製造現場の静電気対策
徹底ガイド
製造現場（工場・生産ライン・生産設備など）において、ダストの付着による接点不良や塗装ムラなどの「機能障害」、ワーク同士の付着による部品詰まりや成形部品の排出ミスなどの「生産障害」を引き起こす静電気。
静電気発生のメカニズムから対策方法、イオナイザー（静電気対策機器・除電器）の選定方法、アプリケーション別の事例、帯電量の管理など静電気対策全般について、分かりやすく説明します。
【パナソニック デバイスSUNX商品 および パナソニック デバイスSUNX竜野商品 製造者変更のお知らせ】
2024年4月1日以降、本ページ内の表記、およびダウンロード対象のマニュアル等の「パナソニック デバイスSUNX株式会社」および「パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社」を
全て「パナソニック インダストリー株式会社」と読み替えて適用するものといたします。
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製造現場の静電気対策 徹底ガイド
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力学現象によるトラブル
「力学現象によるトラブル」には、「ダストの付着」、「ワーク同士の付着」が挙げられます。
これらの現象の発生には、クーロン力やグレーディエント力（分極力）が影響しています。
ダストの付着帯電量が多くなると、ダストの付着が多くなります。  
機能に障害を生じる
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ワーク同士の付着静電気でワーク同士が付着します。 
生産に障害を生じる
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クーロン力
帯電した2つの物体間に働く静電気力の大きさはそれぞれの物体の持つ電荷の積に比例し距離の2乗に反比例します。
これをクーロンの法則といい、この力をクーロン力といいます。
帯電量が大きければ大きいほど、距離が近ければ近いほどお互いが引き合う力は強くなります。
グレーディエント力（分極力）
帯電した物同士が、クーロン力によって引き合う事は説明しました。
しかし帯電していないダストでも付着する場合があります。
帯電していないダストでも強く帯電した物体の近くでは極性が分極し、クーロン力と同じ様に引き合う力が発生し物体に付着してしまいます。
よって、ダスト付着防止には、製品側プラスチックの帯電防止・除去が必要となります。
よって、ダスト付着防止には、製品側プラスチックの帯電防止・除去が必要となります。
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