【休業期間のお知らせ】2024年4月27日 (土) ~ 5月6日 (月) の期間、勝手ながら当ウェブサイトへのお問合せの回答を休止いたします。

【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。

制御機器

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セーフティライトカーテン[Type2 PLc SIL1] SF2B Ver.2(終了品)

使用上のご注意

  • 本装置は、タイプ2電気感知式保護装置であり、 ISO 13849-1で規定される制御カテゴリ(制御 システムの安全関連部分カテゴリ)のうち、カテ ゴリ2、1およびBを要求されるシステムで使用さ れることを想定しています。プレス機械のような カテゴリ4を要求されるシステム、およびカテゴリ 3を要求されるシステムでは、絶対に使用しない でください。また、日本国内でもプレス安全用と してのご使用はできませんので、ご注意ください。 日本国内で使用するプレス機械には、セーフティライトカーテン SF4B-□-01V2〉をご使用ください。
  • 本装置を海外に設置する場合は、OSHA 1910.212およびOSHA 1910.217(米国)、EN ISO 13855(EU)などが適用されます。設置条件については、各国の法律および規格などをご確認ください。
このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず取扱説明書をお読みください。
出荷時に投・受光器で調整してありますので、投光器と受光器は同じシリアルNo.の組み合わせでご使用ください。シリアルNo.は、投光器および受光器の銘板に表記されています。(型式名の下側)
  • 必ず、安全のため始業点検を行なってください。
  • 本装置は、危険部分の駆動装置が電源遮断により急停止するか、または急停止装置を備えた各種機械装置に適合しています。動作サイクルの途中で停止できない機械には、適合しませんのでご注意ください。

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自己診断機能

  • 本装置は、自己診断機能を装備しています。
    異常が発見された場合は、その時点でロックアウト状態となり、制御出力(OSSD1、OSSD2)がOFFに固定されます。トラブルシューティングおよび取扱説明書を参照 し、異常の原因を排除してください。
  • 安全保持のために1日1回以上、本装置の遮光状態を点検してください。
    自己診断を実施しないと予期せぬ異常の発見が遅れ危険度が高まり、本装置が誤動作し死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 制御出力(OSSD1、OSSD2)と補助出力のすべての異常を確認するために、本装置の遮光状態 を点検する必要があります。本装置を遮光状態にして点検を行なう場合、以下のどちらかを実施してください。
    • テスト入力(投光停止機能)により投光を停止させる。
    • テストロッドなどにより光軸を遮る。[但し、互換 ケーブル(ボトムキャップケーブル)SF2B-CB05-A使用時を除く]

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投光停止機能 (テスト入力)

  • 投光器の投光動作を停止させる機能です。テスト入力(桃)の状態で、投光/投光停止の選択ができます。
テスト入力 投光状態
  SF2B-CB05-B使用時
開放 投光停止 投光
0Vまたは+Vに接続 投光 投光停止
  • 投光停止中は、制御出力(OSSD1、OSSD2)がOFFとなります。
  • 本機能を用いることにより不要な外来ノイズによる誤動作や制御出力(OSSD1、OSSD2)および補助出力の異常を装置側でも確認することが可能となります。

<タイムチャート>

  • 投光停止機能(テスト入力)を装置の停止を目的として使用しないでください。死亡または重傷を負うおそれがあります。

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補助出力

  • 補助出力は投光器に装備されており、使用するボトムキャップケーブル(別売)により、補助出力の動作が変わります。
ボトムキャップケーブル 通常動作 ロックアウト
投光停止時 制御出力
(OSSD1、OSSD2)状態
入光 遮光
SF2B-CCB□/
SF2B-CB□使用時
ON OFF ON ON
互換
ケーブル
SF2B-CB05-A使用時 OFF ON ON OFF
SF2B-CB05-B 使用できません。
ボトムキャップケーブルSF2B-CCB□/SF2B-CB□(別売)使用時
  • 補助出力は投光器に装備されており、制御出力(OSSD1、OSSD2)がONのときOFF、制御出力OSSD1、OSSD2)がOFFのときONします。
  • 補助出力を本装置の動作モニタとして使用できます。
  • 外部デバイスモニタ機能を使用しない場合、外部デバイス モニタ機能を無効にするため、補助出力線と外部デバイス モニタ入力線を接続してください。この場合、補助出力に 負荷を接続しないでください。
  • 外部デバイスモニタ機能を無効で使用する場合、補助出力 を本装置の動作モニタとして直接使用しないでください。 外部デバイスモニタを無効、且つ補助出力を本装置の動作 モニタとして使用する場合は、補助出力と外部デバイスモ ニタ入力を外部リレー(別途ご用意ください)に接続し、外部 リレーの接点を本装置の動作モニタとしてご使用ください。

