投光窓/受光窓を清掃する際は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 本製品の指向性にはばらつきがあります。本製品をご使用の際は、取付金具などで光軸調整ができるようにご配慮ください。
  • 本製品の内部メモリ(不揮発性メモリ)には寿命があり、設定を10万回以上行なうことができません。

PROモード設定

各部の名称

各部の名称
設定項目 初期状態 内容
応答時間設定 応答時間を設定します。
:高精度10ms、 :標準5ms、 :高速1.5ms
出力動作設定 制御出力の動作モードを選択します。
:入光時ON" :非入光時ON
検出出力設定 検出出力を設定します。
:通常検出モード
:1点ティーチング (ウィンドウコンパレータモード)
:2点ティーチング (ウィンドウコンパレータモード)
:3点ティーチング (ウィンドウコンパレータモード)
:立ち上がり微分モード
:立ち下がり微分モード
ヒステリシス設定 ヒステリシス幅を設定します。
HG-C1030□:0.001~5.00mm
HG-C1050□:0.01~15.00mm
HG-C1100□:0.02~35.00mm
HG-C1200□:0.1~80.0mm
HG-C1400□:0.2~200.0mm
シフト量設定 リミットティーチング時のしきい値のシフト量を設定します。
シフト量は、ヒステリシスの2倍以上に設定してください。
HG-C1030L3-P□:0.002~10.00mm
HG-C1050L3-P□:0.02~30.00mm
HG-C1100L3-P□:0.04~70.00mm
HG-C1200L3-P□:0.2~160.0mm
HG-C1400L3-P□:0.4~400.0mm
タイマ設定 タイマ動作を設定します。タイマ時間は、5ms固定です。
:タイマなし、 :オフディレイタイマ
:オンディレイタイマ、 :ワンショットタイマ
タイマ時間設定 タイマ設定で「オフディレイタイマ、オンディレイタイマ、ワンショットタイマ」に設定した場合、タイマ時間の設定を行ないます。
タイマ時間設定:5ms
タイマ時間設定:10ms
タイマ時間設定:25ms
タイマ時間設定:50ms
タイマ時間設定:100ms
タイマ時間設定:250ms
タイマ時間設定:500ms
タイマ時間設定:1,000ms
タイマ時間設定:5,000ms
表示設定 測定値の表示を切り換えることができます。
:通常、 :反転、 :オフセット
ホールド設定 計測エラー(受光量不足、光量飽和、測定範囲外)発生時の制御出力 とアナログ出力の動作を設定します。
:ホールドOFF、 :ホールドON
エコ設定 キー操作を30秒間行なわないとデジタル表示部を消灯することができ、消費電流を抑えることができます。
:エコOFF :エコON
リセット設定 初期状態(工場出荷状態)になります。
:リセットNG、 :リセットOK

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エラー表示

・エラー時は以下の対処をしてください。

エラー表示 内 容 処 理
反射光量不足、検出物体が検出範囲外。 検出物体が測定範囲内か確認してください。
センサの設置角度を調整してください。
フラッシュメモリの破損・寿命です。 弊社までお問い合わせください。
検出出力の負荷が短絡して、過電流が流れています。 電源を切ってから負荷を確認してください。
半導体レーザの破損または寿命です。 弊社までお問い合わせください。
・ゼロセット時に正常に測定されていません。
・表示設定が「オフセット」に設定されているため、ゼロセット機能が使用できません。
・検出距離が仕様範囲内か確認してください。
・表示設定を「オフセット」以外に設定してください。
ティーチング実行時に正常に測定されていません。 検出距離が仕様範囲内か確認してください。
システムエラー 弊社までお問い合わせください。

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イベント機能

エラー表示 イベントコード エラーレベル 状態
エラー表示 0x7710 異常 DO出力が短絡している
エラー表示 0x1815 異常 システム異常
エラー表示 0x1802 異常 不揮発性メモリ書き込みエラー
エラー表示 0x1803 異常 不揮発性メモリCRC異常
エラー表示 0x1810 異常 投光回路破損
エラー表示 0x8CB0 正常 ゼロセット不可 通知情報
エラー表示 0x8CB2 正常 ティーチング不可
エラー表示 0x8CA0 正常 計測エラー(重心演算できない)
※測定値:32764を送信
エラー表示 0x8CA1 正常 計測エラー(仕様範囲外、近点側)
※測定値:32000を送信
エラー表示 0x8CA2 正常 計測エラー(仕様範囲外、遠点側)
※測定値:-32000を送信
測定値表示 0x8CA3 正常 入光量低下
測定値表示 0x8D00 注意 稼働時間オーバー
測定値表示 0x8D01 注意 不揮発性メモリ保存回数オーバー

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