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使用上の注意 - 光電センサ(ビームセンサ)

使用上の注意

 

設定距離

透過型・ミラー反射型

設定距離は、カタログに記載の検出距離以下としてください。余裕で記載値以上の距離で動作しても、それは保証される値とはなりません。また、ゴミ・ホコリなどで環境が悪い場合は、余裕を持った設定を行なってください。

反射型

仕様に記載してある検出距離は、標準検出物体に対する値です。実際の検出距離は、検出物体の大きさや色・表面の凹凸などにより異なりますので、余裕を持った設定を行なってください。

<検出物体の大きさによる検出距離の変化>

検出物体は、大きい程反射光量が大きくなりますので、検出距離も長くなります。
但し、光芒の拡がりと受光視野の拡がり以上に物体が大きくても、検出距離はそれ以上長くなりません。

<検出物体による検出距離の差>(拡散反射型に適用)
A 白色無光沢紙(基準)
B 自然色ダンボール
C ベニヤ板
D 灰色無光沢紙(明度3)
E 合板ツヤあり
自然色ベーク板
アクリル板(黒)
ビニールレザー(赤)
F ビニールレザー(灰)
G ゴム板(緑ツヤあり)
H アルミ板
I 反射板(リフレックス・リフレクタ)
J ø10錆びた鉄棒
ø5黄銅パイプ
K 布(黒)
L 布(ダークブルー)

上記相対検出距離は、白色無光沢紙に対する検出距離を100とした場合の各検出物体に対する検出距離の比を示します。
各値は目安ですので、光電センサ(ビームセンサ)の種類や検出物体の大きさなどによって多少異なった値となります。

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取り付け

相互干渉について

複数の光電センサ(ビームセンサ)を隣接して使う場合は、他方の光電センサ(ビームセンサ)の影響を受けて動作が不安定になりますので(相互干渉といいます)、次のような対策が必要です。

対策(1):干渉防止機能付を使用する

干渉防止機能付のセンサを使用すると、密着取り付けが可能になります。

対策(2):干渉防止フィルタを装着する

CX-411□、NX5-M10RAおよびNX5-M10RBには、干渉防止フィルタ(別売)を用意しています。

<CX-411□の場合>

対策(3):干渉しない距離だけ離す

平行移動特性または検出領域特性より設定距離L1における動作位置ℓ1を求め、その2倍以上離せば安心です。
(但し、投光器と受光器は正対し、一直線上に設置されていること。)

対策(4):投光器と受光器を交互に並べる(透過型のみ)

この場合、光電センサ(ビームセンサ)直近では、下記のように検出物体からの反射光で入光状態となることがありますので、このような場合は、遮光板を設けるなどの対策が必要となります。

遮光板を設ける

対策(5):フードまたはスリットで光芒を細くする(透過型のみ)

周囲物体の影響

<透過型・ミラー反射型>

下図のような取り付けをすると、検出物体の下側を通り抜けた光が取付台で反射し、物体が光軸を遮光しても入光状態となる場合があります。

対策(1):取り付けを高くする
対策(2):遮光板を設ける

(A)(B)(C)などの遮光板を設けて不要な反射光を防ぎます。

対策(3):取付台を黒色の無光沢とする

取付面の影響

<反射型>

取付面が粗い場合、その反射光により常時一定レベルの入光があり、応差(ヒステリシス)が増大したり、常時入光状態になってしまう場合があります。

対策(1):取り付けを高くする
対策(2):取付台を黒の無光沢とする

背景物体の影響

検出物体の後方にある壁などは、比較的面積が大きい場合が多く、検出物体から離れていても、影響を受けることがあります。

対策
  • 背景物体を取り除く
  • 背景物体を黒くする
  • 背景物体を遠ざける
  • 限定反射型を使用する

(但し、背景物体が鏡面体の場合、背景物体は平面で正対していること。背景物体が円形状や湾曲している場合は、検出することがありますのでご注意ください。)

外乱光の影響

強力な光やインバータ式蛍光灯の光などでは、誤動作する場合があります。

対策(1):外乱光の入射方向に対して角度をつける

太陽光は、季節や時間帯により入射角・波長等が異なり、太陽光からセンサが受ける影響には変動がありますので、実機にて誤動作しないことをご確認の上、ご使用ください。

対策(2):受光部にフードを設ける

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光軸調整(透過型、ミラー反射型)

1 投光器と受光器を一直線上に対向させて置きます。
2 受光器を左右方向に振り、動作表示灯を見ながら入光動作となる範囲を確認し、そのほぼ中央に設置します。
3 上下方向についても同様の調整を行ないます。
4 以上の調整を投光器についても行なってください。