<タイムチャート>

互換ケーブル(ボトムキャップケーブル)SF2B-CB05-A(別売)使用時
  • 互換ケーブル(ボトムキャップケーブル)SF2B-CB05-A(別売)を使用する場合、補助出力は必ずご使用ください。制御出力(OSSD1)または補助出力のどちらか一方でもOFF出力された場合、制御機械を停止できるようにしてください。万一、補助出力を使用しないと制御出力(OSSD1)の故障の間に予期しないエラーが発生しても機械を停止できないため、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 補助出力は投光器に装備されており、正常動作時ONを出力します。以下に示す場合にOFFを出力します。
    • 投光停止状態となる異常が発生した場合。
      [制御出力(OSSD1)が短絡し、異常が発生したときなど]
    • テスト入力が入力されている期間。
  • 制御機械側に異常を伝えることができませんので、補助出力から警告信号を出力します。

<タイムチャート>

ボトムキャップケーブル(互換ケーブル)SF2B-CB05-B(別売)使用時
  • ボトムキャップケーブル(互換ケーブル)SF2B-CB05-B(別売)を用いて補助出力を使用することはできません。

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外部デバイスモニタ機能

  • ボトムキャップケーブルSF2B-CCB□/SF2B-CB□(別売)を使用した場合に、本機能を使用することができます。制御出力(OSSD1、OSSD2)に接続された外部セーフティリレーが、制御出力(OSSD1、OSSD2)に従い正常に動作していることをチェックする機能です。
    外部セーフティリレーのb接点をモニタし、接点の溶着などの動作不良による異常が検知された場合、センサをロックアウト状態にし、制御出力(OSSD1、OSSD2)をOFFします。

外部デバイスモニタ機能を有効にする場合

  • 外部デバイスモニタ入力(黄緑)を、制御出力(OSSD1、OSSD2)に接続した外部セーフティリレーのb接点に接続してください。

外部デバイスモニタ機能を使用しない場合

  • 外部デバイスモニタ入力(黄緑)と補助出力(黄緑/黒)を結線してください。

<タイムチャート(正常)>

  • 外部デバイスモニタの設定時間は、300ms以下です。300msを超えるとロックアウト状態になります。

<タイムチャート(異常1)>

<タイムチャート(異常2)>

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直列接続

最大3セットまで接続可能(合計光軸数は最大128光軸まで)(注1)(注2)

  • 投光器と受光器を複数台直列に対向させた接続方法です。危険部への到達経路が2方向以上のときに使用します。制御出力(OSSD1、OSSD2)は、いずれかが遮光状態になるとOFFになります。詳しくは、取扱説明書をご参照ください。
(注1): SF2B-H8-□およびSF2B-A4-□には直列接続用コネクタが装備されていませんので、直列接続することができません。SF2B-H8SLおよびSF2B-A4SLには直列接続用コネクタが装備されていませんので直列に3セット接続する場合、3セット目にしか使用することができません。
(注2): SF2B-A□の合計光軸数は、2セット接続時96光軸まで、3セット接続時64光軸までです。SF2B-H□SF2B-A□を混在させて直列接続を行なう場合は、SF2B-A□のみ光軸数を2倍に計算して、合計光軸数が128光軸以下になるようにしてください。
例)SF2B-H36SF2B-A44を直列接続する場合の合計光軸数は、124光軸となります。
SF2B-H36の光軸数+(SF2B-A44の光軸数×2)=合計光軸数36光軸+(44光軸×2)=124光軸
  • 直列接続する場合は、セーフティライトカーテンと直列接続 専用サブセンサ(別売)の投光器と投光器、およ び受光器と受光器を専用の直列接続用ケーブル SF2B-CSL□(別売)で接続してください。 誤接続をすると、検出不能領域が発生することに起 因して、死亡または重傷を負うおそれがあります。

※ SF2B-CB05-B 使用時は、周波数切換スイッチ(投・受光器共)を“1”に設定してください。

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並列接続

  • ボトムキャップケーブル(互換ケーブル)SF2B-CB05-B(別売)を使用した場合のみ、最大2セットまで並列接続が可能です。詳しくは、取扱説明書をご参照ください。

※ 周波数切換スイッチ(投・受光器共)をマスタ側の場合“1”に、スレーブ側の場合“2”に設定してください。

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直列・並列混合接続

  • ボトムキャップケーブル(互換ケーブル)SF2B-CB05-B(別売)を使用した場合のみ、最大3セット(合計光軸数は最大128光軸。但しSF2B-A□は、2セット接続時96光軸、3セット接続時64光軸)まで直列接続、並列接続の混合が可能です。詳しくは、取扱説明書をご参照ください。

