【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
法人向けトップ > 電子デバイス・産業用機器 > 制御機器トップ > サービス・サポート > FA技術サポート > テクニカルガイド > 変位センサ(検査・判別・測定用センサ) > レーザ変位センサ
レーザ変位センサの測距原理は、三角測量を応用した方式で、投光素子とリニアイメージセンサ(Linear Image Sensor)の組み合わせで、測距(変位量の検出)を行ないます。 パナソニック デバイスSUNXレーザ変位センサの投光素子には、半導体レーザが用いられており、その光は投光レンズを通して集光され、対象物に投射されます。 |
受光素子にはリニアイメージセンサ以外にも、位置検出素子(PSD : Position Sensitive Device)を使用したものがあります。リニアイメージセンサはセルごとの受光量を検出できるため、対象物の表面の影響によってスポット内に光量のばらつきがあっても、より正確に光量のピーク位置を検出することができ、対象物表面の影響による誤差を大幅に抑えることができます。一方、位置検出素子(PSD)では、光スポット全体の光量重心位置のみの情報しか得られないので測定の精度は劣りますが、内部回路が簡素化できるなどのメリットがあります。
|
スポット光のピーク位置を測定しますので、2次反射光の影響を受けず誤差が生じません。
|
スポット光全体の光量の重心を位置情報として測定しますので、2次反射光による誤差が生じます。
非接触で検出ができる光を媒体とし対象物に触れないで検出するため、対象物もセンサも全く傷付かず長期の使用が可能です。 |
応答時間が短い高速な光を媒体とし、すべて電子回路で構成されていますので、応答時間が短く、高速ラインでも楽に対応できます。 |
高精度の検出ができる精密な光学系と電子回路技術により、最高0.01μm(HL-C2シリーズ)の精度まで実現します。 |
ワークに合わせた検出ができるICの足ピンのような微小物体には微小スポット光、切削面などの乱反射面にはラインスポット光を用いることにより、安定した検出が可能です。 |
材質・色の差がある場合移動する対象物の材質・色が極端に異なる変位測定を行なう場合、下図のように取り付けることで測定誤差を最小限に抑えることができます。
|
狭い場所や凹部での測定狭い場所や穴の中で変位測定を行なう場合、投光部から受光部までの光路を遮らないように取り付けてください。
|
回転体の測定回転体を測定する場合、下図のように取り付けることで回転体の上下の振れや位置ずれなどの影響を抑えて測定することができます。
|
黒色物体・光量不足の場合反射率が低い黒色物体の変位測定を行なう場合、受光部での光量が減少し、PSDから得られる信号が小さくなり、分解能の低下を招きます。このような場合、受光量を多くするために下図のように取り付けてください。
|
段差がある場合移動する対象物に段差がある場合、下図のように取り付けることで段差エッジの影響を抑えて測定することができます。
|
センサヘッドを壁面に取り付ける場合壁面での多重反射光が受光部に入光しないように、下図のように取り付けてください。また、壁面の反射率が高い場合には、光沢のない黒色にすると効果的です。
|
変位センサ 用途・事例・アプリケーション検索用途・業界別にアプリケーション事例と最適な変位センサ(検査・判別・測定用センサ)をご案内いたします。 |
ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品を除く]
ご注文・ご使用に際してのお願い(制御部品・電子デバイス)[特定商品]
ご注文・ご使用に際してのお願い(FAセンサ・システム[モータ以外])
ご注文・ご使用に際してのお願い(産業用モータ専用)