ミラー反射型の場合も透過型とほぼ同様に行います。通常、反射型ミラーの角度はラフな設定で良いのですが、センサ側の角度調整はシビアに行う必要があります。

ご注意 光電センサ(ビームセンサ)の指向性にはばらつきがありますので、ご使用の際は取付金具等で光軸調整ができるようご配慮ください。

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感度調整

動作表示灯を確認しながら以下の手順で行ないます。

1 感度ボリウムを最小の位置にし、時計方向にゆっくり回し、"入光"状態で入光動作となる位置(A)点を確認します。
2 さらに時計方向に回して"非入光"状態で一旦入光動作としてから反時計方向に戻し、非入光動作となる位置(B)点を確認します。
(時計方向に回し切った状態で入光動作とならない場合は、回し切った位置が(B)点となります。)
3 (A)点と(B)点の中央に設定すれば最適感度となります。
(感度ボリウムは、マイナスドライバを用いてゆっくり回してください。強い力で回し過ぎると、破損する場合がありますのでご注意ください。)
種類 "入光"状態 "非入光"状態
透過型 有無検出
光量差検出
ミラー
反射型
有無検出
光量差検出
反射型 有無検出
マーク
検出
赤色光
緑色光

自動感度設定機能を装備している機種は、上記のような感度調整は不要で、ボタン設定によりワンタッチで感度調整が行なえます。

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マーク検出時の判別可能な色の組み合わせ

カラーマーク検出について

マーク検出は、カラーマークセンサLX-100シリーズ、カラーファイバセンサFZ-10シリーズ、マークセンサまたはファイバセンサで検出します。

LX-100シリーズ

<マークモード設定時>

赤色・緑色・青色の3LEDの中からマーク色と下地色の入光量の比(コントラスト)が最も大きくなる最適な光源色を自動選択しますので、より安定した検出が行なえます。

<カラーモード設定時>

赤色・緑色・青色の3LEDをすべて使用し、反射光を赤色・緑色・青色の比率で検出しますので、ティーチングされたマーク色のみを高精度に検出します。

FZ-10シリーズ

赤色・緑色・青色のLEDを使用し、色を3色の色成分で検出しますので、微妙な色差を判別できます。

マークセンサ、ファイバセンサ

光源色によりマーク色と下地色の判別可能な組み合わせは下表のようになります。

マーク色
下地色
- (B) (B) (G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B)
(B) - (G) (G) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B)
(B) (G) - (G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B)
(G)(B) (G) (G)(B) - (R) (R)(B) (R)(B)
(R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R) - (B) (B)
(R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(B) (B) - (B)
(R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(G)(B) (R)(B) (B) (B) -
(R) 赤色光
(G) 緑色光
(B) 青色光

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その他の注意事項

  • 弊社製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
  • 保護構造はケーブルまで含んで規定されていますが、ケーブル末端は防水処理されていませんので、保護構造の対象とはなりません。従って、ケーブル末端から水が浸入するおそれがある使用方法は避けてください。
  • 配線作業は、必ず電源を切った状態で行なってください。
  • 電源入力は、定格を超えないよう電源変動をご確認ください。
  • 電源に市販のスイッチングレギュレータをご使用になる場合には、必ず電源のフレームグランド(F.G.)端子を接地してください。
  • センサ取り付け部周辺にノイズ発生源となる機器(スイッチングレギュレータ、インバータモータなど)をご使用の場合は、機器のフレームグランド(F.G.)端子を必ず接地してください。
  • 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による誤動作の原因となります。
  • 蒸気、ホコリなどの多い所での使用は避けてください。
  • シンナーなどの有機溶剤や、水、油、油脂が直接かからないようにご注意ください。
  • 種類にもよりますが、ラピッドスタート式や高周波点灯式の蛍光灯の光は、検出に影響を及ぼすことがありますので、直接入光しないようにご注意ください。
  • 屋外で使用しないでください。
  • ケーブルの引き出し部に無理な曲げ、引っ張りなどのストレスが加わらないようにしてください。
  • 使用環境は、仕様に記載された範囲内としてください。また、透過型の仕様は、投光器、受光器同一環境で測定したものです。
    下記の周囲温度と周囲湿度のグラフの中で、グラフの内側(白色部)かつ各製品の保証周囲温度/湿度範囲内でご使用ください。保証周囲温度/湿度範囲内においてグラフの外側(斜線部)でご使用になる場合、周囲温度の変化により結露する場合がありますので、結露しないようご注意ください。
    また、0℃以下でご使用の場合は氷結しないようにご注意ください。製品の保存時も結露および氷結を避けてください。

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