※ 周波数切換スイッチ(投・受光器共)をマスタ側の場合“1”に、スレーブ側の場合“2”に設定してください。

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各部の名称と機能

投光器
名 称 機 能
光軸合わせ表示灯
(赤色/緑色)
〔RECEPTION〕
A 本装置上部全光軸入光時:赤色点灯
本装置最上端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
SF2B-CB05-B使用時、常時消灯)
B 本装置中上部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
SF2B-CB05-B使用時、常時消灯)
C 本装置中下部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
SF2B-CB05-B使用時、常時消灯)
D 本装置下部全光軸入光時:赤色点灯
本装置最下端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
F2B-CB05-B使用時、常時消灯)
動作表示灯(赤色/緑色)
〔OPERATION〕
制御出力(OSSD1、OSSD2)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
(SF2B-CB05-B使用時
投光器異常時:赤色点灯
投光器正常時:緑色点灯)
投光停止表示灯(橙色)
〔HALT〕
投光停止時:点灯、投光時:消灯
異常表示灯(黄色)
〔FAULT〕
本装置異常時点灯または点滅
設定表示灯(赤色)
〔SETTING〕
常時消灯
(SF2B-CB05-B使用時
周波数1に設定時、1つ点灯
周波数2に設定時、2つ点灯)
周波数切換スイッチ SF2B-CB05-B使用時、マスタ/スレーブの切り換えに使用。マスタ側は“1”、スレーブ側は“2”に設定。
受光器
名 称 機 能
光軸合わせ表示灯
(赤色/緑色)
〔RECEPTION〕
A 本装置上部全光軸入光時:赤色点灯
本装置最上端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
B 本装置中上部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
C 本装置中下部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
D 本装置下部全光軸入光時:赤色点灯
本装置最下端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
OSSD表示灯
(赤色/緑色)〔OSSD〕
制御出力(OSSD1、OSSD2)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD1、OSSD2)ON時:緑色点灯
入光量表示灯
(橙色/緑色)〔STB〕
余裕入光時(入光量130%以上)(注1):緑色点灯
安定入光時(入光量115~130%)(注1):消灯
不安定入光時(入光量100~115%)(注1):橙色点灯
遮光時:消灯(注2)
異常表示灯(黄色)
〔FAULT〕
本装置異常時点灯または点滅
デジタルエラー表示灯
(赤色)(注3)
ロックアウト時に異常内容を点灯表示
(SF2B-CB05-B使用時
ロックアウト時に異常内容を点灯表示
周波数1に設定時、真中が点灯
周波数2に設定時、真中および下段が点灯)
周波数切換スイッチ SF2B-CB05-B使用時、マスタ/スレーブの切り換えに使用。マスタ側は“1”、スレーブ側は“2”に設定。
(注1): 制御出力(OSSD1、OSSD2)がOFFからONに切り換わるしきい値を入光量100%としています。
(注2): 遮光時とは、検出領域内に遮光物が存在する状態をいいます。
(注3): 詳細については、トラブルシューティングおよび取扱説明書をご参照ください。
(注4): 本体には、〔 〕内の名称が表記されています。

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配線

  • 本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。また、接地障害等による危険な誤動作を発生させないよう考慮してください。
  • 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • 本装置取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。

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その他

  • 本装置は、工業環境に使用する目的で開発/製造された装置です。
  • 電源投入時の過渡的状態(2s)を避けてご使用ください。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。

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検出領域

  • 機械の危険部へ到達するには、必ず検出領域を通過する構造にしてください。また、機械の危険部で作業をする場合は、人体の一部もしくは全部が、検出領域内に残る構造にしてください。人体が検出されないと、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
  • 対向する投光器と受光器は同じセット型式(光軸ピッチ、光軸数が同じ)で上下方向を合わせて設置してください。異なったセット型式を組み合わせて設置すると、検出不能領域が発生することに起因して、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 1つの投光器(受光器)に対向して複数の受光器(投光器)を接続することはできません。

正しい検出領域の設定例

誤った検出領域の設定例

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安全距離

  • 安全距離を正確に計算し、機械の危険部と本装置の検出領域との間に、必ず安全距離以上の間隔をあけて設置してください。(計算式については、最新の規格にてご確認ください。)安全距離の計算方法を間違えた場合や、充分な間隔をあけていない場合は、機械の危険部に到達する前に機 械が急停止せず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 実際にシステム設計をする前には、本装置を使用する地域の該当規格を参照し、本装置を設置してください。

  • 人体が本装置の検出領域に垂直に侵入(通常)するとき、下記に示す計算式を使用して安全距離を算出します。
  • 侵入方向が垂直ではないときは必ず関連規格(地域、機械 の規格など)をご確認ください。
EN ISO 13855/ISO 13855 / JIS B 9715の場合

検出領域に対して侵入方向が垂直の場合

  • 計算式1 S=K×T+C
S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 人体または物体の侵入速度(mm/s)
通常は、SF2B-H□ 2,000(mm/s)、SF2B-A□ 1,600(mm/s)にて計算します。
T: 装置システム全体の応答時間(s)
T=Tm+TSF2B
Tm:機械の最大停止時間(s)
TSF2B:本装置の応答時間0.015(s)
C: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
但し、Cは0未満でないこと。
C=8×(d-14)
d:最小検出物体の直径(mm)
SF2B-H□:d=27(mm)、C=104(mm)
SF2B-A□の場合、C=850(mm)(一定)となります。
• 安全距離Sを算出するときには、下記のように5つの場合分けがあり ます。まず、上記計算式にK=2,000(mm/s)として計算します。
  そのときの計算結果を1)S<100、2)100≦S≦500、3)S>500の3つの場合分けをします。計算結果が3)S>500になった場合は、
  もう一度上記計算式にK=1,600(mm/s)として再計算します。そのときの計算結果を4)S≦500、5)S>500の2つの場合分けをしま
  す。詳細については、取扱説明書をご参照ください。


ANSI B11.19の場合
  • 計算式2 S=K×(TS+TC+TSF2B+Tbm)+Dpf
S: 安全距離(mm)
検出領域の線上(面上)と機械の危険部で検出領域から最も近い場所までの最低限必要な距離。
K: 侵入速度[OSHAによる推奨値は、63(inch/s)≒1,600(mm/s)]です。侵入速度Kは、ANSI B11.19では定義されていません。適用するKの値を決定する際には、オペレータの身体能力を含むあらゆる要因を考慮してください。
TS: 最終的に停止する制御要素(エアバルブなど)から測定した機械の停止時間(s)
TC: 機械のブレーキを作動させるのに要する機械制御回路の最大応答時間(s)
TSF2B: 本装置の応答時間0.015(s)
Tbm: ブレーキモニタにより許容される追加停止時間(s)
Tbm=Ta-(TS+TC)
Ta:ブレーキモニタ設定時間(s)
機械がブレーキモニタを装備していない場合は、(TS+TC)の20%以上を追加停止時間とすることをお奨めします。
Dpf: 本装置の最小検出物体から算出される追加距離(mm)
SF2B-H□ Dpf=2.676(inch)≒68(mm)
SF2B-A□ Dpf=5.355(inch)≒136(mm)
Dpf=3.4×(d-0.276)(inch)
    ≒3.4×(d-7)(mm)
d:最小検出物体の直径1.063(inch)≒27(mm)SF2B-H□
   最小検出物体の直径1.851(inch)≒47(mm)SF2B-A□

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光沢面の影響

  • 本装置を設置する場合、光沢面からの影響を考慮して設置するか、光沢面の塗装・マスキング・光沢面の目を粗くする・光沢面の材質の変更などの方法により、光沢面への対策を行なってください。光沢 面の影響を考慮せず対策を行なわない場合、セーフティライトカーテンが検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 光の反射率が高い面から、以下に示す値以上の間隔をあけて、設置してください。

側面図
上面図

投光器と受光器間の距離
(設定距離L)
設置許容距離A
0.2m ≦ L ≦ 3mのとき 0.32m
3m < L ≦ 13mのとき
(注1)
L/2×tan2θ=L×0.106(m)
(θ=6°)

(注1): SF2B-CB05-Bを使用した場合、検出距離Lは0.3~5mとなります。
(注2): 本装置の有効開口角は、IEC 61496-2/UL 61496-2により±5゜ (L>3mにて)以下ですが、取り付け時の光軸ズレなどを考慮し、有効 開口角を±6゜と想定して、光沢のある面から離して設置してください。

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トラブルシューティング

投光器側

現 象 原 因 処 理
すべての表示灯が消灯 電源が供給されていない。 電源容量が充分であるか、確認してください。
電源を正しく接続してください。
電源電圧が仕様値内でない。 仕様値内の電源電圧を供給してください。
コネクタがしっかり接続されていない。 コネクタをしっかり接続してください。
動作表示灯が赤色点灯のまま(入光しない)
[OPERATION]
投・受光器間の光軸が合っていない。 光軸調整を行なってください。
投光停止表示灯(橙色)が点灯
[HALT]
投光停止状態になっている。 テスト入力(投光停止)線を正しく配線してください。
使用するケーブルにより、論理が異なります。
同期線の配線異常。 同期線を正しく配線してください。
受光器側が動作していない。 受光器側のチェックを行なってください。
干渉防止線の配線異常。
(SF2B-CB05-B使用時:スレーブ設定時)
干渉防止線を正しく配線してください。
マスタ/スレーブの設定異常。
(SF2B-CB05-B使用時 :マスタ設定時)
マスタ/スレーブの設定をマスタ側にしてください。
マスタ側が動作していない。 マスタ側のチェックを行なってください。
異常表示灯(黄色)が点灯
または点滅
[FAULT]
【1回点滅】
総セーフティライトカーテン数/総光軸数異常。
エンドキャップを正しく接続してください。
直列接続用ケーブルを正しく接続してください。
直列接続専用サブセンサの機種(投・受光器)を確認してください。直列接続セーフティライトカーテン数、総光軸数を仕様値内にしてください。
【2回点滅】
補助出力異常。
補助出力線を正しく配線してください。
【上記以外】
ノイズ・電源などの影響または内部回路の故障。
本装置の周りのノイズ環境を確認してください。
配線、電源電圧、電源容量を確認してください。それでも正常動作しない場合は、弊社までお問い合わせください。

受光器側
現 象 原 因 処 理
すべての表示灯が消灯 電源が供給されていない。 電源容量が充分であるか、確認してください。
電源を正しく接続してください。
電源電圧が仕様値内でない。 仕様値内の電源電圧を供給してください。
コネクタがしっかり接続されていない。 コネクタをしっかり接続してください。
OSSD表示灯が赤色点灯のまま
(入光しない)
[OSSD]
投・受光器間の光軸が合っていない。 光軸調整を行なってください。
投・受光器間の光軸数が異なる。 同一の光軸数にしてください。
マスタ/スレーブの設定が異なる。
(SF2B-CB05-Bで使用時)
同一の設定にしてください。
安定入光表示灯(橙色)が点灯
[STB]
投・受光器間の光軸が合っていない。 光軸調整を行なってください。
異常表示灯(黄色)が点灯
または点滅
[FAULT]
【デジタルエラー表示灯:1】
総セーフティライトカーテン数/光軸 数異常。
エンドキャップを正しく接続してください。
直列接続用ケーブルを正しく接続してください。
直列接続専用サブセンサの機種(投・受光器)を確認してください。
直列接続セーフティライトカーテン数、総光軸数を仕様値内にしてください。
【デジタルエラー表示灯:2】
制御出力(OSSD1、OSSD2)異常。
制御出力(OSSD1、OSSD2)線を正しく配線してください。
【デジタルエラー表示灯:4】
外乱光異常。
外乱光が受光器に入光しないようにしてください。
【デジタルエラー表示灯:7】
外部デバイスモニタ異常。
外部デバイスモニタ入力線を正しく配線してください。
リレーを交換してください。
適切な応答時間のリレーに交換してください。
【デジタルエラー表示灯:6】
ボトムコネクタ異常。
ボトムコネクタの種類を確認してください。
受光器側ケーブル色:灰色(黒ライン入)
【上記以外】
ノイズ・電源などの影響または内部回路の故障。
本装置の周りのノイズ環境を確認してください。
配線、電源電圧、電源容量を確認してください。
それでも正常動作しない場合は、弊社までお問い合わせください。

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コーナーミラーについて

  • セーフティライトカーテンSF2Bシリーズの取扱説明書に従い、メンテナンスを必ず行なってください。
  • コーナーミラーの反射面に汚れ、水、油などが付着した状態で使用しないでください。拡散または屈折により、適切な検出範囲が保たれない可能 性があります。
  • コーナーミラーおよびセーフティライトカーテンの設置は、必ず取扱説明書の内容をご理解の上、設置条件に従ってください。設置条件が満たされない場合は、意図しない誤入光状態となり、死亡または重傷を負うおそれがあります。
  • 取扱説明書はWebサイトよりダウンロードできます。
  • コーナーミラーを使用して、セーフティライトカーテンSF2Bシリーズを回帰反射型として、使用しないでください。
  • コーナーミラーの反射面の材質は、ガラスです。破損した場合、破片が飛び散る可能性がありますので、ご注意ください。

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お電話でお問い合わせ
0120-394-205 [スマートフォン・携帯電話OK]受付時間 9:00-17:00(12:00-13:00、弊社休業日を除く)
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関連情報

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